クラウドベースのエンタープライズ向けビジネス電話サービスを使用することで、エンタープライズ組織はどこからでもつながり、俊敏にコラボレーションできます。クラウド電話システムが皆様とチームに提供する高度な機能とエンタープライズ向けの多機能性についてご紹介します。
- 01 現代の組織のためのエンタープライズ向けビジネス電話サービス - Jumplink to 現代の組織のためのエンタープライズ向けビジネス電話サービス
- 02 エンタープライズ向けクラウド VoIP 電話のメリット - Jumplink to エンタープライズ向けクラウド VoIP 電話のメリット
- 03 クラウド VoIP が従来の固定電話より優れている理由 - Jumplink to クラウド VoIP が従来の固定電話より優れている理由
- 04 クラウド VoIP 電話の主な機能 - Jumplink to クラウド VoIP 電話の主な機能
- 05 エンタープライズ向けビジネス電話サービスのための Zoom Phone - Jumplink to エンタープライズ向けビジネス電話サービスのための Zoom Phone
- 06 エンタープライズ向けビジネス電話サービスについてのよくあるご質問 - Jumplink to エンタープライズ向けビジネス電話サービスについてのよくあるご質問
VoIP テクノロジーを使用しているクラウドベースのシステムは、エンタープライズ向けビジネス電話サービスにとって最適な選択肢です。VoIP を使用すると、従来の電話プロバイダーを介してではなく、インターネット上で電話を発着信できるようになります。
過去 10 年間で、何百社もの企業が VoIP に移行しました。VoIP というテクノロジーには、数々のメリットがあるからです。エンタープライズ向け VoIP ソリューションは、現代のビジネス界に統合型コミュニケーションを提供します。ビジネス用 VoIP システムは、一般的に価格がお手頃でセットアップも簡単にできる上、高い柔軟性を特長としています。しかし、企業がビジネス用 VoIP ソリューションに移行する主な理由は、こうしたシステムが現代のグローバル エンタープライズに提供する、数々の高度な機能を利用することにあります。
では、組織が最適なビジネス電話サービスを選択するにあたってカギとなるポイントをご紹介します。
ホスト型クラウド VoIP システムは多くの場合、ハードウェアのコストが膨大でインストール要件が煩雑なオンプレミス ソリューションより、手頃な価格で展開できます。ホスト型クラウド電話は VoIP プロバイダーが保守管理するため、専門知識とノウハウを持つ専門のアカウント管理部門は不要です。
エンタープライズ向けビジネス電話サービスへの切り替えをご検討中のお客様に、従来のオンプレミス PBX システムよりクラウド電話システムを推奨する理由をいくつかご紹介します。
さらに、包括的な UCaaS ソリューションの一部として電話システムをクラウドへ移行すると、エンタープライズはさらなるビジネス上のメリットも享受できます。ユニファイド コミュニケーションは、電話、ビデオ カンファレンス、またはチャットを介して、1 つの合理化されたプラットフォームで皆様とチームをつなぐため、お好みのチャネルで顧客とコラボレーションしたり、コミュニケーションをとったりできます。
クラウド電話システムは、従来の電話テクノロジーに太刀打ちできるだけでなく、インターネット時代のビジネス向けに開発されたため、より一層優れていることが多いのです。さらに、VoIP ビジネス電話システムには、ユニファイド コミュニケーション ツール(ビデオ カンファレンス、チャット、SMS など)や、最新の機能(発信者 ID、コール レコーディングなど)があらかじめ搭載されています。また、エンタープライズの中核となるアプリケーションと連携すると、生産性の向上が見込めます。
では、エンタープライズ向けのビジネス電話サービスにおいて、ビジネス用 VoIP 電話が従来の固定電話というオプションよりも優れている理由を、いくつかご紹介します。
VoIP | 固定電話 |
HD 音質 | 標準の音質 |
ほぼすべてのデバイスから通話が可能 | 従来の卓上電話でのみ機能 |
低コストで明瞭な価格設定 | 特に高度なシステムの場合はコストが高くなる |
通話、ビデオ カンファレンス、SMS のすべてを 1 つのプラットフォームで実現 | 通常の通話とカンファレンス通話のみ |
低コストで即時にユーザーを追加 | 物理的な固定電話回線と高コスト機器によって制限を受けるユーザー数 |
主要な OS すべてに対応する直感的なアプリとソフトウェア | ソフトウェアやアプリは提供されない |
一般的なビジネス用ソフトウェアおよびアプリケーションとの統合 | 統合は提供されない |
世界中のエンタープライズが自社のビジネス電話サービスにクラウド VoIP を選択する理由は、多数あります。直感的なユーザー体験と堅牢な機能を備えたクラウドベースのビジネス電話システムがあれば、音声コミュニケーションが向上し、チームは従来の卓上電話機から解放されます。
以下ではクラウド型ビジネス用 VoIP の主な機能を一部ご紹介します。
優れたビジネス電話サービスに切り替える準備はよいですか?
