Mac で電力を節約する
Mac は効率的に電力を使用するように設計されています。メモリ圧縮や App Nap などの機能によって、速さを保ちながらも電力を節約しています。しかし、電力使用量をさらに最適化する方法がいくつかあります。
Mac をスリープ状態にする
スリープ状態でも Mac の電源はオンのままですが、消費する電力は大幅に少なくなります。また、Mac をスリープ状態から復帰する方が、最初から起動するよりも時間が短くてすみます。
Mac をすぐにスリープ状態にする:Mac でアップルメニュー >「スリープ」と選択します。Mac をスリープ状態にするを参照してください。
使用しない状態が一定時間続いたら Mac がスリープ状態になるように設定する:Mac を起動、システム終了、またはスリープ状態にするスケジュールを設定するの手順に従ってください。
ディスプレイを少し暗くする
快適な最低限度までディスプレイを暗くします。たとえば、暗い室内にいるときは、明るい陽光の下にいるときよりも、ディスプレイを暗くすることができます。
ディスプレイを少し暗くするには、キーボードの輝度キーを押すか、「ディスプレイ」環境設定を使用します。Mac ディスプレイの輝度を調節するを参照してください。
ノート型 Mac を使用している場合は、バッテリー電力を利用しているときにディスプレイを自動的に少し暗くするように設定することもできます。ノート型 Mac の省エネルギー設定を最適化するを参照してください。
Wi-Fi および Bluetooth をオフにする
Bluetooth および Wi-Fi が不要な場合はオフにします。これらは、使用していない場合でも、エネルギーを消費します。
Bluetooth をオフにする:Mac でアップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「Bluetooth」をクリックします。
Bluetooth がオンになっている場合は、ボタンをクリックすると Bluetooth がオフになります。
Wi-Fi をオフにする:Mac でアップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「ネットワーク」をクリックします。
左側のリストで「Wi-Fi」を選択します。「Wi-Fi がオンになっている場合は、ボタンをクリックすると「Wi-Fi」がオフになります。
デバイスを接続解除し、アプリケーションを閉じる
アクセサリ:外部ハード・ドライブのように、使用していないアクセサリを接続解除します。
CD、DVD、および接続されている外部ドライブ:使用していない CD または DVD を取り出します。Apple USB SuperDrive などの外部ドライブを使用している場合は、Mac から取り外します。
App:使用していないアプリケーションを終了します。使用していなくても、バックグラウンドで動作して電力を消費する場合があります。
バッテリーの性能を最大限に引き出す
ノート型 Mac を使用している場合、「省エネルギー」環境設定でバッテリーの電力使用を最適化できます。
Mac でアップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「省エネルギー」をクリックします。
Mac が電源に接続されているかどうかに応じて、異なるオプションの組み合わせを選択できます。たとえば、バッテリーを使用するとすぐに、ディスプレイを少し暗くしたり、もっと短い時間で Mac をスリープモードにしたりするように選択できます。ノート型 Mac の省エネルギー設定を最適化するおよびMac のバッテリー電力が急速になくなる場合を参照してください。
ほかの省エネルギーオプションを選択する
「省エネルギー」環境設定で、より簡単にエネルギーを節約できるオプションを選択します。たとえば、ほかのコンピュータにスリープ状態の Mac 上の共有リソース(共有プリンタや iTunes プレイリストなど)へのアクセスを許可する場合に、Mac をスリープ状態にする頻度を増やせます。
Mac でアップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「省エネルギー」をクリックします。
詳しくは、Mac のスリープ/スリープ解除の時刻を設定するを参照してください。