ステークホルダーエンゲージメント
当社グループは、お客さま、地域社会、従業員、株主・投資家などすべてのステークホルダーと適切なコミュニケーションをおこない、情報開示の充実をはかります。また、いただいたご意見やご要望に誠実に耳を傾け、経営の改善に活かし、ステークホルダーの皆さまと、地域における社会的価値・経済的価値を協創しています。
お客さま、地域社会、株主・投資家等のステークホルダーの皆さまが、当社グループとのお取引や当社株式への投資を選択するにあたり適切な判断ができるよう、経営内容に関する情報開示の充実に努めています。ステークホルダーの皆さまから信頼される経営をおこなう金融グループとして、経営の透明性をさらに高めていきます。情報開示にあたっては、当社が定めた開示方針に沿った適切な手続きをおこなっています。
株主・投資家とのコミュニケーション
当社は、株主・投資家の皆さまが当社グループの業務内容や財務状況を理解し、経営の健全性を適切に判断できるようわかりやすい情報開示に努めます。また、株主・投資家の皆さまとの対話の機会を重視しており、建設的な対話を促進するための取組方針を定め、積極的なコミュニケーションに努めています。2022年4月には経営企画部にコーポレートコミュニケーション推進室を新設し、非財務情報を含めた情報開示や、株主・投資家の皆さまとの対話を強化しています。
2022年度は、機関投資家の皆さまを対象とした決算説明会を半期ごとから四半期ごとに増やしたほか、経営戦略説明会IR Dayを3回開催し、中期経営計画、ソリューションビジネス、人財戦略、気候変動への取り組み、ガバナンスについて、代表取締役社長、各戦略を所管する担当役員、社外取締役らが参加し説明しました。
対話の中で寄せられた意見や要望は、取締役会および経営陣へ適時適切に報告します。2022年度は、7月と12月の取締役会で対話を通じて株主や投資家の皆さまからいただいた意見を報告しました。また、週次でIR担当部署から取締役、監査役および執行役員にレポート形式でフィードバックしています。
- 対話のおもなテーマや株主の関心事項
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- ROE向上に向けたソリューションビジネスをベースとした成長戦略
- 海外金利上昇に伴う有価証券運用方針の見直しの方向性
- 適切な資本水準と株主還元の充実
- 対話やその後のフィードバックを踏まえて、取り入れた事項とその内容
- 投資家からの意見
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- 社外取締役との意見交換機会の設定
- 2022年度は、4月および2月に開催した経営戦略説明会IR Dayに社外取締役が参加し、ガバナンスなどをテーマに投資家との対話を実施