ChmSourceConverterのターゲットバージョンを下げる #1195
Conversation
現行OS向けに.NET Framework 4.7.2をターゲットにしていたが、vs2017に標準搭載されるバージョンにダウングレードする。
berryzplus
force-pushed
the
feature/downgrade_framework_version
branch
from
817bb2d to
b6785a6
Compare
|
WinMergeが空白無視設定になっててゴミが入ったのでforce-pushしました 😢 |
|
✅ Build sakura 1.0.2622 completed (commit dd7fb17894 by @berryzplus) |
現在のデフォルトで net461 がインストールされているだけで、 .NET Framework 4.6.1 Targeting Pack はインストールしないように |
|
✅ Build sakura 1.0.2623 completed (commit a2f516ea33 by @berryzplus) |
net461 がビルド要件になる認識はありません。 ヘルプをビルドしたい人や画像ツールを使いたい人のために、 必要になるコンポーネントを全部ルートに記載しておくべきだ！って理屈だとすると
net461 を外すと visual studio の .NET 系ツールの多くが使用不可になります。 |
|
とりあえず、インストーラのビルドができればいいので この PR でもいいです。 |
了解っす。 マニュアルをもう一度確認しましたが、「ソリューションのルート」に vsconfig があれば読み込まれるみたいなんで、C# ツール向けの vsconfig を用意しときたいと思っています。 |
…de_framework_version ChmSourceConverterのターゲットバージョンを下げる
ghost
mentioned this pull request
PR の目的
ChmSourceConverterのターゲットフレームワークバージョン(net472)をvs2017標準搭載バージョン(net461)に下げることにより、追加コンポーネントをインストールすることなくツールのビルドを行えるようにする。
カテゴリ
PR の背景
#1192 で報告された通り、ChmSourceConverter のターゲットは net472 になっている。
これは、もともと appveyor 専用ツールとして作成した ChmSourceConverter の稼働フレームワークとして当時の最新安定verを選択したことが原因です。
元issue #1192 ではターゲット net472 をビルド要件に含める提案がなされています。
個人的に、サクラエディタのビルド要件に .NET Framework の特定バージョンを含めるのには違和感を覚えています。何故かといえば、サクラエディタは .NET Framework での開発に対応していないからです。現状のサクラエディタは Windows API を直接駆使して動作するネイティブCアプリなので、共通言語ランタイムを介して Windows を操作する .NET アプリとは根本的に別モノです。共通言語ランタイムを介してサクラエディタの機能拡張を行える目途が立つまでは、.NET Frameworkに依存しているかのような設定を入れるべきじゃないような気がします。
しかし、その間HTMLヘルプのビルドができない状態を放置してよいのか？というと、それはそれで違うような気がします。
最近追加されたC#のツールの設定を見ると、net461向けになっています。
これらに文句がでていないってことは、net461ならOKってことなんだと思います。
ChmSourceConverter のターゲットフレームワークバージョンをこれらに合わせれば、ビルドができない問題は解決すると思います。
バージョンを下げることにより、すっかり忘れていましたが「できるだけデフォルトインストールで開発できるものを作ろう！」って方針にも合致します。
PR のメリット
PR のデメリット (トレードオフとかあれば)
PR の影響範囲
関連チケット
#1192 ←これの代替案です。
参考資料