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EclipseでSVNを使って共同開発する際の準備について。

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EclipseでSVNを使って共同開発する際の準備

目次

  1. 前提条件
  2. SVNリポジトリーを作成する
  3. 既存プロジェクトをSVNで管理する
  4. リポジトリーからプロジェクトを作成する
  5. 補足: ホスティングサービスを使う場合
  6. 補足: リポジトリーをLAN内で共有する場合
  7. 補足: VisualSVNを使う場合

環境

  • Windows7
  • Eclipse 4.3 Kepler

状況

以下のように共同開発の準備を整える場合の作業手順を説明しています。

  1. 代表者がEclipseで新規プロジェクトを作成する。
  2. 代表者がプロジェクトをリポジトリーに登録する。
  3. チーム各員がリポジトリーからプロジェクトを作成する。

※ 準備が整った後の更新作業については触れません。


Eclipseを使ってリポジトリーを作成します。
以下の例では、代表者のPCの中に作成しています。

"SVNリポジトリー・ブラウザー"のビューを開く

ウィンドウ -> ビューの表示 -> その他の順に選択します。

"その他"を選択

ツリーの中からSVNリポジトリー・ブラウザーを選択します。
Eclipseの画面の下方に、新しくビューが表示されます。

"SVNリポジトリー・ブラウザー"を選択

リポジトリーを作成する

先ほど作成した"SVNリポジトリー・ブラウザー"の中で、
(右クリック) -> 新規 -> リポジトリーの順に選択します。

右クリック

任意の場所にフォルダを作成し、その中にリポジトリを置くこととします。
ここでは、Cドライブ直下に"SvnRepository"というフォルダを作成します。
参照ボタンからツリーをたどって作成しても構いませんし、テキストボックスの中にパスを直接入力しても構いません。
(C:\SvnRepository)

リポジトリーの作成

リポジトリーを確認する

エクスプローラーでフォルダが作成されたことを確認することもできます。
ここでは、Eclipseで確認する方法を紹介します。

ウィンドウ -> パースペクティブを開く -> その他の順に選択します。

パースペクティブを開く

SVNリポジトリー・エクスプローラーを選択します。

"SVNリポジトリー・エクスプローラー"を選択

画面左にエクスプローラーが表示され、リポジトリーを確認することができます。
また、削除などの各種操作も行えます。

"SVNリポジトリー・エクスプローラー"を選択

元の画面に戻るには、画面右上でパースペクティブを切り替えます。

パースペクティブを切り替える


すでに代表者が下記のようなプロジェクトを作成しているという前提で進めます。

既存プロジェクト

プロジェクトをSVNリポジトリーに新しく追加

プロジェクト名を右クリック -> チーム -> プロジェクトの共用の順に選択します。

"プロジェクトの共用"を選択

リポジトリー・プラグインにSVNを選択します。

"SVN"を選択

"新しいリポジトリー・ロケーションを作成"を選択します。

"新しいリポジトリー・ロケーションを作成"を選択

※ 既存のリポジトリーを使用する場合は、この画面は現れません。
リポジトリー・ロケーションの情報を入力します。
リポジトリーが他のマシンに存在する場合は、認証情報も必要になります。

リポジトリー・ロケーション情報の入力

シンプル・モードが選択され、リポジトリーの直下にプロジェクト名が追加された形でロケーションとなっていることを確認して完了を選択します。

プロジェクト名が追加されていることを確認

最初のコミット

続いて、最初のコミットを行います。
コメントを入力してOKを選択します。
コメントの内容は任意ですが、チームの規則などに従ってください。

最初のコミット


チーム各員がリポジトリーをチェックアウトしてそれぞれのPCに取り込み、それを元にプロジェクトを作成します。

ファイル -> インポートの順に選択します。

インポート

SVNからプロジェクトを選択します。

"SVNからプロジェクト"

プロジェクト名も含んだロケーションを指定します。
(例: file:///C:/SvnRepository/SvnTest )
必要ならば認証情報も入力します。

ロケーション情報の入力

ここでも、ロケーションにプロジェクト名が含まれていることを確認します。
なお、改訂は一番上のHEAD 改訂(最新版)で構いません。

リソースの選択

作成されるプロジェクト名を確認した上で完了を選択します。

別名チェックアウト

チェックアウトが完了しました。

チェックアウト完了


リポジトリーをWeb上のホスティングサービスで保管する場合、若干操作が異なります。
今回は無料で非公開のリポジトリーを作成できる Assembla というサービスを使います。
( Assembla https://www.assembla.com/home )

前提

すでにAssemblaにユーザ登録しているものとします。

リモートにリポジトリーを作成する

同一のマシンの中にリポジトリーを作成する場合、フォルダとリポジトリーを同時に作成していました。
(比較: SVNリポジトリーを作成する/リポジトリーを作成する )

今回はリポジトリー・ロケーションを選択します。

リポジトリー・ロケーションを選択

URLと認証情報を入力し、完了を選択すればリポジトリーが作成されます。
SVNリポジトリー・エクスプローラーパースペクティブで確認して下さい。

URLと認証情報を入力

リモートリポジトリーからプロジェクトを作成する

チェックアウトするリモートリポジトリーのURLを指定する際に注意することがあります。
(比較: リポジトリーからプロジェクトを作成する )

デフォルトでは目標のプロジェクトが選択されていないため、一階層上の構造を取得してしまいます。
そこで、参照ボタンをクリックして目標のプロジェクトを選択します。

目標のプロジェクトが選択されていない

階層をひとつ下ってプロジェクトを選択する

この他の操作は同一マシンにリポジトリーを作成する場合と変わりありません。


手軽に共同開発の環境が整います。

リポジトリーを置くフォルダを共有する

Windowsでフォルダを共有する操作はここでは割愛します。

リポジトリー・ロケーションの記述

  • 形式: file://(コンピュータ名)/(リポジトリー名)
  • 例: file://sutara-pc/SvnRepository

リポジトリー・ロケーション

リポジトリーからチェックアウトしてプロジェクトを作成する場合の注意点はAssemblaを利用する場合と同じです。
階層を下って目標のプロジェクトを選択しなければなりません。


共有フォルダではなく VisualSVN を利用します。
Windowsによる共有がうまく行かない場合におすすめです。
(VisualSVN http://www.visualsvn.com/ )

VisualSVN-Serverのインストール

下記からダウンロードします。
http://www.visualsvn.com/server/download/

インストールで注意することは下記の2点です。

  • "Standard Edition"を選択する。
    "Standard Edition"を選択する
  • Use secure connectionのチェックを外し、ポート番号を8181とする。
    (他と重複しない、任意の番号にします。) ポート番号

リポジトリーを作成

Repositoriesを右クリックしてCreate New Repositoryを選択します。

Create New Repository

ウィザードに従って進めれば問題ありません。
リポジトリー作成が完了した際に表示されるURLをメモしておいてください。

  • 形式: http://(コンピュータ名):(ポート番号)/svn/(リポジトリー名)
  • 例: http://sutara-pc:8181/svn/TestSVN/

Repository URLをメモする

ユーザを作成

Usersを右クリックしてCreate Userを選択します。

Create User

ここでは、『ユーザ名: user1, パスワード: user1』として登録します。

新規ユーザ作成

Eclipseにリポジトリーを登録する

VisualSVN-Serverで作成したリポジトリーのURLやユーザ情報は、Eclipseでは下記のように利用します。

リポジトリー・ロケーション情報の入力

About

EclipseでSVNを使って共同開発する際の準備について。

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No releases published

Packages

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