iOS 14の新機能
ホーム画面にウィジェットを追加可能 多くの情報を一目で確認できるように、ウィジェットが再設計されホーム画面に追加できるようになりました。さまざまなサイズから選択したり、好きなように並べ替えたりすることができます。また、場所、アクティビティ、時間などに基づいてウィジェットが表示されるスマートスタックを追加できます。iPhoneでウィジェットを追加するを参照してください。
Appライブラリ Appライブラリは、ホーム画面上に表示される新しい機能です。すべてのAppが操作しやすいシンプルな1つのビューに自動的に整理されます。Appはカテゴリ別に並べ替えられ、最もよく使うAppをいつでも1回のタップで使用することができます。AppライブラリでAppを見つけるを参照してください。
着信をコンパクトに表示 着信(FaceTime通話やサポートされている他社製Appからの通話を含む)は、これまでになくコンパクトに表示されるようになります。このため、着信の通知が画面全体を占めることはなくなります。iPhoneでかかってきた電話に出る/拒否するを参照してください。
App Clip App Clipは、そのAppのごく一部の機能を提供します。例えば、自転車を借りる、駐車場代を支払う、食事を注文するといった特定のタスクを実行するための機能です。Safari、「マップ」、「メッセージ」でApp Clipを見つけたり、App Clipコード(iOS 14.3)、QRコード、およびNFCタグを使って現実世界でApp Clipを見つけたりすることができます。「App Clipを使用する」を参照してください。
翻訳 「翻訳」は、異なる言語間で自然な会話を簡単に実現できるように設計された新しいAppです。iPhoneを横向きにすると会話モードに入り、2人のユーザの会話を簡単に確認できます。音声またはテキストを使って翻訳する、ダウンロードした言語を使ってデバイス上で翻訳する、お気に入りの翻訳を保存するといった操作が可能です。「音声とテキストを翻訳する」を参照してください。
探す (iOS 14.3)毎日使う持ち物を新しい「持ち物を探す」タブで常時監視します。「探す」で持ち物を探すを参照してください。
検索 検索機能では、あらゆる種類の検索を1つの場所から行えるようになりました。デザインが新しくなり、入力と同時に検索が開始されるようになりました。このため、App、連絡先、およびWebでの検索時に、関連性の高い結果が素早く表示されます。iPhoneを使って検索するを参照してください。
ピクチャ・イン・ピクチャ ほかのAppを使用しながら、ビデオを視聴したりFaceTime通話を続けたりすることができます。「ピクチャ・イン・ピクチャを使用したマルチタスク」を参照してください。
メッセージ 最も重要なチャットをチャットリストの上部に固定できるので、簡単に確認できます。チャットほかの人の“名前の言及”をして、その人にメッセージを直接送信したり、インライン返信を使ってグループチャットの特定のメッセージに直接返信したりすることができます。会話をピンで固定する、会話で“名前の言及”をする、および会話の特定のメッセージに返信するを参照してください。
ミー文字 追加された年齢オプションやフェイスカバーと共に、20を超える新しい髪型や帽子などのスタイルから選択して、趣味、職業、性格を表すことができます。独自のミー文字を作成するを参照してください。
マップ 「マップ」では、自転車レーン、自転車道路、および道路を使った自転車での経路を検索することができます。また、移動経路の計画時に、高度の変化、混雑している道、急勾配を確認できます。ガイドを使うと、周辺の食事、買い物、散策に最適な場所を見つけることができます。自転車や徒歩での経路案内に従っているときに、到着予定時刻を共有できます(iOS 14.5)。現在地からの自転車での経路を検索する、ガイドで新しい目的地を見つける、自転車の到着予定を共有する、および徒歩の到着予定を共有するを参照してください。
交通情報の報告 (iOS 14.5)米国では、Siriを使って、事故、危険、およびスピード違反取締りを報告できます。マップで交通情報を報告するおよびCarPlayで交通情報を報告するを参照してください。
カメラ iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降でQuickTakeビデオが利用できるようになりました。クイック切り替え機能で、「ビデオ」モードのビデオの解像度とフレームレートを簡単に変更できます。QuickTakeビデオを録画するおよびクイック切り替え機能を使用してビデオの解像度とフレームレートを変更するを参照してください。
ナイトモード (iOS 14.1)iPhone 12モデルでは、セルフィー用の前面カメラ、ウルトラワイド(0.5倍)カメラ、ワイド(1倍)カメラでナイトモードを利用可能です。ナイトモードの写真を撮るを参照してください。
Apple ProRAW (iOS 14.3)iPhone 12 ProおよびiPhone 12 Pro Maxでは、Apple ProRAWで写真を撮影して、より高度のクリエイティブなコントロールで画像を編集することができます。Apple ProRAWの写真を撮るを参照してください。
左右反転したセルフィー (iOS 14.3)すべてのモデルで、左右反転して前面カメラに表示される通りの写真を撮影することができます。iPhoneカメラでセルフィーを撮るを参照してください。
写真 写真をコレクションやアルバムに分けたり、写真を古い順または新しい順に並べ替えたりすることができます。検索時に簡単に見つけられるように、写真とビデオにキャプションを追加できます。アルバムの写真をフィルタリングする、アルバムの写真を並べ替える、およびキャプションを追加する/写真やビデオの詳細を表示するを参照してください。
計測 (iOS 14.1)iPhone 12 ProおよびiPhone 12 Pro Maxでは、瞬時に人の身長を測ったり、定規表示を使用して計測した物体に目盛りを表示したり、縁のガイドを使用してまっすぐな縁、家具、カウンターなどの物体をより正確に計測したりできます。人の身長を測る、定規表示を使用する、および縁のガイドを使用するを参照してください。