現在使用しているビジネス電話システムを進化させましょう。VoIP 電話システムに対するご質問や詳細情報については、弊社のチームにお問い合わせください。
クラウドベースのビジネス電話システムは、現代の最先端エンタープライズが必要とする機能や柔軟性を備えています。Zoom Phone は、企業が 1 回の簡単な移行でコミュニケーション システムを統合、簡素化し、将来を見据えたものにするのに役立ちます。Zoom Phone は、音声、ビデオ、カンファレンス、チャット、さらには SMS メッセージを単一プラットフォームに統合することで、不必要なコミュニケーション ネットワークの複雑さを軽減します。
多国籍企業の場合、エンタープライズ向けビジネス電話サービスのメリットはさらに大きくなります。Zoom のビジネス電話システムは、企業が通信事業者とコミュニケーション プロバイダーをグローバル規模で統合できるようにすることで、エンタープライズ レベルのコミュニケーションをシンプルかつシームレス、そして直感的に理解可能な方法で管理できるようにします。
Zoom のビジネス電話システムでは、Bring Your Own Carrier オプションを利用できます。これを利用すれば、企業はハイブリッド モデルを選択できるようになり、Zoom Phone のすべての高度機能(コール レコーディングなど)にアクセスできると同時に、既存のプロバイダーの契約、通話料金、電話番号を維持できます。また、各組織独自のスケジュールに合わせて、完全なクラウドベースのビジネス電話システムへ、さらに段階的に移行できるようになります。
はい。Zoom Phone は、現在のプロバイダーからのビジネス電話番号のナンバー ポータビリティをサポートしています。弊社のシステムにより、既存の電話番号を簡単に移行したり、新しい番号を取得したりできます。具体的なプロセスは、現在ご利用のプロバイダーによって異なります。Zoom チームがサインアップ中にポートプロセスを案内します。
Zoom Phone には、あらゆるニーズと予算に対応するスケーラブルなエンタープライズ向け電話プランがあります。従量制通話プランは、ユーザー 1 人当たり月額 10 ドルから始められます。北米地域の無制限プランは、ユーザー 1 人当たり月額 15 ドルから始められます。プロ グローバル セレクトは、ユーザー 1 人当たり月額 20 ドルから始められます。詳細情報は料金ページをご覧ください。または、今すぐ Zoom 営業担当にお問い合わせいただき、お客様独自のニーズをお伝えください。
従来の PBX からのエンタープライズ向け電話システムへの移行は、複数のステップからなるプロセスで構成されます。Zoom のオンボーディング チームによる移行サポートを受けることもできますが、企業向けの通常のプロセス概要は次のとおりです。
- インベントリと評価 – 既存のハードウェア、既存のビジネス電話回線、従業員数、事業所などのインベントリを作成することから始めます。また、現在の帯域幅の可用性を評価し、VoIP への移行が接続速度と帯域幅の使用にどのように影響するかを推定する必要があります。現在のネットワークの全体像を掴み、エンタープライズ向け VoIP に移行するときに企業が必要とするものを明確に把握しておくと、スムーズに移行できます。
- コラボレーションと見積もり – エンタープライズ レベルで VoIP ビジネス回線に移行する場合、社内部署間のコラボレーションが必要になるケースが多々あります。移行をできるだけスムーズにするには、エンタープライズ VoIP に移行する前に、LAN または WAN の信頼性、帯域幅の可用性、ネットワークのパフォーマンス、その他の関連要素を十分に評価してください。
- 営業担当へのお問い合わせ – 企業の現在のテレフォニー ネットワークのインベントリと評価が完了したら、ビジネス回線を購入するために Zoom Phone 営業担当にお問い合わせください。企業クライアントのお客様は、ビジネス電話システムへのパーソナライズされた移行計画の作成について、営業担当者に直接連絡することをお勧めします。
- ポート番号 – 次に、企業は既存の電話番号を新しい VoIP プロバイダーに移行するためのポートプロセスを開始する必要があります。Zoom Phone プロフェッショナル サービスはこのプロセスを支援できますが、通常、企業は既存のプロバイダーに連絡してビジネス回線のポートを開始する必要があります。
- ハードウェアの調達 – 多くの場合、次のステップは、ビジネス電話システム用に IP 対応の電話ハードウェアを調達することになります。目的のセットアップに応じて、これには、オフィス内の新しい固定電話機、カンファレンス電話、またはオフィス内コンピュータを介した VoIP 通話用のシンプルなヘッドセットが含まれる場合があります。初期費用を削減するために、企業の皆様は Zoom Phone Hardware as a Service の利用をぜひご検討ください。
- 設定とカスタマイズ – 社内の IT チームおよび Zoom Phone のサポートチームと協力して、企業は新しいビジネス用 VoIP システムの設定とカスタマイズに進むことができます。この作業には、物理ハードウェアとネットワーク コンポーネントの設定および Zoom Phone のバーチャル機能のカスタマイズが含まれます。
- カットオーバーのスケジュール – 新しいシステムを適切に設定したら、ビジネス用 VoIP への完全な移行のカットオーバー日をスケジュールできます。組織の規模とネットワークの要件によりますが、これはすぐに実施する場合と、多段階のプロセスを経て完了する場合があります。
当社の専任エンタープライズ営業チームが切り替えをお手伝いします。オンプレミス PBX からクラウド型ビジネス電話サービスへの移行についてご不明点等ございましたら、今すぐお問い合わせください。
必須ではありません。Zoom のビジネス電話システムは、一部のオフィス固定電話機と互換性があります。また、Zoom は「ソフトフォン」もサポートしています。つまり、従業員は安価なヘッドセットを使用してオフィスのコンピュータから直接電話をかけることができます。Zoom Phone Hardware as a Service は、企業が Zoom から直接ビジネス電話用ハードウェアを注文できるようにする、もう 1 つの実行可能なオプションであり、初期費用はほとんどかかりません。