Logic Proユーザガイド
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- オーディオリージョンのクローンを作成する
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- リージョンの色を変更する
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- スクリーンコントロールをマップする
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- スクリーンコントロールの名前を変更する
- アーティキュレーションIDを使ってアーティキュレーションを変更する
- ハードウェアコントロールをスクリーンコントロールにアサインする
- Logic ProでSmart Controlの編集内容と保存されている設定を比較する
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- スクリーンコントロールの動きを自動化する
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- 譜表スタイルウインドウ
- 譜表スタイルを作成する/複製する
- 譜表スタイルを編集する
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- Logic Proの譜表スタイルウインドウで譜表または声部を追加する/削除する
- Logic Proの譜表スタイルウインドウで譜表または声部をコピーする
- プロジェクト間で譜表スタイルをコピーする
- 譜表スタイルを削除する
- 声部と譜表に音符を割り当てる
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- JavaScript MIDIオブジェクトを使う
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- 用語集
Logic Proのコントローラアサインメントのエキスパート表示の「メッセージを入力」パラメータ
このセクションのパラメータで、MIDI入力のさまざまな値が制御されます。
「メッセージを入力」パラメータ
「MIDI入力」ポップアップメニュー: 同じMIDI入力ポートを使用するすべてのアサインメントを変更するために、入力ポートを選択します。サポートされているコントロールサーフェスにそのアサインメントがある場合、「設定」ウインドウでそのデバイスのMIDI入力も変更されます。
そのため、新しいコントロールサーフェスに使用するデフォルトのアサインメントを簡単に作成できます。これらの新しいアサインメントは、環境設定をほかのコンピュータの「Preferences」フォルダにコピー・アンド・ペーストすることで、そのコンピュータに簡単に移動できます。その後、他方のコンピュータで「コントローラアサインメント」ウインドウをエキスパート表示で開き、1つのアサインメントの「MIDI入力」パラメータを変更できます。
「値を変更」フィールド: 割り当て先パラメータの値の変更をもたらす受信MIDIメッセージが表示されます。これらのMIDIメッセージは編集できます。
「値を変更」フィールドには、メッセージが16進数バイトのシーケンスとして表示されます。その意味を示すプレーンテキストがフィールドの下に表示されます。メッセージの変数部分のプレースフォルダは以下の通りです:
Lo7: 値の下位7ビット(LSB、最下位ビット)
Hi7: 値の上位7ビット(MSB、最上位ビット)
Lo7のプレースホルダのみが含まれるメッセージでは、値が7ビットとして処理されます。Lo7とHi7の両方のプレースホルダが含まれるメッセージでは、値が14ビットとして処理されます。Lo7とHi7の順序が考慮に入れられます。その間に定数バイトが入る場合もあります。これによって「値を変更」のLSB部分とMSB部分を定義できます。たとえば、B0 08 Hi7 B0 28 Lo7は14ビットのメッセージを示します。
注記: 複数のMIDIメッセージを入力する場合は、常に各メッセージを完全に入力してください。ステータスバイトが同じであっても必ず繰り返し入力します。以前に送信されたメッセージのステータスは分からないため、メッセージを書き出して正しいバイトが機能することを確認することをお勧めします。
Lo7とHi7のどちらのプレースホルダも含まれないメッセージでは、受信した値が0と見なされます。通常、ボタンを押した状態と放した状態はこれに該当します。のコントローラアサインメントのエキスパート表示の「値」パラメータで説明している「「マルチプライ」フィールド」も参照してください。
「タッチ/リリース」フィールド: 受信したMIDIメッセージで割り当て先パラメータのステータスをタッチ状態からリリース状態に、またはその逆に変更するために使用する整数値を入力します。0以外のはタッチ状態、0の値はリリース状態を示します。メッセージは「値を変更」フィールドと同様に表示され、編集できます。
注記: タッチ状態/リリース状態の設定は、アサインメントの「チャンネルストリップ」クラスと、オートメーションが可能なパラメータにのみ適用されます。