AEDで「救える命」があります 久喜市の全ての小中学校にAEDの屋外設置を!

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 314,000

31.4%

目標金額:1,000,000

達成率
31.4%
支援人数
24
終了まで
77
/ 90

埼玉県久喜市(さいたまけん くきし)

寄付募集期間:2024年7月3日~2024年9月30日(90日間)

埼玉県久喜市

プロジェクトオーナー

2004年からAEDは、医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになったことから、久喜市ではこれまで公共施設内や一部の屋外施設へ設置を進めてきました。
突然の心停止は誰にでも起こりうることですが、特にスポーツとの因果関係は深いと言われており、近年、久喜市のスポーツ施設においても、AEDの使用により救命につながったケースが相次いで発生しました。
このようなことから久喜市では、24時間いつでも誰でも使用できるAEDを充実させたいとの思いで、市内全ての小中学校にAEDを屋外設置することをめざしています。
みなさまのご支援、ご協力をお願いいたします。

スポーツ中の突然死をなくしたい

スポーツの場として学校を利用する多くの人が使いやすいAEDに

久喜市では休日や夜間に小中学校の運動施設を市民に開放し、スポーツの場として多くの方に利用いただいています。令和5年度は205団体、延べ174,716人の利用がありました。
これらの利用者は、主に学校が閉まっている時間帯に施設を利用するため、1分1秒を争う緊急時において「休みの校舎に入ってもいいのか」「窓ガラスを割ってもいいのか」といった判断の遅れが生じる懸念がありました。
そこで、いつでも誰でもアクセスしやすいように屋外にAEDを設置し、救える命を救えるようにしたいと考えています。

もしもの時に確実に使えるように保管したい

真夏の直射日光下でも一定の温度に保てる収納ボックスを

AEDを屋外に設置する場合、防水や防塵対策のほか、真夏の直射日光下でも一定の温度に保つことができる収納ボックスが必須となります。
いざ緊急時に使おうとしても、壊れていては救える命も救えません。
今回のご支援は、久喜市の小中学校全31校に、屋外用AED収納ボックスを設置する費用に充てさせていただきます。
設置場所については、各学校と協議のうえ、どこからでもAEDを取りに行きやすい場所に設置します。

【屋外用AED収納ボックスの設置費用】
 屋外用AED収納ボックス1台(設置費込み):約20万円
 ×31校=約600万円(最終目標金額)

【目標金額に達しなかった場合又は目標金額を超えた場合の寄付金の取扱い】
 目標金額に達しなかった場合は、集まった寄付の範囲で可能な台数を設置させていただきます。1台分に満たない金額は、既存のAEDの維持管理費に充てさせていただきます。
 目標金額を超えた場合につきましても、超えた分は既存のAEDの維持管理費に充てさせていただきます。

【屋外用AED収納ボックスを設置する学校の優先順位】
 学校体育施設開放事業の利用者数の多い学校を優先して設置します。

地域全体で使えるAEDにしたい

必要な時に誰もがAEDを使える環境を

今回のご支援でAEDを屋外設置した学校には、地域の人々にもAEDの設置場所が分かるような掲示を行い、学校利用者だけではなく、地域全体でAEDを利用できる環境の充実をめざします。

できるだけ早期に設置できるように進めます

事業の実施スケジュールです。2024年12月の運用開始を予定しています。
2024年10月 設置場所について学校と協議、設置業者の選定
   11月 各学校に屋外用AED収納ボックス設置、AEDのリース契約締結
   12月 屋外に設置したAEDの運用開始

久喜市長 梅田修一

市民が安心してスポーツに取り組める環境を

久喜市は2020年に「健幸・スポーツ都市」を宣言し、誰もがスポーツに親しめる環境づくりを進めており、多くの市民がスポーツを通じて健康づくりに励んでいます。私自身もランニングを趣味としており、フルマラソン大会への出場経験もあります。
スポーツは健康で文化的な生活を営む上で欠かすことのできないものとなっている一方、突然の心停止発生リスクが高まるとも言われています。久喜市においても、近年、マラソン大会やテニスコートにおいて、AEDを使用して救命につながった事例が発生しているところです。
今後も、市民が安心してスポーツ活動に取り組めるよう、AEDの整備を充実させ、1人でも多くの方の命を救いたいと考えていますので、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

