MacのQuickTime Playerを使用して、ムービーをほかのファイルフォーマットや解像度で書き出す
ムービーを書き出して、特定の解像度またはファイルフォーマットのコピーを保存できます。ムービーは、H.264またはHEVCコーデックを使ってQuickTimeムービー(.mov)として書き出されます。オーディオのみとして書き出されたムービーは、MPEG4オーディオファイルとして書き出されます。QuickTime Playerでは、ムービーをMP4ビデオとして書き出すことはできません。
MacのQuickTime Playerアプリ で、「ファイル」>「書き出す」と選択し、「書き出し」メニューからオプションを選択します。
このメニューには、一般に使用されるビデオサイズに基づいて、ムービーに適した解像度が表示されます(ムービーよりも大きい解像度は淡色表示になります)。書き出されたムービーの実際の解像度とデータレートは、オリジナルによって異なります。
4K: H.264またはHEVC(H.265)を使用するQuickTimeムービーで、解像度は最大で3840 x 2160です。
1080p: H.264またはHEVC(H.265)を使用するQuickTimeムービーで、解像度は最大で1920 x 1080です。
720p: H.264を使用するQuickTimeムービーで、解像度は最大で1280 × 720です。
480p: H.264を使用するQuickTimeムービーで、解像度は最大で640 × 480です。
オンライン(YouTubeなど)で投稿するムービーを書き出す場合は、このオプションを選択します。
オーディオのみ: Apple MPEG 4オーディオファイルで、AACオーディオトラックが含まれています。
書き出す解像度で「4K」または「1080p」を選択した場合、「フォーマット」ポップアップメニューをクリックしてから、以下のいずれかの操作を行います:
「ファイルサイズ重視」を選択して、ムービーをHEVCフォーマットで書き出します
「互換性重視」を選択して、ムービーをH.264フォーマットで書き出します
HEVCフォーマットに書き出すときは、ムービーの透明度を保持できます。「ファイル」>「書き出す」>「1080p」と選択し、「HEVCを使用」チェックボックスを選択してから、「透明度を保持」チェックボックスを選択します。
注記: 「透明度を保持」チェックボックスは、ProRes 4444などのアルファチャンネルが含まれているムービーでのみ表示されます。
書き出すファイルの名前を入力し、書き出し先を選択します。
「保存」をクリックします。
ムービーによっては、ほかのムービーより書き出しに時間がかかる場合があります。ファイル書き出しの進行状況を表示するには、「ウインドウ」>「書き出しの進行状況を表示」と選択します。
「書き出す」メニューに選択可能なオプションが表示されない場合は、収録が著作権で保護されていて配信できない可能性があります。