がX(ツイッター)に投稿されている(H/T タイラー・コーエン)。前回エントリでクルーグマンとブランシャールの反応と併せて紹介しようかと思ったが、かなりの長文なのでこれで一つのエントリとしてみる。 This is a repost of my original thread about Trump's election, which has since disappeared. This time I am reposting it is a single message. I feel anx…
オウンドメディアのコンテンツ(記事)制作を行う際、社内リソース不足やクオリティ担保のため社外のパートナーに発注するケースもあります。オウンドメディアの記事制作を円滑に進めるためにも、制作パートナーとの適切なコミュニケーションは欠かせません。本記事では、主に編集プロダクションなどのコンテンツ制作パートナーとの適切な付き合い方について、はてなで公開中の「オウンドメディア制作パートナーとの付き合い方マニュアル」の内容を一部抜粋・編集し紹介します。外部に記事制作を発注している担当者はもちろん、コンテンツ…
スキルも経験も積み重ねてきた人が抱きがちな悩みとして、「自分が意見を出すと毎回大きな反論なく通ってしまって不安になる」というのがある。 いわゆるリードができるレベルになると、他のメンバーより視野を広く持って色々なことに考慮した意見を出せるようになる。しかし実際には明確な答えは持っていなくて自信があるわけでもないこともある。 それなのに自分が言ったことがそのまま通ってしまう。発言すると、「たしかに」「そうですね」「いいと思います」みたいな雰囲気になって採用されていくのである。新しいサービスの設計方…
さくらに入って3ヶ月経過して、入社直後といま現在ではまた見えている状況も違うし、実際どうなのっていうのを今の段階で書いておくのも悪くないかなと思った。自分より後に入ってきた人達が1ヶ月でのエントリを書いている(link)(link)のに触発されたというのもある。 入社直後のエントリはこちら。 tagomoris.hatenablog.com 思っていたより会社の変化が激しい 入社してから1ヶ月は、社内でこれまでクラウド開発・運用やガバメントクラウドをリードしてきた人達とひたすら話してキャッチアッ…
何かの取り組みを始める時、たいていまずは"過去の経緯"をざっと調べると思う。そうしないと過去に起きた問題を踏んでしまったり再発明をしてしまったりするからである。 皆当たり前にやっているように見えて、この過去の経緯の調べ方には意外とスキルのバラつきがある。自分も常にうまくできているわけではないので、思考整理のために雑に書き出してみる。 たとえば一例として、「Androidの自動テストの方針」を決めようとしているとしよう。背景にある課題は適当に想定してほしい。次のようなステップで過去の経緯を調査して…
久しぶりのポエムです。先日Xで何気なくこんな投稿をした。今回のポエムはこの投稿がきっかけだ。 自分でプロダクト作るのもいいけど、すでに多くのユーザー抱えて世の中の役に立っててイケてるプロダクトを開発してるチームの困りごとの解決を支援した方が結果的に世の中により多く貢献できるのでは?と思って今はDELTAにいる今思えばAWSに入った時も同じような考えだった— Keisuke Nishitani (@Keisuke69) 2024年11月2日 僕はこれまでずっとソフトウェアエンジニアとして20年くら…
僕は食品会社(中小企業)の営業部長、相変わらず現場の人手不足は深刻で、僕もシフトの穴を埋めるためにパートさんと混じって惣菜工場で働いている。今月末までは週2日、年末になると週5日は惣菜工場で稲荷ずしをつくることになりそうだ。営業部長なのに…。なぜこんなことになったのか。理由は二つ。ひとつは、人手不足状況下で人材確保のためにパートスタッフの時給を上げたこともあって、早期に「年収の壁」に達するパートスタッフが増えたからだ。彼らが出勤日数と勤務時間を抑制しはじめたため、シフトが埋まらなくなったからだ。…
はじめに こんにちは。レバレジーズのデータ戦略室の辰野です。いつの間にか5回目の投稿を迎えました。 今回は、私が2024年度上半期に注力した「DMBOKに基づくデータマネジメント成熟度アセスメントの実施」についてご紹介できればと思います。 レバレジーズでは初めての実施ということもありかなり苦労したので、これからデータマネジメント成熟度アセスメントを実施してみよう!と思われている方にとって、参考になれば幸いです。 ※ベースとなるDMBOKに関する情報は、既に多くの記事が出ているかと思いますので本記…
