新日本フィル「音楽の力で人とまちを元気に」2024

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 10,785,000

30.8%

目標金額:35,000,000

達成率
30.8%
支援人数
22
終了まで
105
/ 121

東京都墨田区(とうきょうと すみだく)

寄付募集期間:2024年9月2日~2024年12月31日(121日間)

東京都墨田区×公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団

プロジェクトオーナー

公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団(新日本フィル)は、1972年に指揮者・小澤征爾氏、山本直純氏の下で結成され、墨田区を拠点に、演奏活動や教育・社会貢献活動を行ってきました。2023年からは佐渡裕氏を第5代音楽監督に迎えています。
人びとの心を動かす力のある音楽。暗いニュースも多い情勢ですが、たくさんの感動をお伝えできるよう日々音楽活動に邁進しています。本プロジェクトは、普段音楽に触れる機会の少ない方々にも幅広く音楽を届けるためのプロジェクトです。皆さまのご支援が多様な方々の新しい感性を動かす音楽となって届きます。どうぞよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

音楽のある街ってすばらしい!

「すみだ」は音楽の街なんです!

墨田区が「音楽都市構想」を発表した1988年、新日本フィルと墨田区は、全国初となるオーケストラ団体と自治体とのフランチャイズ契約を結びました。

1997年に開館したすみだトリフォニーホールを拠点とし、コンサートやリハーサルを行うほか、毎年、区内の全小中学校へ出向くアウトリーチ活動、すみだトリフォニーホールに聴きに来てもらう音楽鑑賞教室、「はたちのつどい」での演奏などを続け、墨田区の子どもたちにオーケストラ、音楽に触れる機会を届けています。

2023年4月より、世界的な指揮者、佐渡 裕氏が第5代音楽監督に就任しました。佐渡氏は「すみだ音楽大使」としても、より音楽が身近に感じられるすみだの環境づくりに力を入れてまいります。

実はまだ知らない人がたくさん・・!

残念ながら、すみだ=音楽の街というイメージはまだ浸透しておらず、実際にホールに足を運び生の演奏を楽しめている方はごく一部に過ぎません。

音楽の持つ、言葉も世代の垣根も越えて人びとの心を潤す力を信じ、普段はなかなかご来場いただけない方にも、この機会にすみだの地で新日本フィルの音楽をお楽しみいただきたいと考えています。

言葉や文化、時代を超えて音楽を届けたい!

コロナ禍の制限も緩和し、訪日観光客の方の姿も多くみられるようになりました。主要な空港や駅、ランドマークからのアクセスが良い墨田区も例に漏れません。しかし、東京スカイツリーへの観光、宿泊先というだけにとどまってしまい、すみだの地域が誇る文化を知っていただけていないという課題があります。
すみだに根付く文化的芸術や、歴史的に魅力のあるコンテンツを体験・体感してもらうことが、さらなる訪日客の拡大に寄与し、地域の活性化につながると考えます。
墨田区内の宿泊施設や観光拠点と連携し、言葉の垣根を超えるグローバルな「音楽」をきっかけに、目や足を止めてもらう機会を生み出します。

また、今年2月6日、新日本フィル創設者でもある偉大な指揮者、小澤征爾氏が惜しくもこの世を去ってしまいました。共演を重ねた50年余りの中で、音楽的に、それ以外の点でも、小澤氏から多くの事を学び、影響を受けてまいりました。
小澤氏から受けた薫陶を大切に、世代を超えて未来へと紡いでまいります。

寄付金の使い道

より多くの「音楽との出会いの場を生み出す」ために、今回のクラウドファンディングでは、皆さまからのご寄付で下記の事業を行います。

①普段なかなか気軽に音楽に触れる機会のない方へ、新日本フィルの演奏会のチケットをプレゼント

具体的には、

(1)首都圏・全国の中高生
(2)インターナショナルスクール生・日本語学校生
(3)医療・福祉・介護等の施設の利用者
(4)外国人観光客、在住者
(5)医療従事者

などをおもな対象として、すみだトリフォニーホールで開催する新日本フィルが主催する公演のチケットをプレゼントします。

チケットのプレゼント先について、寄附者の方の母校や関係のある団体様などご要望がありましたらご相談ください。(調整の結果、ご要望に沿えない場合もございます。)

②小澤征爾追悼公演 区民限定動画配信

2024年8月31日に、すみだトリフォニーホールにて故・小澤征爾氏の追悼公演を行いました。
本公演の一部を、後日、墨田区民限定にて動画配信いたします。

③すみだ区民限定コンサートの開催

すみだトリフォニーホール大ホールにて、墨田区民限定のコンサートを開催し、日本屈指の音響を誇るホールでオーケストラの重厚なサウンドをご堪能いただきます。
当コンサートでは「電子チケット」普及の取組みにもチャレンジし、ゆくゆくは「紙のチケット」が削減されることも目指します。

