iCloud Driveでフォルダとファイルを操作する
iCloud DriveはFinderのサイドバーに表示されるため、サイドバーで選択して内容を表示することができます。iCloud Drive内では、「プレビュー」、テキストエディット、Pages、Numbers、Keynoteなど、iCloud Driveに対応するアプリのフォルダが自動的に作成されます。また、iCloud Drive内にフォルダを作成したり、iCloud Driveやそのフォルダにファイルを保存または移動したりすることもできます。
iCloud設定で「“デスクトップ”フォルダと“書類”フォルダ」をオンにするか選択した場合は、「デスクトップ」フォルダと「書類」フォルダもiCloud Drive内に作成されます。
警告: iCloud Driveをオンにして「デスクトップ」と「書類」フォルダをアップデートするときは、「デスクトップ」や「書類」フォルダを同期するほかの他社製アプリまたはクラウドサービスをオフにしてください。ほかの他社製アプリまたはクラウドサービスで同期すると、iCloud Driveによって実行されるアップデートが無効になるか、停止する可能性があります。
ファイルをフォルダを追加する
iCloudの「デスクトップ」および「書類」フォルダをオンにすると、Finderウインドウのフォルダ名またはファイル名の横に状況インジケータが表示される場合があります。ファイル、フォルダ、およびディスクの情報を取得するを参照してください。
アプリフォルダにはそれぞれ追加のフォルダが含まれていますが、含まれているファイルはそのアプリで開けるもののみです。例えば、「プレビュー」フォルダにはPDFや各種画像ファイルを格納できますが、ムービーや音楽のファイルは格納できません。
Macで、DockのFinderアイコン をクリックし、Finderウインドウを開きます。
サイドバーで「iCloud Drive」をクリックしてから、ファイルをiCloud Driveのフォルダにドラッグします。
ヒント: ファイルを保存したり開いたりするときにiCloud Driveを使用することができます。「ファイル」>「保存」または「ファイル」>「開く」と選択すると表示される「保存」ダイアログまたは「開く」ダイアログで、「iCloud Drive」を選択してください。
iCloud Driveのみに保存されている項目をMacにダウンロードする
iCloud Driveに保存されている項目が、まだMacにダウンロードされていない場合があります。
Macで、DockのFinderアイコン をクリックしてFinderウインドウを開いてから、サイドバーで「iCloud Drive」をクリックします。
ダウンロードしたい項目をControlキーを押したままクリックします(iCloudの状況アイコン で示されます)。
「今すぐダウンロード」を選択します。
項目をMac上に配置すれば、インターネット接続がなくてもその項目で作業することができます。
項目をMacに移動してiCloud Driveから削除する
Macで、DockのFinderアイコン をクリックしてFinderウインドウを開いてから、サイドバーで「iCloud Drive」をクリックします。
iCloud Drive内の項目を、デスクトップにある別のフォルダまたはFinderのサイドバー(「最近の項目」や「ダウンロード」など)にドラッグします。
その項目がMacにコピーされ、iCloudを設定したすべてのデバイスのiCloud Driveから削除されます。必要に応じて、それらの項目をiCloud Driveにドラッグして元に戻すこともできます。
ヒント: MacではiCloud Driveの同期状況を素早く確認できます。Finderサイドバーの「iCloud Drive」の上にポインタを置き、状況アイコンまたは情報アイコンをクリックします。
iCloud DriveをWeb上のiCloud.comで使用することもできます。
Web、iOSデバイス、iPadOSデバイス、またはWindowsコンピュータ上でiCloud Driveを設定するには、iCloudユーザガイドの「すべてのデバイスで「iCloud Drive」を設定する」を参照してください。