小1の子供が夏休み明けに週1くらいの頻度で「学校に行きたくない」と言い始めた。そういう日はどれだけ行かせようとしてもひたすら泣いて怒って行かない。 話を聞いてみると、本人にとっていろんな不安がある時に行きたくない気持ちになるらしい。たとえば必要な持ち物があると聞いたけどそれが何か分からない、鍵盤ハーモニカのテストがうまくできるか分からないなど。 行きたくないなら最悪行かなくてもいいかと思っていた一方で、学校へ行かないと親はまったく仕事はできなくてイライラしてしまうし、学校の手軽に多様な学習をして…
新卒3年目のソフトウェアエンジニアの振り返りブログを読んで、優秀な人の振り返りってこういう感じだよね〜と思った。 書きました - 2023年12月あたりの今日このごろ | monolog - https://t.co/47u2FE1pRF— kyontan (@sukukyon) December 29, 2023 私が某社に所属していたときに、インターンのメンティーとしてチームに参画していただいた方。 私はその後に転職してしまったが、ご本人はそのまま入社し、大活躍して社内賞を取っているとのこと…
UXリサーチ学ぼうシリーズ。今回は「カスタマーマニアになろう」というスライドを読んだ。 speakerdeck.com 顧客の深い理解の手法として、顧客インタビュー・没入・同化の手法があると述べた上で、特に顧客インタビューについて詳しく教えてくれるスライドだった。 特に顧客の意見ではなく事実を聞く方法やその時の心構えについての情報が非常に参考になった。今後顧客インタビューをしたいと考えている人は一読をおすすめする。 読書ノート - カスタマーマニアになるための構造 - 事実 => 推論 => 洞…
私は自慢では無いですがプロジェクトを炎上させたことがありません。 (炎上案件に途中から突っ込まれたことはありますが) 炎上案件の経験や上司からのアドバイス、書籍からの学びによるものが大きいです。 ただ、しっかり言語化して自分のものにしたいと思い、整理しようと考えました。 これを他のPLやメンバーに共有することで炎上プロジェクトが減っていくことを期待したい。 プロジェクトマネジメントする上で、意識していること、大事にしていること 小さな火を消し続ける → 課題管理の徹底、朝会でメンバーと課題を共有…
あくまで個人的な見解ではあるが、私が「リーダー」と「マネージャー」という言葉を使うときは、以下のように使い分けている。 リーダー。物事を前に進める人。スポーツで例えるとチームの空気をポジティブに変える選手。 マネージャー。全体の流れを管理する人。スポーツで例えるとチームに的確な指示を出す監督。 風音屋(@Kazaneya_PR)の組織図も「リード職が前衛」「マネージャー職が後衛」というコンセプトで設計している。 厳密にはリードとリーダーは別だと考えているので、その説明は後述するが、「Leadする…
とある会社の社内ポエムとして投稿していたのだが、インターネットにも置いておく。 さて自律を勝ち取るとはなんであろうか? 仕事に関していえば、つまりそれは「主体性を持って働く」ということである。 これは先日のリモート飲み会で id:Songmu さんが仰った言葉だ。 これは自分も同意するし、特にリモートで仕事をするっていうのは分散型の働き方なので個々のメンバーが自律をする必要がある。 では自律する、主体性を持つというのはどのようなことが必要だろうか。 セルフマネージメント リモートワーク、特に非同…
Metaに転職して1か月近くが経ちました。カナダのトロントオフィス勤務で、今月は渡航に始まり、社会保険番号取得、口座開設、家探し(インターネット等の契約も)、州の健康保険、会社の福利厚生に含まれる保険や積み立て口座の開設、など手続き関連でかなり疲れましたが、アメリカメンローパークでの本社のオンボーディングも終了していよいよ業務が開始した、といったところです。 Metaはオンボーディング中にチームと会うまで自分が何の仕事をするか詳細は全然把握していなかったのですが、Metaが開発し運用もされている…
