検知されたソフトウェアの脆弱性への非対応の判断
検知されたソフトウェアの脆弱性への非対応の判断
必要に応じて、検知されたソフトウェア脆弱性を無視することもできます。ソフトウェア脆弱性に対応しない理由として、次が考えられます:
- 管理者として、該当するソフトウェアの脆弱性が組織内で緊急なものではないと判断した場合。
- 脆弱性の修正を適用すると、該当するソフトウェアでデータの破損などが生じる可能性があることが判明した場合。
- 管理者として、管理対象デバイスを保護する別の対策を使用しているため、ソフトウェア脆弱性が組織ネットワークにとって危険ではないと判断した場合。
すべてのデバイス上または選択した特定のデバイス上で、ソフトウェア脆弱性を無視できます。
すべての管理対象デバイスで、特定のソフトウェア脆弱性に対応せずに無視するには:
- コンソールツリーの[詳細]フォルダーで、[アプリケーションの管理]フォルダーから[ソフトウェアの脆弱性]サブフォルダーを選択します。
フォルダーの作業領域に、デバイスにインストールされているアプリケーションからネットワークエージェントが検知した脆弱性のリストが表示されます。
- 対応せずに無視する脆弱性を選択します。
- 脆弱性のコンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。
脆弱性のプロパティウィンドウが表示されます。
- [全般]セクションで、[脆弱性を無視]をオンにします。
- [OK]をクリックします。
ソフトウェア脆弱性のプロパティウィンドウが閉じます。
すべての管理対象デバイスで、対象のソフトウェア脆弱性が無視されます。
選択した管理対象デバイスで、特定のソフトウェア脆弱性に対応せずに無視するには:
- 選択した管理対象デバイスのプロパティウィンドウを開き、[ソフトウェアの脆弱性]セクションを選択します。
- ソフトウェアの脆弱性を選択します。
- 選択した脆弱性を無視することを選択します。
選択したデバイスで、対象のソフトウェア脆弱性が無視されます。
無視することを選択したソフトウェアの脆弱性は、[脆弱性の修正]タスクまたは[アップデートのインストールと脆弱性の修正]タスクが完了しても修正されません。脆弱性のリストで、無視することを選択した脆弱性をフィルターを使用して表示から除外することができます。
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