奥の細道むすびの地である大垣の魅力を全国に発信したい!

カテゴリー:観光・PR 

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岐阜県大垣市(ぎふけん おおがきし)

寄付募集期間:2024年7月1日~2024年9月28日(90日間)

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岐阜県大垣市

プロジェクトオーナー

松尾芭蕉生誕380年を記念し、松尾芭蕉の俳諧紀行『奥の細道』の最後を飾る句「蛤のふたみに別行秋ぞ」が記された芭蕉の真筆を購入し、真筆を生かした企画展などを奥の細道むすびの地記念館で開催することで、大垣の魅力を全国に発信します。

松尾芭蕉と大垣

大垣は、岐阜県の西部、西美濃の中心に位置しています。江戸時代の大垣は、東西交通の要衝として、また、東西文化の接点として、経済・文化が発展した地でした。元禄2年(1689)の秋には、松尾芭蕉が「蛤のふたみに別行秋ぞ」と詠んで、水門川の船町港から桑名へ舟で下り、約5か月間の『奥の細道』の旅を終えています。

芭蕉は『奥の細道』の旅を大垣でむすびましたが、はじめて大垣を訪れたのは、『野ざらし紀行』の旅の途中、貞享元年(1684)9月下旬のことです。目的は以前から親交があった船問屋の谷木因を訪ねるためでした。このとき、木因宅に1か月ほど滞在し、木因の仲立ちで大垣の俳人たちが新たな門人になりました。

芭蕉が門人に宛てた手紙によれば、『奥の細道』の旅のむすびの地は、旅立つ前から大垣と決めていたことが伺えます。芭蕉が大垣を旅のむすびの地とした背景には、早くから自分の俳風を受け入れた親しい友人や門人たちの存在があったのです。

購入する芭蕉真筆の懐紙について

松尾芭蕉の俳諧紀行『奥の細道』の最後を飾る「蛤のふたみに別行秋ぞ」が記された芭蕉真筆の懐紙。国名勝「おくのほそ道の風景地 大垣船町川湊」に存在する「蛤塚」(昭和32年建立)に刻まれた文字の原典に該当し、大垣市にゆかりの深い作品です。

芭蕉の真筆を生かした企画展(第40回企画展)

奥の細道むすびの地記念館
奥の細道むすびの地記念館

「川と道の織りなす芭蕉の旅」と題した企画展を開催し、購入予定の芭蕉筆「蛤の」句懐紙を期間限定で展示します。川や道と芭蕉との関わりについて、『奥の細道』をはじめとする旅にまつわる芭蕉の真筆などを通じて紹介します。

期間:2024年10月5日(土)〜11月17日(日)
場所:奥の細道むすびの地記念館1階企画展示室(大垣市船町2-26-1)

奥の細道むすびの地記念館

2012年4月に「奥の細道むすびの地・大垣」にオープン。
『奥の細道むすびの地記念館』は、松尾芭蕉の紀行文「奥の細道」の解説をはじめ、芭蕉の人となりや旅に生きた人生を紹介する「芭蕉館」、大垣の歴史や文化・芸術を築き上げた幕末の先賢の偉業を紹介する「先賢館」、大垣市と西美濃地域の観光情報や全国の芭蕉関連施設を紹介する「観光・交流館」の3館と、大垣藩藩老・小原鉄心の別荘で、市指定文化財である「無何有荘大醒榭」から構成されています。
館内には、大垣市をはじめ西美濃地域の特産品を販売している土産物屋「お休み処 芭蕉庵」もあります。

住所:大垣市船町2-26-1
電話番号:0584-84-8430
開館時間:9:00〜17:00
休館日:年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料:一般300円、団体(20人以上)150円、18歳以下無料
アクセス:JR大垣駅南口から徒歩16分、名神高速道路大垣ICから車で10分
駐車場:有り

体験講座(子どもも大人も楽しめる和装本づくり)

和装本づくりで作成する和装本

和装本(わそうぼん)とは、日本の伝統的な製本法によって制作された書籍のことです。
俳諧など江戸時代の文化を支えた出版業にちなんで、オリジナルの和装本を作りませんか。

開催日:2024年10月5日(土)13:30 〜15:30
場所:奥の細道むすびの地記念館 2階多目的室1
参加料:無料
定員:20名程度(小学生以上、小学生は保護者の同伴が必要)(先着順)
申込方法:2024年9月2日(月)より、市HP「電子申請サービス」からお申し込みください。

講師:西尾市岩瀬文庫学芸員ほか
注意事項:はさみと糸通しをご持参ください。

佐藤勝明著『全文を読み切る『奥の細道』の豊かな世界』(増訂版)の作成

奥の細道むすびの地記念館総合監修者の佐藤勝明先生(和洋女子大学教授)の執筆による書籍です。「発端」から「大垣」にいたるまでの『奥の細道』の全文について解説されています。
平成30年発行の初版は、好評のうちに完売したため、今回、加筆修正し、書き下ろしを加えた増訂版を作成します。

寄附者の皆さまへ

松尾芭蕉の生誕380年を記念して、大垣市で詠まれた『奥の細道』の最後を飾る句「蛤のふたみに別行秋ぞ」が記された芭蕉の真筆の購入や企画展《2024年10月5日(土)〜11月17日(日)》の開催などを通して、市の歴史文化の保存・活用を図り、大垣の魅力を全国に発信します。
皆様からの温かいご支援をお待ちしております。