④まちかどコンサート

一人でも多くの方に音楽の感動をお届けするため、楽員が積極的に墨田区を中心とする街角に出向き、演奏活動を行います。
昨年度ご好評いただいた、向嶋墨堤組合の芸者衆とのコラボコンサートも再演予定です。
また、墨田区内の宿泊施設や観光拠点と連携し、新日本フィルの演奏に触れていただく機会を作ります。宿泊施設でのラウンジコンサート、観光客の集まる場所でのまちかどコンサートなどを予定しています。

《2024年度 まちかどコンサート開催予定》
10月5日(土)、6日(日) 第49回すみだまつり第54回こどもまつり内、ほか

④まちかどコンサート

⑤まちかどワークショップ

区内の保育園や学童、児童館などを対象に、音楽を聴くだけでなく「一緒につくる」ワークショップを行います。

⑥まちかど配信

墨田区内の施設、企業、店舗にて小編成のアンサンブルを収録し、新日本フィルのメンバーによる音楽とともに墨田区の名所の案内をいたします。
動画を見て「ここに行ってみたい!」と思った方は、ぜひ実際に墨田区へ足を運んでいただきたいと思います。

⑦小澤征爾氏をはじめとする過去の演奏録音 アーカイブ(保存資料)の作成

楽団創設以来共演を重ね、トリフォニーホール建設時にも関与した日本を代表する指揮者・小澤征爾氏との数多くの演奏は、記録として残ってはいるものの、CD等の媒体として世に出回っている数は多くありません。
他にも、新日本フィルは名立たる世界的なアーティストと共演し、すみだの地から名演をお届けしてまいりました。

そんな数々の演奏記録を、未来へ残していくべき財産として保存するため、アーカイブ(保存資料)を作成します。

今回新たに作成するCDは、本プロジェクトへのご寄附の返礼品としてもお選びいただけます。
当時の感動が蘇る熱演、ぜひお聴きください。

⑦小澤征爾氏をはじめとする過去の演奏録音 アーカイブ(保存資料)の作成

新日本フィルハーモニー交響楽団より

新日本フィルハーモニー交響楽団 専務理事 林 豊

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新日本フィルハーモニー交響楽団への変わらぬご支援に対し、厚くお礼を申し上げます。ようやく新型コロナも終息し、ブラボーの声が普通に聞こえるようになってまいりました。コロナ禍でのご支援に関して改めて感謝申し上げます。

今回で8回目の挑戦となるふるさと納税型クラウドファンディング「すみだの夢応援助成事業」も、毎年多くの方々から非常に大きな金額のご支援を賜り、感謝に堪えません。「音楽の力で人とまちを元気に」と題した事業も、年々充実したものとなっております。

今年の2月に弊団の創立者である小澤征爾さんがお亡くなりになりました。小澤さんの音楽が未来へ受け継がれていくことを願い、いつも支えていただいている皆様に音楽の力で恩返しができるよう、より一層、心を込めて事業にも力を入れて参ります。

2024年も充実した活動を皆様に支えていただきたく、返礼品も例年にも増して新日本フィルらしい特徴や希少性のあるお品を揃えさえていただきました。

ひとりひとりのご寄付が、音楽文化の継続と成長に繋がります。そして、一つの曲が人々の心に響き、笑顔と感動を与えることができます。
私たちとともに、音楽の力で人とまちを元気にしていくために、ご賛同いただけます様、お願い申し上げます。

第5代音楽監督 佐渡 裕

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こんにちは。佐渡裕です。
2024年は新日本フィルの音楽監督2シーズン目、「すみだ音楽大使」に就任して3年目となりますが、すみだトリフォニーホールをはじめとする新日本フィルのコンサートを指揮するほか、墨田区内の学校に指導に行ったり、区内のお店や企業を訪問したりと、すみだの音楽文化活性化のため、コンサートホールの内外での活動を続けています。

私が指揮者を目指すきっかけとなったのは、小学生の頃にテレビ番組「オーケストラがやってきた」で今年2月にこの世を去られた小澤征爾さんに憧れたからです。番組で演奏していたのは新日本フィルでした。
私が指揮者として歩んできた中でも、いくつものターニングポイントに小澤さんのご助力やアドバイスがあり、留学を経て31歳になった私を新日本フィルの指揮者に推薦してくださったのも小澤さんでした。
もうお目にかかれないのは寂しい限りですが、小澤さんから受けた薫陶を糧に、新日本フィルと一緒にすみだがもっともっと「音楽のまち」として活気づいていくよう、力を尽くしたいと思っています。

