ワニの母親が音を頼りに赤ちゃんを守っているオーストラリアの太古の森。コアラは野太い声を放ち、魅惑のカエルたちは大合唱を響かせている。
切り立った山肌で音が跳ね返り、巨大な“反響室”のように音が響くヒマラヤ。そこに生息するユキヒョウは独特の地形を利用して、ごくたまにしか歌わない愛の歌を遠くまで届けている。
豊かな音の世界が広がる熱帯雨林では、ホエザルが競い合うように大声で鳴き、ナマケモノはパートナーを求めて沈黙を破る。
海の中で音を使った巧妙な技を駆使するクジラやイルカ。その歌や鳴き声には、秘密の意味が込められている。
足音に耳を澄ますハンターや独自の警告システムを持つシリアゲアリ。ライオンは豪雨の音を狩りに利用する。
氷点下の世界でコウテイペンギンが家族を捜す時、手がかりにするのは1羽ごとに異なる鳴き声。日没後、オーロラが美しい音楽を奏でる。
トム・ヒドルストン
ナレーター
Alex Williamson
エグゼクティブプロデューサー
7日間無料、その後は月額¥900。