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そろそろマチュピチュに行っとかないとなぁ・・・<br />そんな想いから始まった今回の旅。<br /><br />ペルー2日目にして早くも一気にマチュピチュ村へと向かいます。<br /><br />朝のフライトでリマからクスコへ。<br /><br />前編では、インカ帝国の首都として栄えたクスコの観光編です。

中南米 古代文明&コロ二アル紀行2014 / 2日目(3/28)前編

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2014/03/28 - 2014/03/28

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キートン

キートンさん

そろそろマチュピチュに行っとかないとなぁ・・・
そんな想いから始まった今回の旅。

ペルー2日目にして早くも一気にマチュピチュ村へと向かいます。

朝のフライトでリマからクスコへ。

前編では、インカ帝国の首都として栄えたクスコの観光編です。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
観光バス 徒歩
航空会社
ユナイテッド航空
  • 今日も昨日同様、早朝出発で朝食も例の袋詰めサンドイッチとフルーツジュース。<br /><br />6:00には、リマ・ホルヘ・チャベス空港に到着。

    今日も昨日同様、早朝出発で朝食も例の袋詰めサンドイッチとフルーツジュース。

    6:00には、リマ・ホルヘ・チャベス空港に到着。

  • 8:00発のスター・ペルー便でクスコへ。<br /><br />クスコへの空路は有視界飛行のため、視界良好でないと遅れや欠航が出やすいという。<br /><br />なのでフライトは午前中に集中しているらしい。

    8:00発のスター・ペルー便でクスコへ。

    クスコへの空路は有視界飛行のため、視界良好でないと遅れや欠航が出やすいという。

    なのでフライトは午前中に集中しているらしい。

  • 海岸沿いのリマから標高約3400mのクスコへのフライトの途中、アンデス山脈を越える。<br /><br />雪をかぶった山々が現れ始める。

    海岸沿いのリマから標高約3400mのクスコへのフライトの途中、アンデス山脈を越える。

    雪をかぶった山々が現れ始める。

  • リマを離陸後約1時間でクスコ上空にさしかかる。

    リマを離陸後約1時間でクスコ上空にさしかかる。

  • 遅れなくクスコに到着。<br /><br />雲が多いが空の青さがまぶしい。

    遅れなくクスコに到着。

    雲が多いが空の青さがまぶしい。

  • リマより気温は低いが日差しは強い。<br /><br />クスコからは細い道を通ることもあるので、やや小さいバス2台での移動となった。<br /><br />ツアー参加者30人弱が詰めれば1台で納まるバスだが、長距離の移動になるので2台に分乗。<br /><br />おかげでバス内ではゆったり過ごせる。

    リマより気温は低いが日差しは強い。

    クスコからは細い道を通ることもあるので、やや小さいバス2台での移動となった。

    ツアー参加者30人弱が詰めれば1台で納まるバスだが、長距離の移動になるので2台に分乗。

    おかげでバス内ではゆったり過ごせる。

  • バスはクスコの中心部に向かい、エル・ソル通りの「サント・ドミンゴ教会・修道院」の前で下車。

    バスはクスコの中心部に向かい、エル・ソル通りの「サント・ドミンゴ教会・修道院」の前で下車。

  • 「サント・ドミンゴ教会・修道院」横には広い芝生の庭が広がっている。

    「サント・ドミンゴ教会・修道院」横には広い芝生の庭が広がっている。

  • 「サント・ドミンゴ教会・修道院」は、インカ帝国時代は「太陽の神殿(コリカンチャ)」と呼ばれた。<br /><br />10:00過ぎ、ここは入場観光する。

    「サント・ドミンゴ教会・修道院」は、インカ帝国時代は「太陽の神殿(コリカンチャ)」と呼ばれた。

    10:00過ぎ、ここは入場観光する。

  • スペインの建築でよく見られる「パティオ(中庭)」。<br /><br />教会の上部の建物は、16世紀にインカ帝国を征服したスペイン人が建てたものである。<br /><br />ここからこの3日間のガイドのカルロス氏の解説が始まる。