こんにちは。Google CloudでオブザーバビリティやSREを担当していたエンジニアです。明日でこう名乗るのは最後になります。明日、2024年10月31日付でGoogleを退職します。 pic.twitter.com/dS3WOVCQBj— Yoshi Yamaguchi (@ymotongpoo) 2024年10月30日 かしこまった挨拶 Googleに入社してから10年目までの話は次の記事で一旦まとめているので、改めて振り返ることはしません。 ymotongpoo.hatenablog.…
超合理的! ミステリーの書き方 (幻冬舎新書) 作者:中山七里 幻冬舎 Amazon 会社勤めを愛し、会社に裏切られ、会社勤めを憎んだ。家族に退職を切り出しても「辞めてもいいけど今以上の収入を確保せよ」と諭され、逃げ道がなくなった。能力や特技もない。若さと気力は失われて久しい。50歳で、今から転職するのもダルい。そんなふうに人生に諦めていたところ、ミステリー作家中山七里先生の『超合理的!ミステリーの書き方』(中山七里)が目にとまった。帯には『個性や才能は不要』とある。つまりこの本を読んで紹介され…
総選挙が終わり、共産党の選挙結果声明を読んでいて 「賃上げと一体に労働時間短縮で『自由な時間』を」という新たな政策提起は、国民の切実な願いと響きあい、訴えが届いたところでは大きな共感がよせられました。 という一文がある。 これは本当だろうか。 批判したいがために言うのではなく、本当にそうなのかを共産党として検証したほうがいいよ、という老婆心で述べるのである。 労働時間問題が重要なことは共有するが、選挙の中心争点なのか? まず、労働時間短縮そのものが、日本の労働者にとって重大な課題であることはぼく…
blog.tinect.jp 上掲リンク先の記事は、刺激的なタイトルのためか、はてなブックマークでも喧々諤々の様子になっている。私個人としては、海外でコミュニケーションをする際には、日本の標準的な構えよりも自己主張を強めにするとちょうど良い、逆に、日本の標準的な構えのままでは意思疎通に支障をきたすと思っていたので、外国の人々にまともに相手をしてもらうためには、明確に自分の意見や願望や意志を伝える・表出しないとだめだ、とは思っていた。表出のなかには、もちろん身振り手振りも含まれる。 国内外の違いは…
PIPって何だ? 外資系企業に勤めている人にとってPIP(ピップと読んだりする)はあまり気持ち良い言葉ではない。Performance Improvement Planの略で、日本語に訳せば業務改善計画だ。あまり成果のでていない従業員に対して、改善プランを策定し、そのプランに従って改善できれば良いし、改善できなければ「残念ながらさようなら」という結果になってしまう。 血も涙もないと感じる人もいるかもしれないが、血も涙もある生身の人間がやっているわけだから、このプロセスはマネージャ側もとてつもなく…
先日、DevLOVE関西の200回目を記念するイベントで登壇してきました。 登壇内容を考えるにあたって、大きく2案あったので、没にしたほうのネタを簡単にブログに書いて供養しておきます。 ロックバンドの成功の証は、日本武道館でのライブである、みたいなイメージがなんとなくあります。 地元の小さなライブハウスで、客席に友人しかいない状態で演奏するところからはじまって、そこそこ有名になり、対バンに呼ばれるようになって、ソロでライブハウスが埋まり、Zeppなどの大きなハコでやるようになって、そういうステッ…
あらゆることがダルいので基本的に何もしたくありません。そんなことないだろ?と言われるかもしれませんが、それは僕の行動の表面だけを見ているからだと思います。心の底から沸き上がるようなやりたいことなんてほとんどありません。 そんな中で自分が自発的にやる数少ないものが、漫画を読む、ゲームを遊ぶ、インターネットを見るの3つです。そして、それだけをしていたら生活できるといいのですが、漫画を読んだり、ゲームを遊んだり、インターネットを見たりするだけで収入を得られる方法がなく、実家が太かったりして誰かに養って…
こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。スーパーは太っちょにかかります。 なんと!前の記事(中間管理職を楽しむ方法。 - 笑顔を創りたいWebディレクターの日常)を読んでくれた方から、こんなおハガキ?をいただきました。 おなまえ(匿名OK): s.m ご質問内容: 中間管理職を楽しむ方法のブログを読みました。わたしは中間管理職のすぐ下のポジションで(管理職より年下で平です)中間管理職にとって一番使い勝手が良い存在です。実際に「頼りにしている」と言われています。ただ管理職でもないのに…
