Macからコンテンツを共有する相手を安全に管理する
Appleデバイスでほかの人とコンテンツを安全に共有する方法はいくつかあります。どの方法でも、Macで、共有相手を確認したり、その相手を共有コンテンツから削除したりできます。
iPhone、iPad、およびApple Watchからコンテンツを共有する相手を管理するには、iPhone、iPad、およびApple Watchからコンテンツを共有する相手を安全に管理するを参照してください。
詳しい方法: 以下のタスクを表示するには、タイトルの横にあるプラスボタン を選択してください。
MacのAirDropのファイル共有設定を管理する方法
AirDropでは、近くにあるAppleデバイス同士で、イメージや書類などのファイルを簡単に共有できます。近くの人なら誰とでも共有する、連絡先とのみ共有する、誰とも共有しない、のいずれかに設定できます。
注記: 「連絡先のみ」オプションは、iOS 10、iPadOS 13.1、およびmacOS 10.12以降を搭載したデバイスで利用できます。それより前のソフトウェアバージョンを搭載したデバイスで、自分にAirDropでファイルを送信できる相手を制限したい場合は、必要なときにAirDropをオンにして、必要ないときはオフにできます。
Finderを使ってAirDropを管理する
Macで、DockのFinderアイコン をクリックしてFinderウインドウを開きます。
Finderのサイドバーで、「AirDrop」をクリックします。
「AirDrop」ウインドウで、「このMacを検出可能な相手」ポップアップメニューをクリックしてから、使用したいオプションを選択します。
コントロールセンターを使ってMacのAirDropを管理する
Macのコントロールセンターを使うと、AirDropのオン/オフを切り替えたり、AirDropを使って自分に送信できる相手を選んだりする操作を素早く行えます。
Macで、メニューバーのコントロールセンター をクリックします。
以下のいずれかの操作を行います:
AirDropのオン/オフを切り替える: AirDropアイコン をクリックします。
自分に送信できる相手を選択する: 「AirDrop」の横にある矢印ボタン をクリックしてから、使用したいオプションを選択します。
詳しくは、以下を参照してください:
「macOSユーザガイド」の「MacでAirDropを使って近くにあるデバイスにファイルを送信する」
Macの「写真」の共有アルバムの共有設定を管理する
Macの「写真」の「共有アルバム」で、共有したい写真やビデオ、および共有相手を選択します。共有設定はいつでも変更できます。ほかの人との写真やアルバムの共有を停止すると、その人に通知は送信されず、その人は共有アルバムとそのコンテンツにアクセスできなくなります。
自分が共有アルバムの参加者であれば、自分が共有した写真は削除することができます。また、「参加を取り消す」を選択して、共有アルバムへの参加を取り消すこともできます。
Macで写真アプリ を開き、サイドバーの「共有アルバム」で共有アルバムをクリックします。
ツールバーの「メンバー」ボタン をクリックします。
「参加依頼」フィールドで、以下のいずれかの操作を行います:
新しい参加者を招待する: メールアドレスを入力します。
相手がiCloudを使用していない場合は、「公開Webサイト」チェックボックスを選択して、共有アルバム用のURLを作成できます。このURLを知っている人は誰でも共有アルバムのコンテンツを表示およびダウンロードできます。
参加者を削除する: 参加者のメールアドレスを選択して、Deleteキーを押します。
参加者を再度招待する: 参加者名の横にある下矢印をクリックして、「参加依頼を再送信」を選択します。
詳しくは、以下を参照してください:
「写真ユーザガイド」の「Macの『写真』の共有アルバムについて」
「写真ユーザガイド」の「Macの『写真』で共有アルバムに参加する」
Macの「写真」の共有ライブラリから参加者を削除する
iCloud共有写真ライブラリでは、最大5人と写真やビデオをシームレスに共有することができます。iCloud共有写真ライブラリに写真やビデオを追加すると、個人用ライブラリから共有ライブラリに移動します。共有ライブラリでは、共有する項目を選択することも、カメラから直接コンテンツを自動的に共有することもできます。すべての参加者には、共有ライブラリにコンテンツを追加、および共有ライブラリのコンテンツを編集/削除するアクセス権が同等に与えられますが、共有ライブラリを設定した人(ライブラリ作成者)は、すべてのコンテンツ用のiCloudストレージを提供します。
ライブラリ作成者は、いつでも共有ライブラリから参加者を削除したり、共有ライブラリを削除したりできます。共有ライブラリから参加者を削除すると、参加者は通知を受け取り、共有ライブラリのすべての項目を個人用ライブラリにコピーできます。参加者がほかの参加者を削除することはできません。共有ライブラリに参加してから7日が経過していない参加者は、自分が追加した項目のみを回収できます。
注記: Macの「写真」の共有ライブラリには、macOS 13以降が必要です。デバイスにインストールされているソフトウェアバージョンを確認するには、画面左上隅のアップルメニュー から、「このMacについて」を選択します。
Macの写真アプリ で、「写真」>「設定」と選択してから、「共有ライブラリ」をクリックします。
削除したい人の横にある「その他」ボタン をクリックしてから、「削除」を選択します。
