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セキュリティキーを使用してiPhoneでApple IDアカウントにサインインする
セキュリティキーについて
Apple ID用のセキュリティキーは、セキュリティ機能の追加オプションで、フィッシングやソーシャルエンジニアリング詐欺などの標的型攻撃からアカウントを特別に保護する必要がある人々(有名人、ジャーナリスト、政府関係者など)のために設計されました。
セキュリティキーとは他社製の小型ハードウェアデバイスで、iPhoneに接続して、Apple IDアカウントにサインインするときの本人確認のために使用できます。この物理キーは、2ファクタ認証で通常使用される6桁の確認コードの代わりとなるもので、この情報を攻撃者に傍受されたり要求されたりするのを防ぎます。
セキュリティキーの詳しい要件については、Appleのサポート記事「Apple ID用のセキュリティキーについて」を参照してください。
セキュリティキーを設定する
セキュリティキーは少なくとも2つ設定する必要があります。そうすることで、片方を紛失したり、破損したり、盗まれたりしても、もう片方をバックアップとして使用できます。アカウントには、最大6個までのキーを紐付けることができます。
「設定」 >「[自分の名前]」>「サインインとセキュリティ」と選択して、「2ファクタ認証」をタップします。
「セキュリティキー」をタップしてから、「セキュリティキーを追加」をタップして、画面に表示される指示に従います。
セキュリティキーを使用してデバイス、Webサイト、またはアプリにサインインする
メッセージが表示されたら、セキュリティキーを挿入します(NFCキーの場合は、iPhoneの上部付近にかざすか置きます)。
画面に表示される指示に従います。
セキュリティキーを使用してApple IDのパスワードをリセットする
Apple IDのパスワードを忘れてしまった場合は、アカウントに紐付けられているセキュリティキーを使用してパスワードをリセットできます。
「設定」 >「[自分の名前]」>「サインインとセキュリティ」と選択します。(まだiPhoneでApple IDアカウントにサインインしていない場合は、まずペアリングされたセキュリティキーを使用してサインインしてください。)
「パスワードを変更」をタップしてから、画面に表示される指示に従います。
セキュリティキーを使用してApple IDのロックを解除する
Apple IDアカウントへのサインインが6回続けて失敗した場合や、iPhoneで不審な利用が検知された場合は、Apple IDがロックされたことを示す通知が画面に表示されます。このロックはセキュリティキーを使用して解除できます。
「アカウントをロック解除」をタップしてから、画面に表示される指示に従ってApple IDをロック解除します。
ほかの人がパスワードを知っているためアカウントがロックされた可能性があると思う場合は、「パスワードを変更」をタップして新しいパスワードを入力します。
「完了」をタップします。
セキュリティキーを削除する
Apple IDには、最大6個までのセキュリティキーを紐付けることができます。上限に達した状態でキーを追加する必要がある場合は、紐付けたキーを1つ以上削除してください。削除したキーはいつでも交換できます。
「設定」 >「[自分の名前]」>「サインインとセキュリティ」と選択します。
「セキュリティキー」をタップします。
すべてのキーを削除するには、「すべてのキーを削除」をタップしてから「削除」をタップします。
個々のキーを削除するには、削除したいキーをタップしてから、「キーを削除」をタップします。
注記: デバイスからすべてのセキュリティキーを削除すると、デバイスは6桁の確認コードを使用する2ファクタ認証に戻ります。