久喜マラソン大会で救助された七澤一男さん

ボランティアの消防士さんとAEDに救われた命

【倒れた時の状況】
ハーフマラソンの後半、体調も良くペースアップし、この調子なら目標の2時間以内も達成可能と思いながら走っていましたが、ゴールが見えたラスト20メートルくらいのところで急に意識が無くなり、気付いたのは救護所のテントの中でした。そして間もなく救急車が到着し、病院へと搬送されました。

【救助された時の心境】
倒れた際、痛みや苦しみが一切なく、自身の身に何が起きたのか分からないまま病院で処置を受けていたところ、医師から「病名は心停止と急性心筋梗塞、心臓の壊死が始まっているので早急にカテーテル治療に入る」と告げられました。この時、自身の身に重大な事態が起こったことを自覚し、周りにいた人達に救助され、命拾いしたことの実感が徐々に湧いてきました。

【第一救助者との面会】
私を第一に救助してくれた方は、大会ボランティアの消防士さんで、この方が退院日に面会に来てくださいました。消防士さんから「目の前であなたが倒れたので直ぐに近くの救護所に搬送し、AEDを使ったところ、1回目の電気ショックで意識が戻りました」と教えていただきました。まさしく私の命の恩人です。

【現在の生活とAEDについて】
現在は地元の病院で経過観察中ですが、体調は良好で、発症前と同じ仕事に就き、運動もジョギングを楽しむまでに回復しました。
私のように40歳を過ぎてから毎年人間ドックを受診して健康管理をし、投薬等の治療経験もない者でも心停止を発症しました。でも早期にAEDを使用していただき、命が救われた者が実在している現実がありますので、もっと身近にAEDを普及させる活動は必須だと思います。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2024年07月10日 15:00

    皆様のお陰で達成率が20%を超えました。

    現在、16名の方々からご寄付をいただき、達成率が20%を超えました。
    応援してくださった皆様、誠にありがとうございます。

    今回は、プロジェクトにまつわる小話をご紹介します。
    AEDは2004年7月から一般人にも使用が認められ、全国に60万台以上が設置されていると言われています。
    報道によると、(公財)日本AED財団が消防庁のデータをもとにまとめた、AEDによって救命された人の数は、2022年末までに合わせて7,656人に上るとのことですが、他方で目の前で倒れた人がAEDで処置を受けた割合は4.3%に留まっているとのことです。
    こうした中、久喜市ではAEDを使用した救命処置が誰もが迅速に行えるよう、埼玉東部消防組合の協力のもと、市民向けの講習会を開催するほか、市職員も職員研修において救命講習を受講しています。また、消防組合主催の講習会も各地で開催されています。
    加えて、AED使用率向上のため、女性の服を脱がせることへの抵抗感を少しでも解消できるよう、プライバシーに配慮したAEDの使用方法を記載した案内とプライバシー保護用のブランケットをAEDに備えつけています。
    このように、久喜市はAEDを設置するだけでなく、それを使用できる人材育成や環境整備にも取り組んでいます。

    いかがでしたでしょうか?
    残りの募集期間も頑張ってまいりますので、引き続き、本プロジェクトの応援をお願いいたします。

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  • 2024年07月03日 09:19

    プロジェクトの募集を開始しました!ぜひ応援してください!

    こんにちは、久喜市役所のふるさと納税担当です。

    本日「AEDで「救える命」があります 久喜市の全ての小中学校にAEDの屋外設置を!」の募集を開始しました。
    このプロジェクトを通して、久喜市の課題とその解決に向けた挑戦を知っていただければ幸いです。
    目標達成に向けて、SNSや声かけも頑張りますので、皆様の応援のほどよろしくお願いいたします!

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埼玉県久喜市

久喜市は埼玉県東北部に位置し、平成22年に久喜市、菖蒲町、栗橋町及び鷲宮町が合併し誕生しました。
豊かな自然と鉄道や高速道路などの広域的な交通利便性を兼ね備え、関東一といわれる提燈祭りをはじめ各地区の伝統的な祭りに、あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバルやコスモスフェスタなどの催し、静御前の墓、アニメの舞台にもなった関東最古といわれる鷲宮神社などの歴史遺産を有すなど、多くの魅力で溢れていることから、永久に喜び暮らせるアットホームなまちとして親しまれています。
「絵になるまち」「育むまち」「笑顔のまち」久喜市への温かいご支援、心よりお待ちしております。