今年も墨田区のふるさと納税を使った「すみだの夢応援助成事業」を実施させていただけることになりました。墨田区民の皆さんにも、区外からすみだを訪れた方にも、音楽を通じて心にビタミンを蓄え、元気になる、思い出に残る体験をしていただきたいと思います。
ぜひ、多くの方からのご賛同、よろしくお願いいたします。

創立50周年を迎え、その先の未来へ

地元すみだの活性化とともに

2022年に創立50周年を迎えた新日本フィルは、すみだトリフォニーホールの開館からすみだを拠点に歩みを共にしてまいりました。

すみだの街もまた、「日本と西洋」「伝統と最先端」など、多様な文化・芸術が混ざり合う、ほかに類を見ない魅力のあふれる地域に進化し続けています。

この街に根を張るオーケストラとしてのアイデンティティを強く打ち出し、さらに「音楽のまち」として周知すべく、今回の事業に臨んでまいります。

音楽を連れて、街へ出よう

オーケストラを率いる担い手のひとりになりませんか?

オーケストラによる生演奏の醍醐味とは、何よりもこの瞬間にしか出逢えない音楽を体験できることです。

その経験をより良きものとしていただくべく、私たちは日々の演奏活動の充実、クオリティの向上に多くの時間と労力を費やしています。だからこそ人に感動を与えられると自負しています。

文化の面から社会へ貢献するという使命を果たすため、ぜひともご支援をお願いいたします。
オーケストラだからこそ実現できうる夢や希望、無限の可能性にご期待ください。

寄付者の皆様へ

墨田区長 山本 亨

「すみだの夢応援助成事業」への御支援をよろしくお願いします!

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墨田区では、「地域を盛り上げたい」「地域の困りごとを解決したい」といった、すみだの街を元気にするプロジェクトを応援する取組として、「すみだの夢応援助成事業」を実施しています。
この助成事業は、区内で実施する「新規性のある意欲的なプロジェクト」を募集し、対象に選定された事業を実施する団体に対して、区がふるさと納税を活用したクラウドファンディングの機会を提供し、そこで集められた寄付金を助成金として交付することにより、プロジェクト=“すみだの夢”が実現する仕組みとなっています。
平成29年度から、それぞれの団体が、地域力の向上や文化芸術活動に関連するさまざまなプロジェクトを展開し、活動しています。
皆さまの温かい御支援と御協力をお願いするとともに、この “すみだの夢”実現への取組を通じて、新たな交流が生まれ、街の活性化につながることを期待しています。
また、より多くの皆さまに墨田区の魅力を知っていただき、訪れてくださることを心より願っています。

このプロジェクトは令和6年度すみだの夢応援助成事業です
このプロジェクトは令和6年度すみだの夢応援助成事業です

本プロジェクト限定のお礼の品をご紹介

本プロジェクトのお礼の品でしか手に入らない、非売品の特製CDをご紹介します。
小澤征爾氏×新日本フィルの名演をはじめ、世に出回っていない選りすぐりの熱演を収めました。

【注意事項】

※プロジェクトページ下部の「お礼の品一覧」よりお申し込みください。

お礼の品一覧

【注意事項】

区外の方だけでなく、墨田区民の方もこのプロジェクト(墨田区)にふるさと納税ができます。また、控除も受けられます。
※区民の方は【墨田区民不可】と記載されているお礼の品(セット含む)はお選びいただけません。
※法人の方は返礼品をお選びいただけません。
※お礼の品は変更・追加される可能性があります。

現在進捗情報はありません。

東京都墨田区

墨田区(すみだく)は東京都の東部に位置する、隅田川と荒川に挟まれた町。江戸時代には運河の水利を活かした地場産業が発達し、明治から昭和にかけては次々と町工場が生まれ、その技術や技能は現代にも受け継がれています。毎年夏に開催される隅田川の花火大会は、江戸時代より続く夏の風物詩。両国にある国技館では、大相撲の数々の名勝負が繰り広げられています。2012年には東京スカイツリーが誕生。国内外より多くの観光客が訪れています。

<このプロジェクトは令和6年度すみだの夢応援助成事業です!>
すみだの夢応援助成事業とは、すみだのまちを元気にするプロジェクトを支援する助成制度です。墨田区は民間事業者のプロジェクトに対し、「ふるさと納税を活用したクラウドファンディング」の機会を提供し、寄付者は共感するプロジェクトを個別に指定して応援することができます。いただいた寄付金は指定したプロジェクトへの助成金として交付します。すみだの夢応援助成事業の詳細は、墨田区ホームページ(https://www.city.sumida.lg.jp/kuseijoho/sumida_kihon/governance/yumeouen_jyoseijigyo/index.html)をご覧ください。