【骨髄移植普及促進プロジェクト】 1人でも多くの方の命を救うために

カテゴリー:健康・福祉 

main_img

寄付金額 58,000

2.1%

目標金額:2,700,000

達成率
2.1%
支援人数
7
終了まで
55
/ 90

大阪府堺市(おおさかふ さかいし)

寄付募集期間:2024年9月30日~2024年12月28日(90日間)

大阪府堺市

プロジェクトオーナー

日本では、毎年新たに約1万人の方が白血病や再生不良性貧血などの血液疾患を発症しています。そのうち骨髄バンクを介して移植を必要とする患者さんは毎年少なくとも2000人以上います。
骨髄移植には患者さんとドナーのHLA型(白血球の型)の適合が必要ですが、せっかく適合したとしても、ドナーの様々な事情により、実際に移植を受けることができる方は約半数と言われています。
堺市では、一人でも多くの方の命救うために、ドナーが骨髄を提供しやすくなるよう、ふるさと納税による寄附金を活用した骨髄ドナー支援事業の実施をはじめ、ドナー登録会の実施など骨髄移植の普及促進に取り組んでいます。
骨髄移植を必要とする全国の患者さんの力となるよう、堺市の取組にご支援をお願いします。

白血病等の治療が困難な患者さんの希望を未来につなげる骨髄移植

骨髄は、骨の内部に存在するスポンジ状の組織で、その中に多くの造血幹細胞(白血球・赤血球・血小板のもとになる細胞)が含まれています。
骨髄移植はドナーに全身麻酔をして注射器で骨髄液を吸引し、採取した骨髄液を患者の静脈へ点滴で注入する治療法です。

骨髄移植の成功のカギはHLA型の適合です

骨髄移植は、血縁者間の移植と、日本骨髄バンクに登録された方からの移植があります。
骨髄移植が成功するには、患者さんと、提供する骨髄(造血幹細胞)との白血球の型であるHLA型が一致することが必要です。HLA型は、兄弟姉妹間では4分の1、非血縁者(他人)間では数百~数万分の1しか適合しないと言われています。

日本の骨髄移植の現状
~一人でも多くの骨髄バンクドナー登録を必要とするわけ~

日本では、毎年新たに約1万人の方が白血病などの血液疾患を発症しています。そのうち、日本骨髄バンクを介して骨髄移植を必要としている患者さんは、毎年2000人以上いらっしゃいます。
現在の骨髄移植率は、毎年50%台で推移しており、1人でも多くの方々にドナー登録をしてもらう必要があります。また、骨髄ドナー登録者の40%近くが45歳以上と年齢に偏りがあり、55歳でドナー登録から抹消されるため、今後10年で登録者が大きく減る見込みです。このような中、若年層のドナー登録者を増やすことが求められています。

多くの患者さんが骨髄移植を待ち望んでいますが・・・・

ドナーの候補は、まず、兄弟姉妹などの血縁者の中で探しますが、血縁者にHLA型が一致したドナーが見つからない場合は、日本骨髄バンクに登録された方からドナー候補を探します。
ドナー候補となった方は、患者さんを助けたいという思いがあっても、
〇 骨髄採取に関するリスクや不安
〇 家族からドナーとなる同意を得られない
〇 ドナーの健康上の問題
〇 ドナーが引っ越し等で連絡がつかない など
様々な要因で、約2人に1人しか移植を受けられない状況にあります。

骨髄移植を必要とする全ての人が移植を受けることができるように

一人でも多くの命を救うために、骨髄移植を必要とするすべての人が移植を受けることができるようになるには、以下のことが必要と考えています。

〇 たくさんの方々に骨髄移植への理解を進めること
〇 特に若年層のドナー登録者を増やすこと
〇 ドナーが骨髄を提供しやすくなる環境を整えること

堺市で実施している骨髄移植普及促進プロジェクト

堺市では、骨髄移植についての理解を深めるため、学生との学習会や映画上映会、語り部講演会等様々なイベントを通じて、骨髄移植の普及促進に取り組んできました。2023年10月には、『骨髄移植について理解を深める医療講演会』を開催し、移植を受けたご本人やご家族からの話、ドナーからの骨髄提供の体験談、医師による骨髄移植の実情等についてご講演いただきました。
また、NPO法人関西骨髄バンク推進協会や大阪府赤十字血液センターと連携し、ドナー登録者の増加を図るため、『献血併行型ドナー登録会』(献血会場でのドナー登録会)の開催や、ドナーの入院・通院費を支援しています。
2024年度においては、若年層への啓発のため、大学生等を対象に、学校の特別授業の場で講演を実施します。

寄附金の使い道

皆様からいただいたご寄附は、骨髄ドナーが骨髄を提供しやすい環境の整備や、骨髄移植についての理解を深めていただくための取組に活用します。

①骨髄ドナー支援事業   
ドナーが骨髄を提供しやすい環境を整え、骨髄移植の推進を図ることを目的に実施します。
〇支援対象
・1年以内に日本骨髄バンクを通して骨髄提供した方で、提供日時点で堺市在住の方
・同種同類の助成等を受けていない方
・ドナー休暇制度のある企業・団体などに勤務していない方(学生、非正規職員など)
〇支給金額
・通院・入院 1日あたり2万円※上限14万円

②普及啓発事業
普及啓発イベント(講演会の開催、大学生との勉強会、特別授業)など骨髄移植についての理解を深めていただくための取組(特に若年層への普及啓発)を推進します。

※目標金額に達しない場合や、目標金額以上のご寄附をいただいた場合においても本事業に活用させていただきます。

事業にかける想い

堺市長 永藤 英機

写真

毎年、全国で数万人の方が白血病などの重い血液疾患と診断され、そのうち骨髄移植を望む患者さんが約2000人おられます。一方で、実際に移植を受けることができるのは移植を待つ方の半数程度です。

より多くの患者さんが再び元気に生活するためには、ドナー登録者を増やすことが大切ですが、全国的に若年層(18歳~29歳)の登録者数は少なく、働きかけを強化する必要があります。

堺市では、特に若い世代の方を中心に骨髄移植に対する理解を深めていただく取組を進めています。さらに、通院・入院時の費用支援など骨髄を提供しやすい環境を整える「骨髄ドナー支援事業」を実施しています。

一人でも多くの患者さんの命を救うために、皆様のご支援をよろしくお願いします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

大阪府堺市

未来へ飛躍する自由・自治都市 堺

古代には仁徳天皇陵古墳をはじめとする百舌鳥古墳群が築造され、中世には海外交易の拠点として「自由・自治都市」を形成し、わが国の経済、文化の中心地として繁栄してきました。
戦後、臨海コンビナートと泉北ニュータウンの造成により、現在の姿に。84万人の人口を有する政令指定都市・堺は、南大阪の中核的都市として、関西の文化・経済を牽引しています。