寄附金の用途

皆さまからご支援いただいた寄附金は、「芭蕉生誕380年記念事業」として、次の用途に使わせていただきます。
・芭蕉筆「蛤の」句懐紙の購入
・芭蕉真筆を生かした企画展(第40回企画展)の開催
・企画展に係る体験講座(子どもも大人も楽しめる和装本づくり)
・佐藤勝明著『全文を読み切る『奥の細道』の豊かな世界』(増訂版)の作成

※ 目標金額に達しなかった場合でも、事業は実施します。
※ 目標金額以上にご寄附頂いた場合、又は事業が中止・規模縮小となった場合は、翌年度以降の事業等に活用します。

お礼の品無しの方は、「ふるさと納税で応援」のボタンを押して、寄付へお進みください。
お礼の品有りの方は、「お礼の品を選んでこのプロジェクトへ寄付をする」から、寄付へお進みください。

大垣市にお住まいの方へのお礼の品の送付は致しかねますので、ご注意ください。

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お礼の品をご紹介

大垣市の魅力を知っていただけるお礼の品をご用意しています。

  • 2024年09月03日 09:03

    奥の細道むすびの地記念館<第40回企画展 川と道の織りなす芭蕉の旅>の開催について

    皆さまにご支援いただいている当プロジェクトの企画展のお知らせです。
    <第40回企画展 川と道の織りなす芭蕉の旅>
    川や道は通路としてだけでなく、人びとの生活や文化を育むものです。
    「旅の詩人」と称される芭蕉にとっても、河川を渡り、街道を歩く際に抱いた思いは、作品を生み出す原動力ともなりました。
    本企画展では、川や道と芭蕉との関わりについて、『奥の細道』をはじめとする旅にまつわる作品や資料を通して紹介します。
    なお、新たに収蔵することとなった芭蕉筆「蛤の」句懐紙を公開します。
    1 期間     
     令和6年10月5日(土)〜11月17日(日)9:00〜17:00
    2 展示予定資料 
     ①芭蕉筆「蛤の」発句懐紙(記念館蔵)
     ②元禄2年9月22日付杉風宛(推定)芭蕉書簡(個人蔵)
     ③延宝8年9月19日付蛤直断付之覚(個人蔵)
     ④芭蕉筆「むまに寝て・みちのべの」句文懐紙(千代倉家歴史館蔵)
     ⑤芭蕉筆「やはらかに」発句・脇懐紙(島田市博物館蔵) ほか
    3 学芸員によるギャラリートーク(企画展示室にて)
     10月6日(日)、10月27日(日)、11月3日(日祝)、11月17日(日)
     いずれも14:00〜 30分程度
    4 子どもも大人も楽しめる「和装本づくり講座」
     ① 日  時 令和6年10月5日(土)13:30〜15:30
     ② 場  所 奥の細道むすびの地記念館 2階 多目的室1
     ③ 定  員 20人(対象は小学生以上、小学生は保護者の同伴が必要) ※先着順、事前申し込み
     ④ 受講料  無料
     ⑤ 申込方法 2024年9月2日(月)より、市HP「電子申請サービス」からお申し込みください。
            (https://apply.e-tumo.jp/city-ogaki-gifu-u/offer/offerList_detail?tempSeq=2950)
     ⑥ 注意事項 はさみと糸通しをご持参ください。

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  • 2024年07月04日 11:27

    奥の細道むすびの地記念館 第39回企画展について

    企画展は、春・夏・秋に、松尾芭蕉・俳諧に関する内容や、大垣ゆかりの先賢に関する内容で開催しています。普段なかなか見ることができない貴重な資料や、作品が一堂に会しますので、企画展開催にあわせて、ぜひご来館ください。
    また、企画展開催に合わせて当館学芸員によるギャラリートークや、関連講座を開催していますので、こちらもあわせて、ぜひご参加ください。

    令和6年7月13日(土)〜8月25日(日)に開催する第39回企画展では、俳人として生きた〈人間芭蕉〉の姿と後世の人々が思い描いた〈俳聖芭蕉〉の姿について、ゆかりの作品や資料を通して紹介します。
    第39回企画展について<http://www.basho-ogaki.jp/tenji/tenji/index.html>

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岐阜県大垣市

私たちのまち「大垣市」は、名古屋市から電車に乗って30分、日本列島のほぼ真ん中に位置し、昔から東西の経済・文化の要衝として栄えてきました。
自然も豊かで、良質で豊富な地下水に恵まれていることから「水の都」と言われており、ハリヨをはじめ、生物の生息地域となっているとともに、地域特有の河間や輪中などの水文化・歴史が育まれたまちです。
水の豊かな「大垣地域」、山々に囲まれ緑豊かな里山「上石津地域」、桜やアジサイが美しい「墨俣地域」と、市内各地域でそれぞれ特徴ある自然を楽しんでいただけます。

また、俳人・松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えた「むすびの地」として知られ、今でも、大垣の子どもたちは、小さな頃から俳句に親しんでいます。
そのほかにも、関ケ原の戦いで西軍・石田三成の本拠地となった「大垣城」や、豊臣秀吉の出世の足掛かりとなった「墨俣一夜城」、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「大垣祭の軕行事」など、歴史と文化の薫り高いまちです。