緊急時用のメディカルIDを作成する
メディカルIDは、アレルギーや病状など、緊急時に重要になる可能性のある自分の情報を表示します。Apple Watchでは、緊急時にケアしてくれる人が利用できるように、この情報を表示できます。
ヒント:緊急時用のメディカルIDに生年月日を含めておくことは、65歳以上のユーザにとっては特に重要です。Apple Watch Series 4には転倒検出機能が用意されていて、65歳以上のユーザではデフォルトでオンになっています(65歳未満でもオプションでオンにできます)。Apple Watchで転倒を検出する(Apple Watch Series 4のみ)を参照してください。
メディカルIDを設定する
iPhoneで「ヘルスケア」Appを開きます。
右下の「メディカルID」をタップしてから、「メディカルIDを作成」をタップします。
メディカルIDを表示する
Apple Watchで、スライダが表示されるまでサイドボタンを押したままにします。
「メディカルID」スライダを右にドラッグします。
Apple Watchのサイドボタンを長押ししてもメディカルIDが表示されない場合は、iPhoneで「ヘルスケア」Appを開き、「メディカルID」>「編集」とタップしてから、「ロック中に表示」をオンにします。
Apple Watchのロック中にメディカルIDを隠す
iPhoneで「ヘルスケア」Appを開きます。
「メディカルID」をタップしてから、「編集」をタップします。
「ロック中に表示」をオフにします。
ヒント:メディカルIDに緊急連絡先を追加しておくと、緊急電話をかけた場合にそのことがApple Watchから緊急連絡先に通知されます。Apple Watchで緊急電話をかけるを参照してください。
Apple Watchで転倒を検出する(Apple Watch Series 4のみ)
転倒検出を有効にすると、勢いよく転倒した場合にApple Watch Series 4がそれを検出し、緊急通報サービスに連絡するとともに、緊急連絡先にメッセージを送信することができます。60秒以上応答せず、ほとんどまたはまったく動かないことをApple Watchが検出すると、自動的に緊急通報サービスに連絡され、メディカルIDの緊急連絡先にメッセージが送信されます。
ユーザが65歳以上の場合は、この機能が自動的に有効になります。65歳未満でも、以下の手順でApple Watch Series 4の転倒検出をオンにすることができます:
iPhoneでApple Watch Appを開きます。
「マイウォッチ」をタップし、「緊急SOS」をタップしてから、「転倒検出」をオンにします。
転倒すると、Apple Watchが15秒間手首をタップし、アラームを鳴らします。
詳しくは、Appleサポート記事「Apple Watch Series 4で転倒検出機能を使う」を参照してください。