エリザベスが注力してきた気候移民条約がついに形になり、国務長官辞任の発表と大統領選挙への出馬宣言の時が目前に迫っていた。署名の準備のため国連大使のハリマンがジュネーブ入りするが、国連安全保障理事会を標的とした民族主義組織のテロが起きたため条約参加国は二の足を踏む。マイクBの指示でマッコード家の子供たちを調査したブレイクは、スティーヴィの恋愛遍歴について指摘したことで彼女と気まずくなる。
3年前、ウィドウの組織に潜入していたジョスリンは、捜査対象のダンテ・ウォリックの罠にはまり、爆発に巻き込まれて聴力を失った。当時のパートナーだったフランク・マーロウがダンテを逮捕するが、証拠不十分で釈放されてしまう。以来フランクは、FBIの許可なく勝手にダンテを追い続けていた。
かつてシリアに赴任していたシェルビーは そこで見たシリア政府の戦争犯罪についてシリア人の証人4人とともに国連で証言することに。だがシェルビーの元恋人ナジール以外の3人が殺害されてしまう。
ジャンニ・ヴェルサーチ殺害により、マイアミビーチは世界中の注目を浴びる。
気候移民条約への署名を求めるシンポジウムが数日後に迫る中、ポーランドのデムコ大統領が移民受け入れを拒否すると宣言して条約成立が危ぶまれる。エリザベスは彼を説得するために旧友であるポーランド人活動家のレナに協力を求めるが、彼女の暗殺未遂事件をきっかけに事態はNATO同盟国同士の対立に発展する。アリソンがエリザベスの政敵の息子とデートしていることが発覚し、マッコード家は騒然となる。