別のAppからショートカットを設定して実行する
アクション機能拡張を使用すると、別のApp内からショートカットを実行して、そのAppから移動せずにコンテンツを処理できます。種類「アクション機能拡張」に設定されているショートカットは、ほかのAppから共有ボタン 経由でアクセスできます。共有シートから実行すると、ショートカットは実行元のAppからの入力(URLやイメージなど)を受け取ります。ホストAppからの入力は、ショートカットの最初のアクションに渡されます。
たとえば、アクション機能拡張ショートカットを使用して、Safariでページからすべてのイメージを取り込んだり、表示しているテキストファイルをPDFに変換したり、フォトライブラリ内のイメージに対して編集などの操作を実行したりすることができます。
ほかのAppで「ショートカット」ボタンを有効にする
ほかのApp内からショートカットを実行できるようにするには、別のAppの共有シートで「ショートカット」ボタンを有効にする必要があります。
「ショートカット」以外の任意のApp(Safariなど)で、 をタップします。
下段にある「その他」をタップします。
「その他」がすぐに表示されない場合は、左にスワイプします。
表示されたリストで、「ショートカット」をオンにします。
「完了」をタップします。
これで、共有シートの一番下の行(共有ボタン のあるApp内)で「ショートカット」ボタンを利用できるようになります。別のAppで特定のショートカットを実行できるようにする方法について詳しくは、次のタスクを参照してください。
ほかのAppでショートカットを実行できるようにする
ほかのAppで「ショートカット」ボタンを有効にしたら(前のタスクの説明を参照)、ほかのAppで実行したい各ショートカットをアクション機能拡張の種類として設定する必要があります。
「ショートカット」Appの「ライブラリ」 で、ショートカットの をタップします。
ショートカットがショートカットエディタに開きます。
をタップして「設定」を開き、「共有シートに表示」をオンにします。
「受け入れの種類」というラベルの新しい行と、それに続いてショートカットに応じて「すべて」または入力の種類のリストが表示されます。「すべて」は、ショートカットを別のAppで実行するときにあらゆる種類のコンテンツ入力を受け入れることを表します。
オプション: 入力の種類を制限するには、「受け入れる」行で をタップし、1つ以上の行をタップして受け入れるコンテンツの種類(たとえば「連絡先」や「ファイル」)を削除してから、「設定」をタップします。
ヒント:「すべての選択を解除」をタップしてコンテンツの全種類の選択をすばやく解除してから、1つ以上の行をタップしてそのコンテンツの種類を含めます。
ショートカットで受け入れるコンテンツの種類を制限すると、Appに関係ないショートカットが隠されるため、そのAppの共有オプションが合理的なものになります。たとえば、連絡先のみを受け入れるショートカットが「マップ」Appの共有機能拡張として表示されなくなります。詳しくは、アクション機能拡張ショートカットにおける入力の種類についてを参照してください。
もう一度「完了」をタップして、「ライブラリ」に戻ります。
ショートカットがほかのAppで使用できるようになります。別のAppからショートカットを実行する方法について詳しくは、次のタスクを参照してください。
別のAppでショートカットを実行する
前の2つのタスクを完了すると、共有ボタン のある任意のApp内からショートカットを実行できます。
「ショートカット」以外の任意のApp(Safariなど)でコンテンツを選択します。
たとえば、実行しようとしているショートカットに応じて、テキストブロックまたはイメージを選択します。
をタップします。
下段(モノクロのボタン)で、「ショートカット」をタップします。
「ショートカット」ボタンがすぐに表示されない場合は、左にスワイプします。
「ショートカットを実行」画面で、ショートカットのボタンをタップします。
ショートカットエディタが表示され、ショートカット内の各アクションの実行に合わせて進行状況が表示されます。