人の検出 (iOS 14.2)iPhone 12 ProおよびiPhone 12 Pro Maxでは、拡大鏡を使用して人を検出し、他人とのフィジカルディスタンスやソーシャルディスタンスを保つことができます。「拡大鏡を使用して周りの人を検出する」を参照してください。
リマインダー リマインダーは、過去に作成した同様のリマインダーに基づいて、リマインダーの日付、時刻、場所を自動的に提案します。共有リストのメンバーは互いにリマインダーを割り当てることができるため、今まで以上に簡単にタスクを分け合うことができます。iOS 14.5では、リストを並べ替えたり、プリントしたりすることもできます。リマインダーを共有する/割り当てる、リマインダーを並べ替える、およびリマインダーをプリントするを参照してください。
Siri Siriのデザインがコンパクトになりました。このため、現在の操作に集中しながら、情報を素早く取得できます。SiriがWebの情報を提供するようになったため、質問の答えが見つかりやすくなりました。また、「メッセージ」Appからオーディオメッセージを送信することもできます。「Siriが何をできるかを調べる」を参照してください。
Safari これまでになく安全かつ便利にSafariを使用できるようになりました。プライバシーレポートを表示して、そのWebサイトでプライバシーがどのように扱われているかを把握できます。使用中のパスワードが安全でない場合、Safariは警告を表示することがあります。Safariは7つの言語の翻訳に対応するため、ほかの言語のWebサイトにアクセスした場合でも安心です(ベータ)。プライバシーレポートを表示するおよびWebページを翻訳するを参照してください。
ヘルスケア まったく新しい睡眠体験により、睡眠目標を達成したり、就寝前に緊張をほぐしたりすることができます。また、ヘルスケアチェックリストを使用して、「ヘルスケア」Appの重要な機能を確認したりオンにしたりすることができます。睡眠スケジュールを設定するおよびヘルスケアチェックリストを使ってヘルスケア機能を管理するを参照してください。
周期要因を管理する (iOS 14.3)妊娠、授乳、避妊薬の使用などの要因を記録することで、「ヘルスケア」での周期記録の予測の管理に役立ちます。周期要因を管理するを参照してください。
ロスレスオーディオとドルビー・アトモス・オーディオ (iOS 14.6)Apple Musicのサブスクリプションに登録している場合は、「ミュージック」Appでロスレスおよびドルビーアトモスのオーディオトラックを聴くことができます。iPhoneでロスレスの音楽を聴くおよびiPhoneでドルビーアトモスの音楽を聴くを参照してください。
ヘッドフォンの音のレベル (iOS 14.2)聴覚に影響を及ぼすおそれがあるほどの音量でオーディオを聴いている場合に、通知を受け取り、自動的にヘッドフォンの音量を下げることができます。iPhoneのヘッドフォンを使って再生しているときに、正確な音量を確認して、最大音量を設定することもできます。「ヘルスケア」でヘッドフォンや環境音のレベルの曝露を追跡する、コントロールセンターでヘッドフォンと環境音のレベルをチェックする、およびヘッドフォンの音量を制限するを参照してください。
FaceTime FaceTimeは、手話を使用している参加者がいることを検知し、グループFaceTime通話でその人物が目立つようにします。カメラではなく画面を見ているときでも相手と目が合うようにサポートされるので、ビデオ通話がより自然になります。「グループFaceTime通話をかける」を参照してください。
ホーム 適応型照明により、1日を通して画面の色が変わります。ビデオカメラとドアベルでは、「写真」Appでタグ付けした人物が識別されます。また、設定した活動ゾーンで動きがあったときに通知を受け取ることができます。適応型照明をオンにする、顔認識を設定する、および部屋をゾーンにして整理するを参照してください。
車のキー Wallet Appに車のデジタルキーを保存できるので、車のキーを持ち歩く必要はありません。iPhoneを車のドアに近付けるだけで、車のロックを解除できます。車内では、iPhoneをリーダーまたはワイヤレス充電器に置くと、車を発進させることができます。また、キーを友人や家族と共有したり、別のドライバ向けにコントロールをカスタマイズしたりすることができます。「Walletのキーを使って車のロックを解除して発進する」を参照してください。
CarPlay 魅力的な一連の壁紙から選択できます。また、CarPlayは新しいタイプのAppをサポートしています。例えば、駐車、電気自動車の充電、食事を素早く注文するためのAppなどです。CarPlayで壁紙を変更するおよびCarPlayでのその他のAppを使うを参照してください。
プライバシー 新しい設定により、Appにおおよその位置情報のみを共有できるようになりました。また、Appがカメラやマイクを使用するときには、iPhoneの画面の上部に必ずインジケータが表示されます。Appはすべて、他社所有の複数のAppやWebサイトにまたがってユーザをトラッキングする前に、ユーザの許可を求める必要があります(iOS 14.5)。iPhoneで共有する位置情報を制御する、カメラやマイクなどのハードウェア機能へのアクセス権を確認または変更する、およびAppのトラッキングの許可を制御するを参照してください。
App Store (iOS 14.3)Appをダウンロードする前に、Appのプライバシー規約を確認できるようになりましたすべてのAppの製品ページでは、どのようなデータが収集されているかなど、Appのプライバシー規約についてデベロッパが報告した概要が表示されます。
iOS 14の機能を調べる 「ヒント」Appには、iPhoneを最大限に活用するための新しいヒントが頻繁に追加されます。「ヒントを見る」を参照してください。
注記: 新機能やAppは、iPhoneのモデルと、ご利用の地域、言語、および通信事業者によって異なる場合があります。