『食べるを考えるプロジェクト』生産体験を通じた持続可能な地域の未来を目指して

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

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寄付金額 8,000

0.8%

目標金額:1,000,000

達成率
0.8%
支援人数
2
終了まで
12
/ 90

埼玉県鴻巣市(さいたまけん こうのすし)

寄付募集期間:2024年8月19日~2024年11月16日(90日間)

埼玉県鴻巣市

プロジェクトオーナー

地域課題の解決や地域の活性化の取組を効果的に推進していくためには、行政をはじめ、市民や団体、企業等の多様なプレーヤーが手を取り合い、地域全体で支え合う仕組みが必要不可欠です。

鴻巣市では、クラウドファンディングにより得られた寄附金を「クラウドファンディング連動型地方創生プロジェクト事業補助金」として、市民等が主体となった地方創生の取組に対して交付します。

『食べるを考えるプロジェクト』の概要

生きるということは食べること。どんな生物もその種別に関わらず、食べ物を取り入れて生きています。

私たち人間も食べることによって生きています。でも、いつの頃からか、食べ物は魔法のように目の前に出現して、それを入手して食べています。魔法のように出現するので、余ったものは惜しげもなく捨てていきます。そして、また、魔法のように出現する食べ物を食べています。
でも、食べ物は魔法ではありません。生産者がいて、流通があって、加工があって、売り場があります。なんの疑いもなく、未来も食べ物が手に入ると考えていませんか?すでに、食べ物が手に入りにくくなっていることを感じていませんか?戦争、地球温暖化等といった様々な要素が原因となって食糧事情は変化しています。

「耕作SDGs吹上会」では、稲作・野菜作の生産から販売まで一通りの体験を通じて「食べる=生きる」ということを共に学ぶ機会の創出に取り組んでいます。

『耕作SDGs吹上会』とは

食品ロスや持続可能な食糧事情を考えてもらうきっかけとして、小中学生を中心に年代を問わず稲作・野菜作の生産から販売まで一通りの体験をしてもらうため結成した組織です。これらの体験を提供するため、鴻巣市内の稲作・野菜作を行っている農業従事者の方や、お米の流通に関わる事業者の方、より効果的な情報発信を行うため地元ラジオ局の方にも、本会に参加いただいています。

田植えを行った皆さんで記念撮影

現代の稲作作業は、GPSを搭載したトラクターでの大規模農業となっています。近代化した農業を体感し、子どもたちに「楽しい」「かっこいい」と思ってもらえることが、農業への興味・関心を高めるうえで効果的であると考えています。こうした体験を継続的に実施することにより、20年後、30年後を見据えた持続可能な地域の未来を創造します。

田植えを行う参加者の皆さん
農業従事者の方の指導を受けながら、野菜苗の植え付けを行いました

寄附の使い道

お米や野菜の生産から流通・販売に要する費用の外、田んぼにどのような生き物がいるのかを調査する「水生植物観察会」や、みんなで育てたお米や野菜を食する「収穫祭」、管理栄養士などの豊富な経験をもつ講師陣を招いての「食育講義」を開催するための費用として利用させていただきたいと考えています。
多額の寄附でなくても構いません。多くの賛同の声をお待ちしています。
ただし、事務経費の都合上2,000円未満のご寄附についてはお断りをさせていただきます。

※目標金額に達した場合、また達しなかった場合でも、上記の費用として活用させていただきます。

田植えの前に撮影した稲苗。稲穂が黄金色に輝く秋が待ち遠しいですね
大きく育った野菜の収穫も楽しみです

鴻巣市長からのメッセージ

写真

鴻巣市長の並木正年です。
高齢化や後継者不足により、農家数が減少しています。本市における農家人口の推移は、平成22年の6,459人から、令和2年度には3,536人と2,923人減少しており、次世代の担い手を確保することが喫緊の課題となっています。
このような中、本市では「鴻巣市SDGs未来都市計画」における取組の一つとして農業の担い手確保を掲げ、計画的な経営継承の推進や新規就農者定着へのフォローアップ等を行い、次代の担い手の育成を支援することとしています。
本プロジェクトを通じて、小中学生を中心とした多くの方々に耕作や野菜作、食育講義など「食」に関する様々な取組にご参加いただき、農業に興味を持ち、将来の職業選択肢の1つとして、また、持続可能な食糧事情について考えるきっかけとなればと考えております。
市民の皆様をはじめ、ぜひ多くの皆様に本プロジェクトにご賛同いただき、運営団体への支援を通じて「応援の輪」に加わっていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

【注意事項】

本プロジェクトへのご寄附には、お礼の品はございませんので、予めご了承ください。

現在進捗情報はありません。

埼玉県鴻巣市

鴻巣市は埼玉県のほぼ中央に位置し、南西部を秩父山地を源流とする荒川が流れ、関東ローム層や荒川沖積層からなる肥沃な土地で、気候にも恵まれ、花きや果樹などの栽培に適しており、近年では「花のまち」として知られています。
また、江戸時代には中山道の宿場町として栄え、380年余の伝統を誇る「ひな人形のまち」としても全国にその名が知られています。
首都圏50キロメートル圏内という地理的条件に恵まれていることから、都心部へのアクセスの良さはもちろん、豊かな自然と調和のとれた土地利用が進められており、平成27年から9年連続で転入者数が転出者数を上回る社会増を達成しています。
さらに、内閣府ではSDGsの達成に向け、優れた取組を提案する都市を「SDGs未来都市」として選定しており、令和5年度には本市が提案した「人にも生きものにもやさしいコウノトリの里こうのす」が選ばれました。環境面だけでなく、経済面・社会面においても、コウノトリを生かした施策を展開しながら、人がつながり、まちがにぎわい、元気な子どもたちであふれる、誰もが未来に希望が持てる「コウノトリの里」の実現に向け取り組んでいます。