廃校を再生し誕生した専門学校の学習環境を整えて高齢化社会の未来を変えたい！

寄付募集期間：2024年8月2日～2024年12月27日（148日間）

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SDGs：

千葉県南房総市

令和2年の高齢化率が47.2％と、国全体の高齢化率28.6％を大きく上回り、「超」がつくほど高齢化が進む南房総市。
令和12年には高齢化率が50%を超える見込みで、介護人材の確保は大きな課題となっています。
そこで、今年4月、廃校となった中学校を介護士養成専門学校として再生し、介護人材の育成をスタートしました。しかし、中学校の校舎をほぼそのまま使用しているため、空調設備やトイレ等の学習環境は不十分な状況です。生徒が安心して学べる環境を整備するため、皆さまのご支援をお願いします。

都心に近い「高齢化社会を迎えた」南房総市

高齢化社会真っただ中

私たちが住んでいる千葉県南房総市は、東京から車で約70分の近さにありながら、本市の高齢化率（65歳以上の人口の割合）は、2020（令和2）年に47.2％であり、2025（令和7）年には49.6％、そして2030（令和12）年には50.9％、さらに2040（令和22）年には55.0%と、人口の半分以上に増える見込みとなっています。また、要介護等の認定率（要支援・要介護認定者数の65歳以上人口に対する比率）も、令和2年が19.7％に対し、令和7年には20.9％、令和22年には25.8％と、高齢者の4人に1人が要介護者となってしまうことが考えられます。

全国的な介護人材不足

高齢化問題と同時に大きな課題である人口減少問題。もちろん南房総市も同様で、2020（令和2）年時点ですでに65歳以上の人口が15歳から64歳の人口を超えている状況です。この状況がますます加速すると思われ、高齢化社会を支える上で必要な介護人材についても、不足の一途を辿り、このままでは施設はあっても、そこに従事する人材の不足により、十分なサービスを受けられないことが懸念されます。

廃校を活用した介護福祉士養成の専門学校が開校

安房医療福祉専門学校南房総校の開校

南房総市の中でも太平洋に面した和田地区。

ここには合併前から公立の中学校があったが、人口減少にともない、隣地区の中学校と統合し、廃校となっていました。
この校舎を、南房総地域にある「社会福祉法人太陽会」が活用し、本市が抱える介護人材不足を解消し、地域で活躍できる人材を育成する場として、この施設を活用した学校を設置することとなり、令和6年4月に安房医療福祉専門学校南房総校が開校されました。

安房医療福祉専門学校南房総校ホームページへ

この学校には、介護福祉士を養成する介護福祉学科とともに、外国人留学生を受け入れる日本語学科を併せて設置します（日本語学科の設置は今年10月の予定です）。
日本語学科で学んだ生徒がそのまま介護福祉学科に進み、最終的には介護福祉士を持った卒業生が、市内をはじめとした県南地域の施設で働くこととなります。人口減少問題を抱える本市にとって、外国人を受け入れる学習施設は初めての試みです。

学習環境の改善が急務です！

現在、2年制の介護福祉学科には、2年生が32人（うち外国人が26人）、1年生が11人（うち外国人が10人）在籍し、日々勉強や実習に取り組んでいます。しかし、もともと中学校の校舎だったため、空調設備やトイレのほとんどが当時のまま。特に夏の蒸し暑い教室で授業を受けることもしばしばあり、授業にも支障が出ていることから、学習環境の改善は急務の課題です。

寄附金の使い道

皆さまからいただいた寄附金は、校舎の空調設備の改修に対する補助金として大切に使わせていただきます。

空調設備の工事は、2025年2月の完成を予定しています。

なお、目標金額に達しなかった場合でも、本プロジェクトに活用させていただきます。
また、目標金額を超えた場合は、トイレの改修に対する補助金として充てさせていただきます。

