2023/08/19 - 2023/08/20
8302位(同エリア10524件中)
ぱくにくさん
この旅行記のスケジュール
2023/08/19
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2023年の夏休みは、3連休+土日+有給取得5日に、会社のお盆一斉休暇2日を加えた12連休。
さらに、ワーケーションを2日入れるとその後土日なので、2日のリモート勤務を挟んで16日間、家を空けて外出しました。
8/5 新潟市
8/6 新発田市、村上市
8/7 鶴岡市、酒田市
8/8 盛岡まで色々見ながら移動
8/9 青森市まで色々見ながら移動
8/10 三沢市
8/11-13 函館市
8/14 宮古市、釜石市
8/15 遠野市
8/16 陸前高田市、大船渡市
8/17-18 名取市、仙台市(ワーケーション)
8/19 登米市
8/20 双葉エリア、いわき市
この旅行記は、最終日、福島県の浜通りを下りながら帰った時の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
-
仙台から下ってきて、2023年夏休みの最後は原発事故にも揺れた福島県双葉町・ホテル双葉の杜に宿泊しました。
ホテル双葉の杜 宿・ホテル
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部屋の一部が畳敷きになっていて、靴を脱いでくつろげる空間になっています。
ホテル全体がそうだったかな。
レストランや大浴場も整備されているので、観光の拠点にもいいです。
場所も双葉の再開発エリア。
それゆえ、ちょっとゴミゴミ感があったのが、コロナに気を付けなばならないご時世どうなのかな、という気もしましたが。 -
血圧計やパルスオキシメーターもありました。
ジムがあったり、健康志向な一面も。 -
ホテルの外観です。当然ながらといえばそうですが、まだ新しいホテルでした。
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ワーケーションを含む長い夏休みの最終日。
浪江町の「震災遺構浪江町立請戸小学校」から観光をスタートです。 -
請戸地区を含む浪江町でも、15.5mの津波が襲っています。
小学校は海から少し離れているのですが、2階まで津波が襲っていることを示しています。
ここから南に約5km行くと、福島第一原発になります。 -
1階は津波で流された教室を展示しています。
ちょうど、自分の前が団体さんで、請戸小の卒業生(正確には卒業間際に震災に襲われた方)と思われる方が説明をしていました。
ご自身の体験も語られていたので、間違いないと思います。 -
配電盤などの複合盤が津波の引き波で建物から剥がされてしまった様子です。
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「電源立地促進対策交付金施設」のプレートがありました。
このエリアにはさらに震災祈念公園を造る予定みたいなのですが、原発に近いとお金は今でも落ちるのだということを感じさせます。 -
体育館は、卒業式の予行演習の当時の掲示で止まっており、体育館の床もボコボコになっています。
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震災前の街並みの様子。
同じ作りの模型が、どこに行ってもあるんですよねえ。
ボランティアの集団が損得無しに作っていると信じたいです。 -
小学校から少し北、請戸の漁港です。
道の駅なみえでは、ここで獲れた魚を出してくれるのですが・・・
これからいろいろ大変そうです。
(言いたかないですが、お金が落ちるのかな) -
漁港から南を見ると、かつての請戸海水浴場と、その先に福島第一原発まで見渡せます。
海水浴場は再生させる予定は今のところ無いようで放置されています。
もっとも、同じ津波が来たら逃げるのは内陸の小高い丘になるので、復活自体は難しいし、無理にする必要もないのかなと思います。 -
道の駅なみえで早めの昼食にしました。
道の駅なみえ 道の駅
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請戸港で獲れたまぐろとしらすの海鮮丼です。
政治家の皆さんが東京で福島の魚を食べる謎アピールしてましたが(あのアピールはダメ政治家を見つけるリトマス試験紙だった)、福島に住めば毎日獲れたての食べられますし、現地の声も聞けると思います。 -
以前訪れた時は休業日だった「とみおかアーカイブミュージアム」。
富岡町が整備した立派な施設で、地域の歴史や震災・原子力災害などの資料を保存することを目的としています。
入館は無料。とみおかアーカイブミュージアム 美術館・博物館
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「Fukushima 50」で主演を務める佐藤浩市さんのプレート。
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国道6号線の歩道橋に架かっている「富岡は負けん!」の横断幕のレプリカ。
周囲の展示は、震災ではなく富岡地区の歴史の展示です。 -
津波被害を受けた富岡駅の展示や、色々なタイミングで止まってしまった時計が残されています。
それぞれの時間に意味があります。 -
被災パトカー・双葉31号。
町民に避難を呼びかけている間に、津波に流されてしまい、のちに発見されたパトカーです。呼びかけていた2人の警官は亡くなっています。
近隣の公園で展示されていましたが、保存しやすいこちらの建物に移設されました。 -
津波で流出した線路の再現です。
とみおかアーカイブの屋外にありました。 -
富岡町の東日本大震災慰霊碑。
東電の廃炉展示館の近くの、岡内東児童公園にあります。
また、富岡駅近くにも新しい慰霊碑が建てられたとのことです。富岡町東日本大震災慰霊碑 名所・史跡
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ふたばいんふぉ。
