シュプリンガーネイチャー・グループの日本法人は、シュプリンガーネイチャー・ジャパン株式会社が展開しており、1980年代に日本での活動を開始しました。現在、シュプリンガーネイチャーでは、編集、セールス、マーケティング、制作部門、カスタム・メディアやヘルスケアのサービスなどでおよそ200人のスペシャリストが働いています。国内のスタッフは、世界的に展開される事業活動の担い手として、著者・編集者、機関や学会に向けたサービスを提供しています。その活動は、ジャーナルや書籍の出版、個人や機関に向けたジャーナル・書籍の販売やマーケティング、研究機関や企業の活動や研究成果を国内外に訴求する広告・スポンサーシップやカスタム出版・メディア制作サービス、研究者に向けた論文執筆・出版トレーニングサービスなど、多岐にわたります。
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シュプリンガーでは、その設立以来、日本のトップ研究者による書籍を学術分野全般に亘って1300冊以上出版してきました。また、ネイチャー・ポートフォリオでは、フォトニクスと光学において世界トップレベルのジャーナルであるNature Photonics の編集部を日本で立ち上げました。
また、シュプリンガー、ネイチャー・ポートフォリオ、およびオープンアクセス誌であるBMCなどとあわせて、83誌の国内学会誌を含む101誌のジャーナルを出版しています(2021年2月現在)。
最先端の科学情報へのアクセスを容易にするため、日本語、韓国語といったアジア地域の言語に対応しているウェブサイトのnatureasia.comでは、ネイチャー・ポートフォリオの刊行物の情報に加えて、Nature やNature 関連誌の編集部が厳選する研究の概要や、日本人著者のインタビュー記事などを紹介しています。日本語刊行物としては、Nature のニュースや特集記事セクションをもとにした月刊誌Nature ダイジェスト を発行しています。
米国最古の一般向け科学誌であるScientific American と日本経済新聞出版社とのジョイント・ベンチャーである日経サイエンス社では、一般読者に好評の月刊科学雑誌日経サイエンスを出版しています。
シュプリンガー・ヘルスケアでは、日本国内の製薬企業が展開するエビデンスに基づく情報提供活動をサポートし、ヘルスケアに貢献することをミッションとしています。医学・薬学関連のあらゆる領域を網羅したジャーナルやブックなど、シュプリンガー・ネイチャーが有する豊富なオリジナルコンテンツと世界各国に拠点を持つグローバル・ネットワークを活かし、企業毎のニーズに応じた効果的なツールを提供しています。
今後も、世界的な出版社として研究、学生、専門領域の発展を支援すると共に、アジア太平洋地域各国のニーズに適した柔軟且つ高品質なサービスを提供すべく邁進いたします。
シュプリンガーネイチャー・ジャパン株式会社
代表取締役社長 アントワーン・ブーケ