地区に再び学校ができた！

廃校となり小中学校がなくなった地区に再び学校ができた！

校舎のある和田地区は、この中学校の校舎をはじめ、小学校もすべて、隣地区との統合によりなくなってしまいました。学校がなくなってしまったことで、子どもたちの声が聞こえなくなったとの声も聞かれます。そのような中、学生を受け入れる施設が和田地区にできたことで、地域の皆さんも「学生が来てくれた」と喜んでいます。

校舎内のカフェは学生だけでなく、地域住民の拠り所に！

校舎の中にある学生食堂「花カフェ」。ここは、障害を持つ方が従業員として働く場所です。平日の昼間に、定食と麺料理を提供してくれています。
学校にはベトナムからの留学生もおり、麺料理には１日おきに「フォー」が提供されます。また、学生のみでなく地域の方々も食事に来てくださり、利用者は、当初想定の３倍の利用となっています。今や、和田地区の地域住民の新しい拠り所となっている貴重な施設です。

地域で活躍する人材は地域で育成

南房総市長　石井　裕

本市は東京から車で70分の近さでありながら、人口減少に歯止めがかからず、高齢化率は県内でもトップクラスです。
この大きな課題に対し、プロジェクトを通じて介護福祉士を志す学生たちが多く集うことで、介護人材の確保を図りながらこれからの地域づくりにつなげていくことができると考えています。
ぜひ多くの方のご支援をお願いします。

介護福祉教育を通じ多様性を認める人材を養成します

安房医療福祉専門学校南房総校　校長　亀田　省吾　さん

■グローバルな環境で介護福祉士を取得

介護福祉士の仕事は人間の尊厳やプライバシーなどにも関わっており、決して簡単ではありませんが、利用者やそのご家族から感謝され、社会からも高い評価を受ける数少ない専門職であり、非常にやりがいのある職業です。安房医療福祉専門学校では、語学教育やコミュニケーション教育をはじめ今後の介護サービスに向けた最先端の知識や技術を身につけていただき、将来の南房総地域、そして日本の幸せな社会を築いていく人に成長していただくことを目指しています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう！

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

ふるさと納税をもっと知る

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南房総市厳選のお礼の品

高校生と福祉支援施設が協力して全国へお届けする　たくさんの愛が詰まった大鉢シクラメン (発送予定：2024年11月下旬～2024年12月上旬)

市内唯一の高校である安房拓心高校で農業教科を学ぶ園芸系列の生徒たちが、校内の鉢物温室での実習をとおして栽培した冬の花の定番シクラメンです。

【思いやり型返礼品】びわ葉茶

南房総市冨浦地区のNPO生活自立研究会　富浦作業所は「日中活動の場」です。
対象は精神障碍者・知的障碍者・身体障碍者（肢体不自由者）です。
びわ葉茶の作製を支援することで、富浦作業所に「活動の時間」を提供できます。
びわの葉愛用の歴史は古く、江戸時代に乾燥葉の煎汁は、暑気払いに使用されました。ほんのり香る枇杷の感触まろやかな味わいと美しいワインレッドのハーモニーをお楽しみください。

鯨（くじら）の刺身　小切れ訳あり5kg（1kg×5袋）

くじら肉は、コラーゲンや鉄分が豊富で美容効果大。また他の肉に比べ、低カロリー、低脂質なため、コロナ太りが気になりダイエットを始める貴方に持って来いの食材です。
更には、高たんぱくで栄養価が高いので、筋トレしながらキレイに痩せたい方にピッタリです。

【思いやり型返礼品】季節のジャム7種セット

社会福祉法人佑啓会ふる里学舎和田浦の「思いやり型返礼品」です。
ジャムの素材は主に千葉県の物とグラニュー糖だけで作っているので自然の風味が生きています。
パンはもちろん、ジャムティー、ヨーグルトや料理の隠し味等にもお使いいただけます。

藍染シャツ（男女兼用）Lサイズ

グロリア株式会社は官公庁、民間特需ユニフォーム等のワイシャツ、スポーツシャツなどの製造業務を行っている会社です。
地元の草木染め職人が染めた生地を、南房総で60年以上続くシャツ工場が仕立てました。天然素材を豊富に使ったシャツを、確かな品質でお届けいたします！