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４１－ ピンチに成ったら、こう言おう。 「なぁに、いつもの様に、通り過ぎるさ。」 　ピンチを切り抜けるのは、一升瓶の水を抜く様なものです。 逆さにしておけば、勝手に水は抜けていくのです。 　慌てて瓶を振るから、逆に抜けるのが遅くなってしまうのです。 ピンチを早く切り抜けるには、ジタバタしない事です。 ピンチは、勝手に渦を巻きながら、抜けていくのです。 ; 　ピンチに成ったら、笑って、こう呟きましょう。 「なぁに、いつものことだよ。そのうち、また通り過ぎるよ。」 　止まっているピンチはありません。 ピンチは、猛烈な勢いで通り過ぎてゆくものなのです。 無理に抵抗し様とするから、ピンチが長引くのです。 ; ４１ー　ピンチは、通り過ぎるのを待とう。 『 強運になれる５０の小さな習慣 』 * 中谷彰宏 ( アッキー ) . 'R7.2025.jan12,09:44 _ jpn .

　"四患""五寒"の戒め。 　漢の終わりに出た、非常な名門の人材である筍悦が、申鑒と言う名著を残しておりますが、 その書物の中で、政治を立派にやってのける術は、 まず国家の四つの病気を治し退ける事だ。 　その四つの病気とは何かと言うと、 第一が嘘である。 第二には私である。 第三は出鱈目である。 第四は贅沢である。 　この四つが国家、国政の四患であると書いております ； 　漢の劉向が説苑と言う書物に書いております五つの悪い事、 これを五寒と言って、どれ一つあっても国家を冷え凍らせてしまうとされております。 　その第一が政外、政治のピントが外れる事。 第二が女厲、女が荒々しく激しく病的に成る。 第三が謀が漏れる。 そして第四には大臣その他国家の政治に携わる重要な人物を尊敬しないで、 いい加減な宣伝や、謀略等をやっていると国家は敗れる。 　つまり重要な人物を尊敬して、堂々と政治をやらなければ成らぬと言う事です。 つまらぬ人間を使ったり、スパイ等に踊らされると、必ず国家は敗れます。 (P;260) ＊ 'R6.2024.Dec18;00:50 _ jpn .

　上略に、 善を善として進めず、 悪を悪として退けなかったならば、 賢者が隠れて、馬鹿者がどんでもない位に就く様に成る。 　中略に、 綱紀が乱れると、不逞の輩が出て反逆を計画する。 　下略に、 一つの善を廃すると、多くの善がそれにつれて衰える。 一つの悪を賞すると、多くの悪が、それに伴って生じる。 ； 　聖人が貴ぶところの道の微妙なるところは、 すなわち聖人はなぜ道を学ぶか、なぜ道を大切にするかと言うと、 道を学ぶことによって危を転じて安と成り、 滅ぶるのを救って、よく存続させるからである。 これは利害打算や、理屈では無い。 ( P;256 ) ＊ 'R6.2024.Dec18;00:23 _ jpn .

【 国家の急を先にして、私讐を後にす。 】 　国家の危急を救う事を先ず考え、私事の怨み等 後回しにするのだ。 （藺相如の言葉。) * 'R6.2024.Dec05;22:05 _ jpn .

へースティングスの戦い . ー 1066 y _ ノルマン Vs サクソン . ◇画期的武器「クロスボウ」の誕生 . ; 　9~10世紀の欧州は暗黒時代と呼ばれ、 軍事史では「戦斧と鉾の時代」と言われている。 戦略的にも戦術的にも、政治目的と軍事目標が確立し無い無秩序な闘争が行われた200年であった。 　同時に、封建システムが誕生した時代でもある。 西欧では、ヴァイキング（海賊）の襲撃とマジャール騎兵の襲撃によって封建システムが発展した。 日本では貴族が武士団として封建システムを作り上げた。 　11~12世紀も野蛮な戦闘が文明社会の全領域を揺さぶり続けたが、 一つの重要な武器が出現した。「クロスボウ」（石弓）である。 発射されるのは、尖った鉄のボルトであり、貫通力･射程･命中率は世界中のどの弓にも優った。 　但し馬上からは発射できず、歩兵の武器と成った。 軍の主役の地位は騎兵が持ち続けたが、新しい武器を手にした歩兵が再興し始め、 「戦術の復興」に重要な役割を果たした。 ； ◇イングランドを支配したウィリアム征服王