リブセンスでデータサイエンティストをしている北原です。転職ドラフトの提示年収の伸び率分析結果の紹介です。 公開されているように転職ドラフトでの提示年収は急激に上昇しています。インフレも続いているのでスキルベースで提示年収が決まるならば、インフレと同程度に提示年収も上昇するのは不思議ではありません。気になるのはインフレ以上に提示年収が伸びているかではないでしょうか。そこで、今回は転職ドラフトで指名を受け続けた場合の提示年収伸び率を推定しインフレ率と比較しました。 提示年収の増加とインフレ まず、2…
というNBER論文が上がっている(ungated版へのリンクがある著者の一人のページ)。原題は「Job Search, Wages, and Inflation」で、著者はLaura Pilossoph(デューク大)、Jane M. Ryngaert(ノートルダム大)。 以下はその要旨。 How do inflation expectations affect the job search behavior of workers when wages are set in nominal ter…
こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。スーパーは太っちょにかかります。 はてな匿名ダイアリーでこんな記事を見つけて。 anond.hatelabo.jp 大変そうだなぁ・・・というよりつらそうだなぁと思った。 僕も中間管理職で、今の会社でもう3年以上経つ(=4年目)。それ以前の会社での管理職経験を加えると、おそらく7〜8年やってると思うます。 マネジメントに関してはこんな記事も書いてましたの〜。 toksato.hatenablog.com そんな僕が、増田(匿名ダイアリーの筆者…
面白かったので。 中間管理職…大変… 中間管理職のコツを教えるよ! 増えるMTGは減らす MTG、多いですよね〜。 わたしは前提が揃っている同期MTGって嫌いじゃなくて、アジェンダとゴールがきちんと設定できていれば、同期でする会話って、ものすごく物事が前に進むと思うんですよね。なので、MTGの質を上げるのも大事だと思っています。それでも量を整理するなら、小田中さんの記事が最適解だと思うので読んでみてください。 ミーティングだらけのカレンダーをスッキリ整理する簡単な方法|dora_e_m 積まれる…
自分たちを楽にするために業務効率化を推し進めているわけだけど、結果的にはどんどん苦しくなっていくみたいな機序あるあるの話。 ネットで「タイミーやってるとあんまり洗練されてない職場の方がやりやすい」って話を見かけて、ちょうど職場で実感していたのとぴったりだなあと思って。 大手メーカーに勤めていて、以前は製品検査の部門にいたのが、1年半ほど前に生産管理の部門へ異動になった。異動してびっくりしたのが、かなりの業務をアウトソースしてるんだなってことだった。 定型的で、人の判断をあまり伴わない業務のほとん…
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。Google Analytics 4 (以下「GA4」)は多種多様なレポート機能があり、更に深掘りするための探索機能も用意されています。その一方で難しさを感じる人も多くいるのではないでしょうか。また、Googleは情報を可視化するためのLooker Studioというサービスを無料で展開しています。 Looker Studioのレポート例 どちらも数値を表示するという意味では一緒です。ですが、これらの機能は業務においてど…
目の前のタスクがどんどん増えていくと、不安や焦りを感じるのは誰だって同じこと。 しかし、どんなに忙しくても常に冷静で、「できる人」と評価されるビジネスパーソンがいます。彼らの秘密は何なのでしょうか? じつは、その答えのひとつにシングルタスクの徹底があります。ひとつのことに集中し、そのクオリティを最大限に引き上げることで、仕事の効率と質を飛躍的に向上させるのです。 本記事では、シングルタスクを徹底するためのコツを紹介し、「できる人」になるための手助けをいたします。 仕事がうまくいかない原因はマルチ…
