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【史跡平出遺跡公園】復元建物再生プロジェクト

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成

寄付金額 1,271,500

127.1%

目標金額:1,000,000

達成率
127.1%
支援人数
28
終了まで
受付終了

長野県塩尻市(ながのけん しおじりし)

寄付募集期間:2024年6月3日~2024年9月1日(91日間)

タグ:

長野県塩尻市

プロジェクトオーナー

平出遺跡は、縄文時代から平安時代にかけての大集落跡です。
昭和25年に始まった本格的な発掘調査で見つかった豊富な出土品が、古代の生活復元をある程度可能にすることができる貴重なものと評価され、昭和27年には国史跡に指定されました。
その後、平成9~23年にかけて行われた平出遺跡の保存と活用を図るための整備事業では、「五千年におよぶ平出の地」をコンセプトに、縄文時代から現代まで、さまざまに生活環境が変化する中でどのように人々が暮らしを営んできたのかを実感し、学べる遺跡公園として整備され、年間4万人以上が訪れる場所となっています。
本クラウドファンディングは、遺跡公園内の茅葺復元家屋修復費用を募集するものです。皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

先人の営みを伝える縄文時代の復元家屋

現在、遺跡公園内には茅葺の復元建物が15棟ありますが、古いものでは建築後20年以上が経過し、屋根を支える柱の取替えや茅葺屋根の葺替えを必要とする時期にさしかかっています。
先人の営みを広く伝え、未来につなげるため、令和6年度は縄文時代の復元竪穴住居2棟の修復工事を実施します。

雨風、太陽光にさらされ朽ち果てようとしている復元住居
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■歴史公園、遺跡公園で太古にタイムスリップ
縄文・古墳・平安時代と3つの時代のムラが「五千年におよぶ平出の地」をテーマに復元された「平出遺跡公園」は復元住居や建物が15棟あり、実際に中に入ることもできます。

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■先人の住居を忠実に再現
縄文・弥生・平安の3つの時代の住居をそれぞれ再現していて、住居の構造の変化や素材の変化に直に触れることができ、人々の暮らしが時代の移り変わりとともにどのように変化したか実感することができます。

平出博物館で太古の歴史、人々の営みに触れる

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■平出博物館のご案内
平出遺跡から南へ8分ほど歩くと、塩尻市平出博物館があります。
館内には4つの展示室があり、平出遺跡をはじめ、塩尻市内の遺跡から見つかった土器や石器、民俗資料などが展示されています。

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■長野県宝 緑釉水瓶
昭和22年、地元農家の縁の下から発見されました。「緑釉水瓶」は、高さ23cm、平安時代の祭事に使われた道具といわれ、当時の色合いそのままに展示されています。

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■長野県宝 柴宮遺跡出土銅鐸
昭和35年、塩尻市大門で発見されました。それまで長野県は銅鐸分布圏外と考えられていましたが、この発見によって少なくとも長野県の南半までは、銅鐸のまつりが行われていたことが明らかになったからです。
柴宮銅鐸は、東海地方に特有な三遠式で、時代は弥生時代後期。農耕祭祀にかかわるまつりに使われたといわれています。初めて聞く金属の音は「神の声」とも感じられたでしょう。

平出遺跡公園の復元住居を再生し、先人の営みを未来につなげたい

寄付金の使い道

皆様がお寄せくださった寄附金は、平出遺跡公園復元住居の再生に活用させていただきます。
住居の再生は極めて専門性の高い茅葺建築の技術が必要で多額の費用がかかります。
目標金額を達成した(超えた)場合も、達成しなかった場合も、平出遺跡公園を整備する費用として活用させていただきます。

  • 2024年09月04日 10:19

    【目標額達成の御礼】御支援ありがとうございました。

    皆様の御支援のおかげで目標を達成することができました。温かいメッセージとともに、全国から応援をいただき本当にありがとうございました。
    皆様からお寄せいただいた寄附金は、史跡平出遺跡公園の復元建物の再生のため大切に活用し、縄文・弥生時代にタイムスリップしたかのような太古のロマンあふれる公園として整備していきます。
    事業が完了しましたら、あらためてこちらから御報告させていただきます。
    これを機に、ふるさと寄附を御活用され、塩尻市の文化や特産品を五感でお楽しみいただければ幸いです。

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長野県塩尻市

塩尻市(しおじりし)は、松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置し、太平洋側と日本海側の交通が交差する交通の要衝です。市内には信濃川水系と天竜川水系の各河川が流れ、塩尻峠と善知鳥峠、鳥居峠は、太平洋と日本海への分水嶺となっています。
北アルプス、鉢盛連峰、東山・高ボッチ山、さらには中央アルプスの山並みを背景に田園風景が広がる、清浄な水と緑に囲まれた歴史あるふるさとです。 特産のぶどうが生み出すワインは世界にその名を知られ、平出遺跡は太古の歴史を語りかけてくれます。
奈良井宿の町並みや木曽漆器が歴史と伝統を感じさせ、おもてなしの心を今日に伝えています。
基幹産業の製造業は、市内に、最先端の技術、人材、拠点施設等が集積し、高い製造品出荷額を誇るなど、市内産業を牽引しており"ものづくり"のまちでもあります。