MacでVoiceOverを使ってスペルミスのある単語を修正する
テキストエディットや「メール」などの多くのmacOSアプリでは、スペルミスのある単語を入力時に検出して、訂正候補を表示させることができます。
注記: VOは、ほかのキーと一緒に押してVoiceOverコマンドを入力するVoiceOver修飾キーを表します。デフォルトでは、ControlキーとOptionキーを一緒に押すか、Caps Lockキーを押すだけです。
自動スペル訂正を使用する
スペルミスのある単語を通知されたときは、次のいずれかの操作を行います:
単語を自動的に訂正する: 入力を続けます。
単語を訂正できない場合は、その単語に赤の下線が引かれます。これらのスペルミスを書類をチェックして手動で訂正できます。
推奨された訂正から選択する: その単語に移動して、その単語内または直後に挿入ポイントを配置し、下矢印キーを押して、使用したい訂正が推奨されるまで左矢印キーまたは右矢印キーを押します。そしてReturnキーを押します。
訂正候補を選択しないで終了するときは、Escapeキー、Fn+Tabキー、または上矢印キーを押します。
自動訂正された単語のスペルを元に戻す: その単語に移動して、その単語の直後に挿入ポイントを配置し、下矢印キーを押して元のスペルまで移動してから、Returnキーを押してそれを選択します。
スペルを自動的に訂正したくない場合は、「編集」>「スペルと文法」と選択してから、「スペルを自動的に修正」の選択を解除します(可能な場合)。
スペルを手動で訂正する
自動スペル訂正を使用しないことを選択した場合、または書類にスペルミスのある単語が含まれているけれども訂正候補が表示されない場合は、手動でスペルミスを確認して訂正できます。
ヒント: VoiceOverローターには書類内でスペルミスのあるすべての単語のリストが表示されるので、各単語にすばやくジャンプして修正できます。スペルミスのある単語のリストを使用するには、VO+Uキーを押してVoiceOverローターを開き、「スペルミス」と読み上げられるまで左矢印または右矢印キーを押します。
次のスペルミスのある単語に移動するには、Command+セミコロンキーを押します。
単語のスペルを聞くには、VO+W+Wキーを押します。
その単語が実際にはスペルミスでない場合は、Command+セミコロンキーを押し続けて、訂正が必要な単語が読み上げられたところで放します。
訂正候補や辞書などのショートカットメニューを開くには、VO+Shift+Mキーを押します。
使用したいスペルに移動してから、VO+スペースバーを押して選択します。
適切な訂正が読み上げられない場合は、EscapeキーまたはFn+Tabキーを押し、VO+Shift+Fn+F4キーを押してVoiceOverカーソルをスペルミスのある単語に移動してから、修正内容を入力します。
スペルミスのある単語の通知方法を変更するときは、VoiceOverユーティリティを開き(VoiceOverがオンのときに、VO+Fn+F8キーを押す)、「詳細度」をクリックして、「テキスト」をクリックします。
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