飼い主のいない猫と共に暮らせる環境に。なせばニャル!

カテゴリー:動物 

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寄付金額 53,500

5.3%

目標金額:1,000,000

達成率
5.3%
支援人数
7
終了まで
54
/ 90

山形県米沢市(やまがたけん よねざわし)

寄付募集期間:2024年6月10日~2024年9月7日(90日間)

タグ:

山形県米沢市

プロジェクトオーナー

米沢市では、飼い主のいない猫の繁殖を抑制し、周囲に対する危害又は迷惑を未然に防止するとともに、良好な生活環境の確保、猫の適正飼養の普及啓発や動物の愛護に係る精神の醸成を促進を目指しています。
そのために、猫の不妊・去勢手術を実施する方に対し、その手術費用の一部を補助する事業を実施します。みなさまからの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

みんなの力でなせばニャル!

近年、飼い主のいない猫や適正に飼育されていない猫によるふん尿や鳴き声による騒音等の被害、無責任に餌を与えられた野良猫に対する苦情が多く寄せられている状況です。
そこで、米沢市では、令和6年度より「みんなの力でなせばニャル!」と題し、人と猫が快適に暮らせる環境をつくるために、「猫の避妊手術費補助」を新設し、飼い主のいない猫に対する取組みを始めます。
地域課題解決策として進めるため、ガバメントクラウドファンディングを活用し実施するものです。御協力をお願いいたします。

米沢市の課題

近年、飼い主のいない猫や適正に飼育されていない猫によるふん尿や鳴き声による騒音等の環境被害の相談が多く寄せられており、その対応に苦慮している状況にあります。その場における「かわいい」「かわいそう」などの一時の感情で無責任な餌付けを行った結果、出産により飼い主のいない猫を繁殖させ、望まれない命を増やすことに繋がっています。
また、飼い主の様々な事情により、管理できる数以上に増加したことで、適正な飼育が困難となり多頭飼育崩壊に繋がったケースもあります。

猫は日が長くなる春から秋の間に何度も発情します。メスは交尾をすれば高い確率で妊娠し1年に2~3回出産が可能で、1回の出産で4~8匹の子猫を産みます。産まれた子猫は早ければ4~5か月で発情することがあります。計算上、1匹のメス猫から、1年で20匹以上、2年で80匹以上に増える場合があります。そのため、最初の1匹のメス猫を不妊手術することが非常に重要です。
参考として、米沢市における交通事故による轢死や餓死等で命を落とした猫の収容件数は、令和元年度130件、令和2年度138件、令和3年度131件、令和4年度140件、令和5年度129件でした。
以上のことから、不幸な猫を増やさないために、飼い主のいない猫等の繁殖を抑え、自然淘汰で数を減らしていくことを目指すものです。

米沢市での取組

米沢市は、今年度から本格的に手術代の補助事業に取り組みます。
令和6年4月には、動物愛護活動を行っている方及び保健所の協力のもと譲渡会を開催し、市内外から約200名の方に御来場をいただき11匹の里親を見つけることもできました。

米沢市猫の避妊手術費補助金

【補助対象者】
市内に住所を有する個人又は市内に事業所若しくは代表者の住所を有する団体等であって、次の各号に掲げるもの
※ただし、補助対象者が個人の場合にあっては、市長が必要と認める場合を除き、その者が属する世帯に、当該補助金の交付決定を受けた者がいない場合に限る。
⑴ 多頭飼育又は日常的な屋外飼育により近隣住民から糞尿被害等の苦情が寄せられている飼い猫に対し、県内の動物病院で避妊手術を受けさせようとするもの。
⑵ 飼い主のいない猫に対し、県内の動物病院で避妊手術を受けさせようとするもの。

【補助金額】
避妊手術を行った猫1匹につき、不妊手術にあっては、10,000円、去勢手術にあっては、5,000円を上限とし、これらの額に100円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額。

【その他】
避妊手術前の生息場所に戻す場合は、避妊手術済みであることを識別できるよう、片方の耳にV字カット等の措置を講ずるとともに、トイレの設置、餌の適正な管理等周辺環境の美化を図り、近隣住民の理解を得るよう努めていただきます。

寄附金の使い道

米沢市では、目標金額に達した場合、達しなかった場合でも、皆さまから御支援いただいた貴重な寄附金は、猫の避妊手術費補助金に要する事業に活用させていただきます。

お礼について

この度のプロジェクトのご寄附に対するお礼の品はございません。
寄附金は、上記の補助事業に充てることで、寄附金をいただいた皆様のお気持ちにお応えすることとし、お礼に代えさせていただきます。
皆様の温かい御支援をお願い申し上げます。

米沢市長からのメッセージ

米沢市長 近藤 洋介

写真

このページをご覧いただき、ありがとうございます。

近年、本市において、飼い主のいない猫や適正に飼育されていない猫によるふん尿や鳴き声による騒音等の被害、かわいそうだからと餌を与えられた野良猫に対する苦情が多く寄せられている状況です。
そこで、本市では、令和6年度より「みんなの力でなせばニャル!」と題し、人と猫が快適に暮らせる環境をつくるために、「猫の避妊手術費補助」を新設し、飼い主のいない猫等に対する取組みを始めます。地域課題解決策として進めるため、ガバメントクラウドファンディングを活用し、皆様からお寄せいただいた貴重な寄附金により、補助制度の充実を図り実施するものです。
事業の趣旨に御理解いただき、多くの皆様から御支援と御協力を賜れれば幸いでございます。

  • 2024年07月10日 09:00

    保護猫の譲渡会が開催されました

    米沢市では今年度、4月21日(日)と6月23日(日)の2回にわたり、保健所、市内で動物愛護活動を行っているボランティア団体との共催により保護猫の譲渡会を開催しました。
    当日は両日とも200名ほどの来場者があり、4月の譲渡会では参加した30匹のうち11匹に、6月の譲渡会では16匹のうち10匹に新しい飼い主が見つかりました。(飼い主や先住猫との相性を観察して保護するかどうかを判断する「トライアル」を含む)
    今年度はあと1回開催を予定しております。米沢市では動物愛護事業の一つとして「猫と市民とのより良い生活環境づくり」のために実施しています。

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山形県米沢市

米沢市のページにお越しいただき、おしょうしなっし(米沢の方言で「ありがとうございます」の意味)!
米沢といえば何を思い浮かべますか?
米沢牛?米沢らーめん?地酒?米沢織?…いろいろあります。

米沢は、寒暖の差が大きい気候条件、よく肥えた土壌、ミネラル豊富な水、澄んだ空気など美味しい食べ物が育つ条件に恵まれています。
このため、全国を代表する米沢牛をはじめ、みずみずしい果物や野菜などバラエティーに富んだ彩り豊かな食材があり、それらを活かしたお菓子や加工品などもそろっています。

また、米沢は古くから米沢織を基幹産業とした「モノづくりのまち」として栄えてきました。
近年では有機ELなど新たな技術の発祥の地になっています。
この高いものづくり力が、質の高い、そして、確かな商品づくりに生かされています。