Zoom Workplace における AI 機能のレベルアップ: おまかせ AI Companion と Zoom Phone 向け AI Companion 機能の導入
AI Companion を活用して業務日の時間と労力を大幅に節約しましょう。
Zoom Workplace では、コミュニケーション、従業員エンゲージメント、スペース、生産性向上に関するソリューションを単一プラットフォームにまとめ、プラットフォーム全体で Zoom AI Companion 機能をご利用いただけます。
更新日 April 15, 2024
公開日 April 15, 2024
分散型チームやまとまりのないコラボレーション ツールは、職場に望ましくない複雑さ(ミーティングの増加、コミュニケーション チャネルのサイロ化、情報過多など)をもたらしました。企業はチームのコミュニケーションとコラボレーションの方法を再定義する必要があります。そのニーズに Zoom Workplace は答えることができます。
Zoom Workplace は、コミュニケーションの合理化、従業員エンゲージメントの向上、対面時間の最適化、柔軟な働き方全般での生産性向上により、組織がチームワークを再定義できるよう後押しする、新しい AI 搭載型コラボレーション プラットフォームです。皆様が信頼し、ご愛用いただいている Zoom のコア コミュニケーション プロダクトの全要素に、従業員エンゲージメント、スペース、生産性向上ソリューションのプロダクトを統合し、Zoom 体験内ですべてが完結する AI 搭載型サービスです。
Zoom Workplace は、追加料金なし* でシームレスに利用できる Zoom AI Companion で体験の質を高めることで、従業員の生産性を向上させ、コラボレーションを改善し、スキルを高め、時間を節約できるようにします。生成 AI に割増料金を支払う必要も、生成 AI が持つ強力な機能を利用できるユーザーを選択する必要もありません。
オープン プラットフォームの Zoom Workplace によってお客様に幅広い選択肢が与えられ、API、SDK、さらには Zoom App Marketplace に存在する 2,500 以上もの連携(Microsoft、Google などとの連携)を活用することでシームレスな体験を構築できます。
こちらの新しい Zoom Workplace の詳細を把握し、業務効率を高める方法をご確認ください。
業務日全般で使用する各コミュニケーション&コラボレーション ツールをすべて単一プラットフォームにまとめましょう。Zoom Workplace ならば可能です。本サービスでは、業務日に使用する各アプリが統合されています。チャット、電話、ビデオ、メールなどにおける流動的なコラボレーション、コミュニケーション、情報共有の仕組みを統合することで、生産性を高め、サイロ化を防ぐことができるようになります。
Zoom デスクトップ アプリをよく知るユーザーは、アプリ全体で新名称「Zoom Workplace」が表示され、多くの新しい拡張機能が利用できることに気付くでしょう。
何を選択した場合も、Zoom Workplace はユーザーが体験をセルフサービスで管理できるため、誰もが最適な方法で作業できます。
Zoom Workplace は、高品質かつ正確な結果を生成することで業務日全体の生産性を大幅に向上させる AI アシスタント、Zoom AI Companion を搭載しています。Zoom が委託した GigaOm の調査(2024年3月26日公開)によれば、AI Companion の文字起こしは 95% の精度を達成し、ミーティング内質問においては、ChatGPT-4(ウェブ)と比較して 4 倍の速さで結果を生成しました。
AI Companion を使用すると、ミーティングやチャット スレッドを要約して最新情報を入手することも、ホワイトボードでアイデアをブレインストーミングしてチームのコラボレーションを強化することも、チャットやメールの下書きを数秒で作成することもできます。AI Companion における AI へのフェデレーテッド アプローチは、業務の質を高め、多忙な日常業務に時間の余裕を生み出す目的で設計されています。さらに新たに発表された Zoom Phone 機能では、通話後の要約、ボイスメールの優先順位付け、タスクの抽出などにより、通話中および通話後の生産性をさらに高めることができます。
近日公開のおまかせ AI Companion は、AI Companion で利用できる新機能です。本機能を使用すると、Zoom プラットフォーム全体における複数のソースや一部のサードパーティ アプリケーションから、重要な情報を収集、統合、共有できるようになります。おまかせ AI Companion がユーザーの代わりに関連コンテンツ(ミーティング要約やチャット スレッドなど)を含むミーティング準備での資料作成、アジェンダの下書き、アイデアのブレインストーミングなどのルーティン タスクを実行することもできます。おまかせ AI Companion は Zoom Workplace 全体で利用できるため、この AI 搭載型デジタル アシスタントを日常的に多用することで、パフォーマンスを高め、スケジュールに余裕を持たせることができます。
業務日は多くの場合、ミーティング(準備、出席、決定事項に基づく行動)を中心に展開します。Zoom Workplace 機能の一環で、カレンダーとミーティングを合理化された単一タブに統合すると、ミーティング前後にもスムーズに情報を共有し、コラボレーションすることができます。