双葉8町村の現状を共有し広く伝えるために「記憶に刻む ふたばの軌跡」を合言葉に作られた施設です。 -
一部津波で流されたり(近隣の富岡駅も流されています)、原発被害を受けた常磐線の開通時の様子の展示です。
双葉地域のお土産の物販、カフェ、震災前の映像、双葉の今のパネル展示などがあります。 -
富岡駅のあたりも行ってみました。
駅には観光案内所があります。富岡町観光案内所 名所・史跡
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富岡駅構内。
放射線量の掲示もありました。
メルトダウン後、最初は北西側に最初放射性物質を含んだ空気が流れて行き、その後完投を汚染した北東風にも乗りましたが、まっすぐ北には流れていないので、そこまでの線量は出ていません。
もし夏の梅雨明け頃の時期だったら、南風で仙台あたりが(あたりまで)汚染されていたのかもしれません。 -
先に書いた、新しい慰霊碑はこちらです。
富岡駅から6号の方に上がってくる所に位置しています。 -
道の駅ならは。
軽くお土産を買いました。
ここは温泉がお勧めですね。道の駅 ならは 道の駅
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道の駅 よつくら港。
海鮮でも食べられるかなと思ったんですが、結構な混雑で断念・・・道の駅 よつくら港 道の駅
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いわき震災伝承みらい館。
入場は無料で、いわき市の中でも津波災害の大きかった地区に設置されています。いわき震災伝承みらい館 美術館・博物館
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無料ですが、いわき市の津波被害や原発事故の影響などのコンテンツが豊富です。
また、震災の語り部さんの1時間の話を聞くことができます。
時間の関係で小耳にはさみながら見学していたのですが、地震や水害などの自然災害時に何をすべきかなど、震災以外の身を護る話もしていました。
語り部さんは土・日・祝日の10時半、14時から60分間です。
パンフレットには、万が一の津波の際の避難経路のパンフも入っていて、これは好印象です。 -
津波被災後の、この地域での津波対策や居住エリアの変更などの展示が出ていました。
津波被災エリアは自治体によって、もう人を住まわせない自治体、かさ上げして避難経路を万全に作って住居も作る自治体など、色分けがされていて興味深いです。
ただどちらの場合も、最終的に人がいる場所にはなるので、同じような地震が来た場合に教訓は生かしてほしいと思います。防潮堤があるから大丈夫、安全だ、ではないのです。 -
いわき震災伝承みらい館から少しだけ南に行くと、塩屋埼灯台があります。
塩屋埼灯台 名所・史跡
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私はまったくリアルタイムではないのですけど・・
昭和の大歌手、美空ひばりさんが大病後の復帰第一弾として発表した名曲「みだれ髪」の舞台が、この塩屋崎。美空ひばり記念歌碑 名所・史跡
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ということで、歌碑やひばりさんの碑があったり、碑の前に立つとその「みだれ髪」が流れました。
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永遠のひばり像。
美空ひばりさんが永遠に歌う姿を残したいと2002年に建てられたそうです。
10代の頃のヒット曲「哀しき口笛」や、「塩屋岬」が像の前に立つと流れます。
東日本大震災で少し傾いたそうですが、やや高い場所に建っていたため、津波の被害は逃れたそうです。(すぐ近くに伝承館があるということは、このエリアは津波被害の大きな場所なのです)永遠のひばり像 名所・史跡
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観光としては最後、勿来関に行きました。
さまざまな歌人が歌を詠んだ有名な場所です。勿来の関公園体験学習施設 吹風殿 名所・史跡
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勿来の関公園体験学習施設 吹風殿。
地元の方にも貸し出されているようで、なんかイベントをしていました。勿来の関公園体験学習施設 吹風殿 名所・史跡
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勿来関の跡。
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このような、和歌を刻んだ碑が一帯に数多くありました。
・・けど、観光地としては結構地味な感じ。。。 -
いわき市勿来関文学歴史館。
勿来の関や、当時の文化に関する展示などもありました。いわき市勿来関文学歴史館 美術館・博物館
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文学の地らしい、こういうネタを混ぜ込んでくれるの、個人的には大好きですよ!
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夕食は、家に帰る途中に偶然走っていて見つけたコレ。
久々に「みそ膳」食べたような気がします。みそ禅 勿来店 グルメ・レストラン
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帰りに、中郷工業団地の一角にある、「中郷温泉 通りゃんせ」で一風呂浴びて帰りました。
ナトリウム・カルシウム‐硫酸塩温泉の温泉で、名湯によくある泉質でした。
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2023 夏休み
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