はじめに 退職しました。 カチャカというロボットに主に組み込みまわりで関わっていて、発売されて満足しました。 量産ロボットに携わるという夢が1つも叶いました。 2ヶ月の有休期間中に、この間に作成したmimic-crossというクロスコンパイル用のDocker imageを 整備していろいろな人に使ってもらえるようにできればと考えています。 この記事ではなぜこのツールを開発した背景を振り返りながら、課題と共に紹介します。 背景 PFN入社からしてすぐ、後にカチャカとなるプロジェクトで ARM CP…
アジャイル型でアプリ開発を進めたところ、完成に至らなかったことについて、ベンダの不完全履行、プロジェクトマネジメント義務違反等が主張されたが、いずれも否定された事例。
仕事が生きがい・一生現役 2024年10月20日更新しました 人は何歳まで働くことができるの? そう思ったのは89歳の男性がコンクリートミキサー機を、トラックの荷台に載せようとして、下敷きになった事故がきっかけです。 高齢者の就業について総務省の統計から考えます。 スポンサーリンク // 働く高齢者 肉体労働の高齢者 日本は高齢者の割合がトップ 高齢者が働く理由 まとめ 働く高齢者 高齢者が働く割合 主要国(日本や韓国・アメリカ・イギリス・カナダ・イギリス・ドイツ・イタリア・フランス)のなかで、…
来週で40歳にあるので30代の振り返りとしてこれを書く。 そんな30代を全力で走ってきた中で、これは30代でやってよかったな。 もっと早くやってもよかったな。というようなことを書く。 最初に行っとくと一般的にやったほうが良いということは基本的にやったほうがいい。 そういうのも含めて実際にやってみた経験も書く。 習慣を作れるようになる これは本当にやったほうがいい。 身につけるのであれば、早ければ早いほどほどいい。 もう少し具体的に話すと自分がやりたいことを実現していくためには習慣にできるとよい。…
エンジニア採用の状況は地域によって大きく異なる 最近視聴した2つのコンテンツが、同じソフトウェアエンジニア採用の話題を取り扱っているにもかかわらず、その内容が両極端で非常に興味深かった。 ひとつは「エンジニア採用必勝法・これだけでわかるDevRel入門」という動画で、もうひとつは「最近カナダで就職したエンジニアと一緒に北米就活の攻略法を語る」というポッドキャストのエピソードだ。 エンジニア市場と企業の採用戦略は地域や業界によって異なるが、ここで話されている東京と北米(バンクーバー)では顕著…
よく聞かれるのでタイトル通りのことを書こうと思ったわけですが、さて実際のところどうだったかとなると、なかなか思い出すのが難しいです。少なくとも「最初からできた」ではなかったです。そして「俺は全然駄目だ」な状態から「いける」という状態に、あるときを境にフラグが立ってそうなるというようなものでもなかったです。いくつかの出来事によって、ようやくそう思えたと感じたと記憶しています。本記事ではこれらの出来事について紹介いたします。 本記事の主な対象読者は、社会人一年生を含む経験が浅いソフトウェア技術者で、…
数日前に𝕏上で「日本のDevRelって何なんだ?」という議論が巻き起こり、エンジニアや今DevRelを名乗っている人たち周辺で大きな話題となりました。わたしもかつてDevRelという名前のチームで働き、その活動に意義があると思っているので話題を整理してみたいと思います。今や様々な役割を内包する名称としてIT・WEB業界で一定の認知度を得ているDevRelとは何をする人なんでしょうか。 ここに書いたものはあくまでも個人的な視点と意見ですが、関連する皆さんは一緒に考えてみてもらえると嬉しいです。𝕏で…
TypeScriptが仕事で使えるレベルになるためには、単に基本的な文法や構文を理解するだけでなく、実際のプロジェクトやチーム開発でどのように活用するか、スケーラビリティや保守性を考慮しながらコードを書く能力が求められます。この記事では、TypeScriptを実務で使うために必要な基本から、少し踏み込んだ中級レベルの知識を、コード例を交えながら丁寧に解説します。 TypeScriptとは TypeScriptは、JavaScriptのスーパーセットで、JavaScriptに静的な型を追加した言語…
