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Mac のターミナルでのシェルスクリプトについて
コマンドを入力して応答を待つ代わりに、直接操作しなくても実行されるシェルスクリプトを作成できます。
シェルスクリプトは、1 つ以上の UNIX コマンドを含むテキストファイルです。コマンドラインで入力できるコマンドを、シェルスクリプトを実行することで実行します。
シェルスクリプトが便利な理由は、多くの共通のタスクを 1 つのスクリプトにまとめることで、似たようなタスクを何度も繰り返し実行する場合の時間やエラーのリスクを削減できることにあります。シェルスクリプトは、launchd
や「Apple Remote Desktop」などのツールを使って自動化することもできます。
シェルスクリプトの先頭には、それをシェルスクリプトとして識別させる文字の組み合わせを記述します。具体的には、文字「#」と「!」(まとめて shebang(シバン)と呼ばれます)に続けて、スクリプトで実行するシェルへの参照を記述します。たとえば、sh
を実行するシェルスクリプトの 1 行目は、以下のように記述します:
#!/bin/sh
シェルスクリプトにはコメントを付けて記述してください。コメントを追加するには、行の先頭に番号記号(#)を付けます。どのコメント行も番号記号で始める必要があります:
#This program returns the
#contents of my Home folder
シェルスクリプトに空白行を追加すれば、スクリプトのさまざまなセクションを視覚的に区別しやすくなります。
chmod
ツールを使用して、このテキストファイルが実行可能(その内容をプログラムとして実行できる)ことを示します。
シェルスクリプトの作成方法については、Apple Developer Connection の Web サイトの「Shell Scripting Primer」を参照してください。