「共有ライブラリから削除」をクリックします。
詳しくは、以下を参照してください:
「写真ユーザガイド」の「Macの『写真』のiCloud共有写真ライブラリとは?」
Macの「写真」の共有ライブラリから退出する/共有ライブラリを削除する
参加者はいつでも共有ライブラリから退出することができます。共有ライブラリの管理者である場合は、削除することができます。共有ライブラリを削除すると、すべての参加者は通知を受け取り、共有ライブラリのすべての項目を個人用ライブラリに残すことを選択できます。
共有ライブラリに参加してから7日が経過しないうちに退出した場合は、自分が追加した項目のみを残すことができます。
注記: Macの「写真」の共有ライブラリには、macOS 13以降が必要です。デバイスにインストールされているソフトウェアバージョンを確認するには、画面左上隅のアップルメニュー から、「このMacについて」を選択します。
Macの写真アプリ で、「写真」>「設定」と選択してから、「共有ライブラリ」をクリックします。
「共有ライブラリから退出」(参加者の場合)または「共有ライブラリを削除」(管理者の場合)をクリックします。
以下のいずれかのオプションを選択します:
すべて残す: 共有ライブラリにあるすべての写真を個人用ライブラリに追加します。
自分が追加したもののみ残す: 自分が共有ライブラリに追加した写真のみを個人用ライブラリに追加します。
「共有ライブラリを削除」をクリックしてから、削除の確認のために、もう一度「共有ライブラリを削除」をクリックします。
詳しくは、以下を参照してください:
「写真ユーザガイド」の「Macの『写真』のiCloud共有写真ライブラリとは?」
「写真ユーザガイド」の「共有ライブラリから退出する/共有ライブラリを削除する」
Macのカレンダー共有設定を管理する
以前に誰かを招待してカレンダーを共有している場合は、その人がカレンダーを編集できるかを管理したり、その人とカレンダーの共有を停止したりできます。
自分がカレンダーのオーナーであり、共有を停止したい場合は、参加者の名前をタップしてオプションを表示します。自分が参加者である場合は、「カレンダーを削除」を選択して共有カレンダーを削除できます。
Macでカレンダーアプリ を開きます。
以下のいずれかの操作を行います:
macOS 13以降が搭載されたMacの場合: 「カレンダー」>「設定」と選択します。
macOS 12以前が搭載されたMacの場合: 「カレンダー」>「環境設定」と選択します。
「アカウント」をクリックし、カレンダーアカウントを選択してから、「委任」をクリックします。
CalDAVアカウントは「アクセス可能なアカウント」リストに表示されます。
注記: Microsoft Exchangeアカウントの場合は、「追加」ボタン をクリックして、アクセス権を付与してくれたユーザのユーザ名を入力します。
詳しくは、以下を参照してください:
「カレンダーユーザガイド」の「Macでカレンダーアカウントを共有する」
MacのSafariの共有タブグループを管理する
iCloudを使っている人とタブグループを共有したり共同作業したりできます。共有タブグループには最大で100人の参加者を含めることができます。参加者はタブグループにタブを追加したり削除したりでき、アップデートが全員にリアルタイムで表示されます。
共同作業する相手は全員、自分のApple IDでサインインし、iCloud設定でSafariをオンにし、2ファクタ認証をオンにしている必要があります。
MacのSafariアプリ で、ツールバーの「共同作業」ボタン をクリックします。
「共有タブグループを管理」をクリックしてから、次のいずれかを行います:
人を削除する: 名前をクリックし、「アクセス権を削除」をクリックしてから、「続ける」をクリックします。
全員との共有を停止する: 「共有を停止」をクリックしてから、「続ける」をクリックします。
人を追加する: 「さらにほかの人と共有」をクリックしてから、「メッセージ」をクリックして参加を依頼します。
詳しくは、以下を参照してください:
「Safariユーザガイド」の「共有タブグループに人を追加する/削除する」
Macで人ごとに「あなたと共有」の設定を管理する
Macでメッセージアプリ を開き、チャットを選択します。
チャットの右上隅にある「詳細」ボタン をクリックしてから、「“あなたと共有”に表示」の選択を解除して、共有されたコンテンツを「あなたと共有」セクションから削除します。
「あなたと共有」がオフになっている場合でも、共有コンテンツをピンで固定して、対応アプリに表示できます。
詳しくは、以下を参照してください:
「メッセージユーザガイド」の「Macの『メッセージ』で共有されたコンテンツを管理する」
Macでアプリごとに「あなたと共有」の設定を管理する
ミュージック、Apple TV、News、写真、ポッドキャスト、Safariのアプリで「あなたと共有」のオン/オフを切り替えたい場合は、Macの設定を調整することができます。
Macでメッセージアプリ を開きます。
macOS 13以降が搭載されたMacの場合: 「メッセージ」>「設定」と選択します。
macOS 12以前が搭載されたMacの場合: 「メッセージ」>「環境設定」と選択します。
「あなたと共有」をクリックして、以下のいずれかの操作を行います:
すべてのアプリでオフにする: 「オフにする」をクリックします。
一部のアプリでオフにする: アプリの選択を解除します。