秋田県田沢湖の自然・里山体験で日本を元気にするプロジェクト

カテゴリー:観光・PR 

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寄付金額 445,500

42.7%

目標金額:1,041,000

達成率
42.7%
支援人数
5
終了まで
79
/ 90

秋田県仙北市(あきたけん せんぼくし)

寄付募集期間:2024年7月5日~2024年10月2日(90日間)

秋田県仙北市

プロジェクトオーナー

仙北市では、50年以上前から国内外から多くの旅行者や教育旅行の学生に、農村・里山体験を提供してきました。

この実績を活かし、より多くの方々に里山の魅力を届けるべく、農、自然浴、温泉、食文化、音楽・アート、豊富なアウトドアアクティビティなどを包括的に体験してもらえるような環境やプログラムを「リトリート」を通して提供していきたいと考えています。

仙北市の取組に、ご支援いただきますようよろしくお願いいたします。

仙北市のリトリート

秋田県仙北市には、日本一の水深を誇り、日本百景にも選ばれている景勝地、「田沢湖」があります。私たちが伝えたい田沢湖地域の魅力は、観光地としての田沢湖ではなく、日本が誇る豊かな自然環境を活かして育んできた日本人の生き方が色濃く残る「観光地レベルの里山」としての田沢湖です。

そもそもリトリートとは、主に「普段と違った環境や時間に身をおき、自分を見つめ直すこと」を指します。

近年、世界的に増加している、癒し・整いへのニーズ、そしてそういった心身の状態で自然を体験し、自然から学びたいニーズに対し、豊富な自然環境・温泉・食・グリーンツーリズムの経験をもつ田沢湖の里山が、最高の環境とリトリート体験を提供します。

田沢湖リトリートの特徴

私たちはリトリートを通して、ただ癒やされたり、自然を見て感じるだけではなく、「自然の力」を実際に使い、「自然の力」に生かされる体験をして、その気づきをその後の日常生活に活かしてもらうことを重視しています。そのため、田沢湖リトリート体験には主に3つの柱があります。

①癒し

田沢湖地域は、乳頭温泉郷、水沢温泉郷、田沢湖高原温泉郷の3つの温泉郷を有し、それぞれの泉質の特徴を持った良質な温泉は古くから心身を癒やす湯治場として利用されてきました。

その周辺を覆うブナや白樺などの森林や、透明度の高い田沢湖など、多くの人に癒しを与えてきました。

また、こうした豊かな自然資源による癒しだけでなく、ここ数年人気を博すテントサウナ、各種セラピー、ヨガ、音浴など、癒しのサービスを用意しています。

こうした癒しの体験によって、日常生活の中で凝り固まった心身を整え開放することで、感性が豊かになり、自然や里山から多くの学びと気づきが得られることを期待しています。

②「自然の力」に生かされる体験と学び

秋田の生活習慣には、長年で培われた、自然の力を活かした工夫が沢山ちりばめられています。

例えば、秋田県は、厳しい冬を乗り越えるために、漬物や味噌、日本酒、醤油や魚醤など、発酵食文化が豊かなことで知られています。発酵とは、食べ物が腐るという自然のメカニズムを人間に有益な形で活かすことを指しますが、発酵のプロセスを実際に体験したり、発酵食品をいただくことは、「自然の力」に生かされる感覚を養うことにもなります。

このような地域の食や農、地域の活動、アウトドアアクティビティ、農村体験、音楽・アートなどの体験を通して、「自然の力」の活かし方とその魅力を知っていただけたらと考えています。

③気づきの言語化・表現化

心身を癒し、開かれた感性で「自然の力」に触れることで得た気づきは、表現することによってさらに腑に落ちていき、日常生活に戻った後にも活かされます。

リトリート体験で感じたことを、対話や言語・音楽・アートなどを通して表現化してもらうためのプログラムを提供する場として、また田沢湖地域全体のリトリートのハブとして、田沢湖リトリートハウス*を用意しています。

田沢湖リトリートハウスについて

田沢湖リトリートハウスは、田沢湖高原の麓に30年前に建てられた山小屋風の旧ライブハウスを再活用した施設です。最大5名までの宿泊にも対応できる予定です。

室内アクティビティ(例)