Zoom Workplace では、最高のパフォーマンスの発揮に必要な全機能が合理化されています。チームチャットを非同期型コミュニケーション用の一元的な場所として使用することで、複数のツールやミーティング メモにわたるドキュメントやチャットを探す手間が省けます。弊社は、誰もが最高のコラボレーション ツールを利用できるべきとの理念から、Zoom Workplace にはチームチャットを無料で組み込んでいます。結果として Zoom Workplace の価値は高まる一方です。
新しい [チームチャット] タブでは、リンク、ホワイトボード、リソースなどのチャネル関連アセットを単一ビューにまとめることで整理された状態を維持できます。アセット上でのコラボレーションやチャットを同時に行うこともできます。
Team Chat 内の共有スペースでは、チャネル グループを作成して会話を効率的に整理し、これらのグループを関連するチームメンバーと共有できます。
リリースが予定されているワークフロー自動化機能により、Zoom、サードパーティ アプリ、社内ビジネス アプリケーション全体でチームチャット ワークフローを自動化することで、チームの生産性を高めることができます。順序論理と条件論理に沿って、複雑で冗長なタスク(定期的なメッセージのスケジュール設定、承認フローの通過、チャット チャネルへの新規ユーザーの追加など)を自動化するように、ワークフローを設定できます。
「効果的なコラボレーション」とは、適切なツールを用意してつながりを維持することだけに留まりません。また、従業員同士や組織全体における関係性や信頼も重要な要素となります。
Zoom の従業員エンゲージメント ソリューションである Workvivo は Zoom Workplace と統合されており、組織はシャウトアウト、チームスペース、従業員アンケートを通じて、簡単に帰属意識とエンゲージメントを持たせることができます。Zoom は近日中に Zoom Rooms 向け Workvivo TV を提供し、Workvivo と Zoom をさらにシームレスに統合します。そうなればお客様は Zoom Rooms 用の Zoom 認定デバイスを使用して、重要なアップデート、ニュース、イベントを従業員へと即座に配信できます。
Workvivo のイントラネット プラットフォームを使用すると、チームやリーダーは企業 / グループ全体のメッセージを活用して、または従業員が必要な情報・リソースを簡単に見つけられるスペースを活用して、従業員に最新情報を共有することで、よりオープンかつ透明性の高いコミュニケーションを実現できます。
私たちは皆、従業員にとって柔軟な働き方や価値あるオフィス体験を実現する方法を模索しています。ハーバード ビジネス レビューの記事(2024年)によれば、60% の従業員がオフィスで働くメリットに比べ、毎日のオフィス出社に伴うコスト(金銭、時間、労力)のデメリットが上回っていると感じていました。オフィスにおける従業員のエンゲージメントと生産性を維持するために、組織は旧式のツールを使用すべきではありません。
Zoom Workplace には、従業員が対面時間を最適化し、オフィス外の従業員とのコラボレーションを強化できるようサポートする [ワークスペース] タブがあります。ワークスペース予約でデスクを予約する場合も、来客管理でクライアントの来社準備をする場合も、案内表示機能でワークステーションを探す場合も、すべてこちらの [ワークスペース] タブから操作できます。
Zoom Rooms では、さまざまなスペースを最適化してハイブリット ミーティングを主催できます。新しいコンパニオン Zoom Rooms を使用すると、Zoom Rooms タッチデバイスと Zoom ルームを簡単にペアリングし、コンパニオン デバイスから追加の入力装置(カメラなど)を使用して機能を追加できます。
AI 搭載型機能(インテリジェント ディレクターなど)を使用すると、リモート出席者が対面の同僚を表示してやり取りできるようになり、ミーティングがより包括的なものになります。近日リリースされる名前タグのスマート表示機能では、Zoom ルームにいるときに他のミーティング参加者に自分の名前を表示できるようにすることで、つながりをスムーズにします。これらの機能により、リモート従業員とオフィス内のミーティング参加者のコラボレーションとつながりが強化されます。
「Zoom One」の名称は「Zoom Workplace」へと変更されました。ご利用の際は Zoom デスクトップ アプリを最新バージョン(6.0 以降)に更新してください。詳しくはプランと料金のページをご覧ください。
Zoom Workplace について詳しくは、Zoom ウェビナーに参加して弊社の最新イノベーションの詳細ツアーに加わり、本プラットフォームがチームによるコミュニケーションとコラボレーションの再定義をサポートする仕組みをご確認ください。
編集者注: このブログは 2024 年 3 月 25 日に公開され、2024 年 4 月 15 日に現状の Zoom Workplace 機能を反映するよう編集されました。
* 注: Zoom アカウントに割り当てられた有料サービスから追加料金なしでご利用いただけます。また、AI Companion は、地域や業種によってはご利用いただけない場合があります。
** 新しく発表されたプロダクトと機能は、2024 年 4 月~5 月にかけてリリースされる予定です。一部の機能やプロダクトは、リリース時点において地域や業種によっては利用できない場合があります。