Mac用Logic Proユーザガイド
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Mac用Logic Pro Ultrabeatのエンベロープの概要
Ultrabeatには、ボイスごとに同一仕様の4つのエンベロープジェネレータがあります。省略してEnv1 - Env4と表されます。「Env4」は、モジュレーションソースとして使用できることに加え(さまざまなサウンドパラメータの「mod」ポップアップメニュー内)、「voice volume」パラメータに永続的に関連付けられています。つまり、Ultrabeatの各ドラムサウンドは固定型のボリュームエンベロープジェネレータ(「Env4」)を備えているということです。
エンベロープジェネレータという用語の語源とその基本機能については、アタック、ディケイ、サスティン、およびリリースを参照してください。
エンベロープジェネレータのデフォルトの動作は、キーを押す(ノートオンメッセージ)と、ノートの保持時間に関係なくエンベロープが自然に通過する、ワンショットエンベロープモードとして知られています。アコースティックパーカッション音源の自然な振る舞いをエミュレートできるため、この設定は打楽器信号に対して理想的です。
サスティンパッドやシンバルのサウンドなどの特殊なケースの場合は、サスティンモードを有効にして、再生されたノートの長さがエンベロープに反映されるようにすることができます。
エンベロープ表示には、エンベロープが独特のデザインで表示されます。このウインドウはベジェ曲線で構成されていて、2つのセグメント(アタックとディケイ)によってエンベロープ全体が構成されています。
エンベロープのグラフィックスでは、さまざまなハンドル(ジャンクションポイント)が異なる2つのサイズで表示されます。これらのハンドルをドラッグして、エンベロープの形状を調整します。
X軸(下側の水平方向の時間軸)上の2つの大きなハンドルはそれぞれ、アタックとディケイの時間を制御します。1本の垂直線が1つ目のハンドルから伸びていて(アタック)、エンベロープをアタックフェーズとディケイフェーズに分割しています。
両方のセグメントに小さなカーブハンドルが2つあります。このカーブハンドルを任意の方向にドラッグしてエンベロープの輪郭を変更し、そのアンプリチュードを加工することができます。
また、曲線自体の任意の位置を直接ドラッグして、エンベロープの形を変えることもできます。