- ヨガや瞑想、エクササイズなどの各種ワークショップ
- ローカルの食材を使った料理体験や試食会
- 音楽ライブ、アート展示会、映画鑑賞会、トークセッションなど
- 音楽・アート制作体験

野外アクティビティ(例)

-森林浴
-農村体験
-テント・タイニーハウスキャンプ
-温泉
-湖水浴、川浴
-田沢湖ならびに田沢湖高原・秋田駒ヶ岳での各種アウトドアアクティビティ

アーティスト・イン・レジデンス(例)

アーティスト・イン・レジデンスとは、アートや音楽をつくるアーティストに中長期滞在してもらい、普段と違った環境でインスピレーションを得たり制作をしながら、地域そして自然について学ぶためのプログラムです。

アーティストには滞在中に作品の創作活動をしてもらい、最終日にはミニライブや展示会を行ってもらいます。

寄附金の使い道

できるだけ様々な方に仙北市に来て、リトリートを体験してもらうためのモニターツアー諸経費の補助に充てさせていただきます。モニターとしての意見をもらい、コンテンツのブラッシュアップを図っていきます。
寄附が多く集まった際には、リトリートプログラムを提供していくための受入体制の拡充や誘致活動の強化などに活用させていただきます。目標金額に達しなかった場合でも、事業実施をします。

寄附いただいたその先

この取組は地域おこし協力隊の溝口隊員が主となって進めてまいります。私たちの願いは、リトリートを通して自分の生き方や社会のあり方を見つめ直し、普段の生活環境や社会環境に戻ってから、その気づきを活かしていただくことです。

第3次仙北市観光振興計画では、「農村・営み」で出会いがもたらす交流、「自然・温泉」で本物に触れる体験を通した交流人口の拡大や関係人口の創出を目指しています。

多くの人が持続可能な生活と環境を体現する仙北市によりよい生き方を求めることを通じて、自然な形で関係人口が生まれ、過疎化が進む地域も活性化していく。そんなビジョンをもって、多様な幸せ(well-being)の実現に向けてこのリトリート事業を推進していきます。

皆様のご支援をお願いいたします。

溝口隊員から一言

2023年より仙北市で地域おこし協力隊として活動している溝口と申します。私は、長い海外生活や東京での生活を経て、不思議な縁で田沢湖に出会い、何回かの農泊体験を経て、最終的に移住にまで至りました。そして、田沢湖周辺の密度の濃い自然環境と里山に実際に暮らす中で、大きな気づきと成長を得ている実体験から、できるだけ多くの方々にこの体験を知っていただきたいという思いから、この地域でのリトリート環境の整備に取り組んでいます。
この地に来ていただいた皆様が元気になってくれることは、この地域の住民の方々もさらに元気にしてくれ、日本全体の活性化にもつながると信じていています。そのムーブメントのきっかけを皆様のご協力の中で作れたらと思っております。皆様是非ご協力をよろしくお願いいたします!

溝口 真矢 (ミゾグチ シンヤ)

1999年慶應義塾大学卒業後、17年間企業に勤務し、39歳で音楽家としてプロに転身。2016年度グラミー賞にノミネートされた経験を持ち、音楽活動の傍ら、メンタルヘルス/社会問題に関する執筆やワークショップなどにも従事している。
2023年4月に仙北市地域おこし協力隊リトリート担当に就任。

溝口 真矢 (ミゾグチ シンヤ)

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

秋田県仙北市

秋田県仙北市は市のほぼ中央に水深日本一の田沢湖があり、秋田駒ヶ岳・八幡平に囲まれ、玉川・乳頭といった温泉郷を有しています。数々のランキングで全国上位に名を連ねる温泉も多数です!
また城下町として栄えた角館地区は「みちのくの小京都」と呼ばれ、武家屋敷や2kmに及ぶ桜のトンネルも魅力です。毎年9月には「角館のお祭り」が開催され、そこでは国の重要無形文化財に指定されている「角館祭りのやま行事」を見ることができます。「角館祭りのやま行事」は、「山・鉾・屋台」の一つとして「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されています。
そんな魅力いっぱいの仙北市へ是非一度、日頃の疲れを癒やしながら遊びに来てください!