ダンテの調査に熱中するあまり、一晩無断で家を空けたキャリーは、再び姉のマギーと衝突してしまう。フラニーを連れて衝動的に家を出たキャリーは行き場に困るが、そんな時ダンテから電話がかかってくる。一方、ソールはウェリントンの元を訪れ、シモーヌの正体を暴露する。次に彼が向かったのはマックスの家だった。
ルーカスビルでオキーフを説得できず、悲劇を防げなかったソール。大統領やウェリントンが事件の後始末に追われる中、彼は少年が死んだというデマを流した犯人を探し始める。一方、キャリーは新たな作戦を実行すべく、昔の仲間の元を訪れる。彼らと共にウェリントンが暗殺事件の首謀者である証拠をつかもうとするが…。
シモーヌの元に上院司法委員会への召喚状が届く。事前の聞き取りに応じる彼女の様子を見て、キャリーは嫌な予感を抱き、委員会での証言を阻止しようとする。一方、ソールはかつての同僚でロシアの専門家であるサンディの元を訪れ、協力を要請する。彼はロシアの積極工作に関して調べようと独自に動き出していた。
シモーヌに変装したキャリーは、アンソンと共にアメリカ大使館を目指すが、エフゲニーが差し向けた警察によって行く手を阻まれる。キャリーは時間を稼ぐため、徒歩で逃げようとするが…。一方、シモーヌはベネットに連れられてソールがいるホテルへ向かう。合流した一行は出国を急ぐが、空港の手前で止められてしまう。
ソールやキャリーたちは秘密工作のために外交任務と称してモスクワへ飛ぶ。それを聞きつけたペイリー議員は、彼らの目的を探ろうとある人物の元へ向かう。一方、モスクワではソールたちがロシア側との協議に臨んでいた。GRUや対外情報庁のメンバーが顔をそろえる中、ソールはグロモフも同席させろと要求する。