MainStage の新機能
MainStage 3.4 の最新のアップデートについて説明します。
ChromaVerb
ChromaVerb は、カラフルでインタラクティブなインターフェイスで豊かなアコースティック空間を作り出せる、洗練された新しいアルゴリズミック・リバーブ・プラグインです。
Vintage EQ Collection
Vintage EQ Collection には、1950 年代から 1970 年代のビンテージアナログ EQ を正確に再現するモデルが 3 つあります。
その他
全般
チャンネルストリップの MIDI 入力インスペクタで、任意の MIDI CC データのフィルタ処理、トランスフォーム、パススルーができます。
チャンネルストリップの下部にテキストノートを追加できます。
メトロノームが完全に設定可能になり、小節、グループ、拍、ディビジョンを個別に設定できます。
このアップデートでは、パフォーマンスと安定性も大幅に向上しています。
サウンドライブラリ
Drum Kit Designer 用の 2 つのビンテージブラシキット。
さまざまな楽器とジャンルの 800 を超える新しいループ。
150 のシネマティックなプリセットを追加する Alchemy 用の新しい Visions ライブラリ。
プラグイン
Space Designer のデザインが新しくなり、スケーラブルな Retina インターフェイスになりました。
Step FX は、3 つのパワフルなステップシーケンサーと X/Y パッドを使って、リズミカルなマルチエフェクト処理を施します。
Phat FX は、サウンドに豊かさとパンチを加える 9 個のエフェクトを使い、トラックを豊かに力強く仕上げます。
Studio Strings および Studio Horns は精緻にサンプリングされたアンサンブル音源で、アーティキュレーションをカスタムコントロールで指定できます。
Mellotron をスタンドアロンの音源プラグインとして利用できるようになりました。
Retro Synth には、さまざまなフィルタモデルが 18 個用意されています。
Arpeggiator プラグインの個々のステップ長を調整できます。
Loopback で、クリック音などのオーディオアーチファクトが発生する可能性を低減するために、ループサイクルごとにわずかなクロスフェードが適用されるようになりました。
Alchemy
Alchemy で、ドラッグ&ドロップのホットゾーンを使って、オーディオの読み込み時に再合成とサンプリングのオプションを選択できます。
Alchemy でパラメータ値の数値編集ができます。
Alchemy に、合成済みのフォルマントフィルタの形状が新たに 12 個追加されました。
Alchemy に、エンベロープフォロワーのソースとして使えるサイドチェーン入力が追加されました。
Alchemy に、自動タイミング調整機能が追加され、モーフィングが向上しました。
Alchemy に新しいアディティブエフェクトが加わり、サウンドのフィルタリングとモジュレーションのオプションが拡充されました。
こちらで MainStage の機能の詳細を参照してください。最新バージョンまたは以前のバージョンの MainStage における機能強化点や修正点については、MainStage リリースノートに詳しくまとめていますので、ご参照ください。