iPhoneやiPadで「声を分離」「ワイドスペクトル」「自動マイクモード」を使う

マイクの設定を調整して、周囲の雑音を遮断することで自分の声がさらにはっきりと聞こえるようにすることも、自分の声も周囲の音も全部聞かせたい場合に周囲の雑音を遮断しないでおくことも、最適なモードに自動的に切り替わるようにすることもできます。

必要な条件と準備

• FaceTimeの音声通話やビデオ通話の間に、または一部の他社製アプリで「声を分離」や「ワイドスペクトル」を使うには、iOS 15以降が必要です。

• 電話での通話中に「声を分離」を使うには、iOS 16.4以降が必要です。「ワイドスペクトル」は、電話での通話には利用できません。

• 「自動マイクモード」を使うには、iOS 18以降が必要です。

以下のデバイスで「声を分離」および「ワイドスペクトル」を使用できます。

• iPhone XR、iPhone XSモデル以降

• iPad（第8世代）以降

• iPad Pro 13インチ（M4）

• iPad Pro 11インチの全モデル

• iPad Pro 12.9インチ（第3世代）以降

• iPad Air（第3世代）以降

• iPad mini（第5世代）以降

「声を分離」「ワイドスペクトラム」または「自動マイクモード」を有効にする

1. 通話中に、画面の右上隅から下にスワイプしてコントロールセンターを開きます。*

2. 「[アプリ名]コントロール」をタップします。

   

3. 「オーディオとビデオ」でマイクモードを選択します。

   

   • 自動：通話の種類に最適なマイクモードを自動的に使用します。たとえば、レシーバーを使った通話中は「声を分離」を使用して周囲の雑音を遮断し、スピーカーフォンを使った通話中は「標準」のマイクモードを使用します。

   • 標準：標準の音声処理を使用します。

   • 声を分離：声を優先的に拾い、周囲の雑音を遮断してくれます。

   • ワイドスペクトル：周囲の雑音は遮断されません。

選択した設定内容は、通話に使用しているアプリにのみ適用されます。そのアプリでは、別のマイクモードを選択するまでは現在のマイクモードが有効です。