脳内ダンプ 最近あるべき姿を考えていて思ったことを書く。 仕事をしていく中で我々はあるべき姿を考えている。あるべき姿を考えないと今起きている問題は発見できない。プロダクト開発でも組織でも技術でもそう。 10Xには、Think 10xというのがある。理想というあるべき姿を定義して探索的一歩を重ねようとあり自分はこれが大好き。あるべき姿とはなんなんだろうか。 色々考えて結局Think 10xなんですよねになる— ひさいち (@hisaichi5518) 2024年10月9日 なぜあるべき姿は必要なの…
2024年10月30日をもって、約3年間勤めたGMOペパボを退職します。 入社したのは2021年7月なのでした。 ryuichi1208.hateblo.jp ペパボでは主にSREとして、サービスの信頼性に関する施策の考案と実践を担当してきました。入社時にはSREの概念は認知されていましたが、当時はまだ改善の余地が多く、日々多くの課題に取り組んでいました。 特にアラート対応は大変で、一晩に3〜4回もアラートが鳴ることがありました。携帯を投げ捨てたくなるほど頻繁に通知が鳴っていたのを今でも覚えてい…
togetter.com 何でも一回で覚えて理解できるなら、みんな東大行ってるわな いや、東大生は何でも一回で覚えて理解とかできないから! とくに私はまじで理解力低いし物覚えも悪いから(´;ω;`) 就職してから無限に「一回言ったよね」と叱られまくってました LV1:「一次回答」や「応答」を丁寧にやるだけでこの嫌味を言われることは激減する(30点) LV2:とにかく確認する。自分で考えて行動しない。(30点) LV3. 他にも気を使うとさらに良くなったことが3点あります(各10点) 大事なことと…
こんにちは。LegalOn Technologies 検索・推薦チームの浅野(@takuya_b / @takuya_a)です。 先日、社内のプロダクトマネージャー(以下、PdM)を主な対象として、検索推薦技術の入門講座を開催しました。このたび、その資料を公開します。
先日,深夜に友人と話している際に「スライドのフォントに結局 Noto Sans(≒ 源ノ角ゴシック)を選んでしまう」という話題が出ました*1.Noto Sans がオープンソースであり,Google スライド等のアプリケーションで最初から使用できるという理由も勿論あるのですが,個人的にはそれだけが理由でないように感じます.ときに,プレゼンテーション用のスライドにはどのような書体が適しているのでしょうか? 遠くから見えるように,視認性が高いフォントを使いましょう! ――という教科書的な回答はさてお…
今週、皆さんはどんなふうに「お願いごと」をしましたか?システム開発や、新規事業創出にまつわるプロジェクトにおいては、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーが、開発部門に対して「〜を作ってほしい」とお願いする局面がしばしば訪れます。そういった場面において、コミュニケーションの齟齬などが引き金になり、結果として、誰しもが「こんなはずじゃなかった」と感じるものが出来上がってしまうことは珍しくありません。世のほとんどの仕事は一人で完結しない、誰かに何かを作ってもらわなければ成り立たないものです。…
こんにちは。こんばんは。 開発生産性の可視化・分析をサポートする Findy Team+ 開発のフロントエンド リードをしている @shoota です。 先日、END が 【フルスタックエンジニアへの道!】React と TypeScript の修行をした話 というタイトルで、フルスタックエンジニアを目指すためのフロントエンドの修行の記事を投稿いたしました。 こちらの記事では React / TypeScript において個人学習程度のレベルにあった END が、機能開発を自走可能になるまでの内…
何らかの問題を解決しなくてはならなくなった時に、解決よりも深掘りを優先してしまう特性の人がいます。 たとえば問題に対する短期的な対策を考えることをおろそかにして、根本原因究明と根本対策方法をじっくり考え込んでしまうような人が該当します。他人事のように言ってますが、筆者もそうです。本記事は、そういう筆者が過去に仕事で困っていたこと、ある時から状況によって取り組み方を変えられるようになったという話をします。 上記のような特性の人は、調査のたびに深い知識が得られ、血肉となっていきます。それゆえ技術に明…