　士窮すれば乃ち節義を見る。 　士たるものは、困窮した場合にこそ毅然たる節義を顕すものである。 小人は窮すれば濫れる。 （韓文公「柳子厚墓誌銘」） * 'R6.2024. Nov 16 ; 09:51 _ jpn .

　五

【 都兪吁咈 】読み：とゆくふつ。意味：君臣が一つになって、政治について討論しあうこと。【 四岳に詢る 】読み：しがくにはかる。意味：堯の時代に四岳の官をおいて賢人を任じた。そして その人の意見を尊重した。【 顚木の由蘖あるが若し 】読み：てんぼくのゆうげつあるがごとし。意味：倒れた樹木が再び根元からひこばえを出す様に、一旦 衰えた国でも、努力次第で盛んに成るものである。【 野に遺賢なし 】読み：やにいけんなし。意味：朝廷に仕え無い、いわば 隠れている賢者も 全て登用する。【 道の口より出は、淡乎として其れ味わいなし 】読み：みちのくちよりいずるは、たんことしてそれあじわいなし。意味：本当の道徳は言葉に表せば平凡なもの、寧ろ淡白で、味わいの無いものである。米の飯と水に味わいが無い様に。【 善を好めば天下に優なり 】読み：ぜんをこのめばてんかにゆうなり。意味：為政者が真に善を好めば、その力は全世界を治めても まだ余裕がある。すなわち一国を治めるなどは問題ではない。【 邪を去るには、疑うこと勿れ 】読み ： じゃをさるにはうたごうことなかれ。意味 ： 邪な人間を捨て去る場合には、疑うことなく断乎として実行するが良い。「賢に任じて弐うこと勿れ」を参照。【 乱の生ずる所は、則ち言語を以て階を為す。 】読み ： らんのしょうずるところは、すなわちげんごをもってかいをなす。意味 ： 乱が生じる糸口は、人々の言葉の用い方にある。だから言葉は慎まねばならない。【 左道を執りて、政を乱す者は殺す。 】読み ： さどうをとりて、まつりごとをみだすものはころす。意味 ： 邪な手段をもって政治を乱す者があれば、これは死刑にすべきである。「左道」は、国家・国法に反した邪道。【男児は意気を重んず。何ぞ銭刀を用うるを為さん。】読み ； だんじはいきをおもんず。なんぞせんとうをもちうるをなさん。意味 ; 男と男の関係は、意気の投合が一番大切である。何でお金を用いて、交わりを篤くしようと量る必要があろうか。　【 民を罔する事を為すべけんや。】意味 ; 丁度餌を与えて魚を集め、網で獲ると同じ様に、民が罪に陥る様なやり方をしておいて、罪に陥った場合、これに刑罰を与えると言う事は、為すべきではない。【 下学して上達す。

【 順を以て正と為す者は、娼婦の道なり。 】 　従順であるだけが正しいとされるのは、 婦人の道である。 　言い換えれば、 男子の道はそれだけではあり得ない、と言う事。 * 諸橋轍次 . 'R6.2024.09/26 , 10:31 _ jpn .

　【 妄語せざるより始めよ 】. 　誠に入るの道はまず、嘘を言わない事から始めるべきだ。（ 司馬光の言葉 ）　 門人劉安世が、「誠に入るの道は」と尋ねた時、光が答えた言葉。 * 諸橋轍次 . 'R6.2024.08/22;00:42 _ jpn .