    スペインの建築でよく見られる「パティオ(中庭)」。

    教会の上部の建物は、16世紀にインカ帝国を征服したスペイン人が建てたものである。

    ここからこの3日間のガイドのカルロス氏の解説が始まる。

  • パティオを取り囲む回廊には、スペインやコロニアル都市でよく見かけるアーチ。

    パティオを取り囲む回廊には、スペインやコロニアル都市でよく見かけるアーチ。

  • 「サント・ドミンゴ教会・修道院」の下部の土台や壁は、インカ帝国時代の石組みが残る。<br /><br />この石組みが「カミソリの刃も通さない」と表現される、精密で高度なインカの建築技術である。

    「サント・ドミンゴ教会・修道院」の下部の土台や壁は、インカ帝国時代の石組みが残る。

    この石組みが「カミソリの刃も通さない」と表現される、精密で高度なインカの建築技術である。

  • 「サント・ドミンゴ教会・修道院」は、インカの高度な石組みとスペイン建築が融合した、独特の建造物ということになる。

    イチオシ

    「サント・ドミンゴ教会・修道院」は、インカの高度な石組みとスペイン建築が融合した、独特の建造物ということになる。

  • 連絡を取り合ったという窓が一直線状に並んでいる。<br /><br />各石はわずかに台形状となっていて、これによって耐震構造となっている。<br /><br />かつてクスコを襲った大地震で、サント・ドミンゴ教会・修道院は倒壊したが、この石組みはひずみひとつ起こさなかったという。

    連絡を取り合ったという窓が一直線状に並んでいる。

    各石はわずかに台形状となっていて、これによって耐震構造となっている。

    かつてクスコを襲った大地震で、サント・ドミンゴ教会・修道院は倒壊したが、この石組みはひずみひとつ起こさなかったという。

  • 台形の壁のへこみには金や銀の像が飾られ、台座にはいけにえが捧げられたとか。

    台形の壁のへこみには金や銀の像が飾られ、台座にはいけにえが捧げられたとか。

  • インカ帝国時代の「太陽の神殿(コリカンチャ)」の模型。<br /><br />わらぶき屋根で意外とシンプルな造り。<br /><br />壁の上部は金で縁どられている。

    インカ帝国時代の「太陽の神殿(コリカンチャ)」の模型。

    わらぶき屋根で意外とシンプルな造り。

    壁の上部は金で縁どられている。

  • 石組みに使われる石には凹凸がつけられて、隣り合う石とかみ合う形状になっているようだ。<br /><br />これによって揺れがあってもずれが生じない構造となっているのだろう。

    石組みに使われる石には凹凸がつけられて、隣り合う石とかみ合う形状になっているようだ。

    これによって揺れがあってもずれが生じない構造となっているのだろう。

  • セピアでレトロ風に。<br /><br /><br />サント・ドミンゴ教会・修道院観光中に一瞬小雨がぱらついた。<br /><br />太陽の日差しは強いが、高地だけに一旦陰ると急に体感温度が下がる。

    セピアでレトロ風に。


    サント・ドミンゴ教会・修道院観光中に一瞬小雨がぱらついた。

    太陽の日差しは強いが、高地だけに一旦陰ると急に体感温度が下がる。

  • コロニアル風のデザインの空間。

    コロニアル風のデザインの空間。

  • インカの世界観が描かれているという金板のレプリカ。<br /><br />インカ帝国時代の「太陽の神殿(コリカンチャ)」は、金の像や装飾品であふれていた。<br /><br />16世紀にインカ帝国を滅ぼしたスペイン人は、これらの金を延べ棒に変えてスペイン本国に持ち去ってしまった。

    インカの世界観が描かれているという金板のレプリカ。

    インカ帝国時代の「太陽の神殿(コリカンチャ)」は、金の像や装飾品であふれていた。

    16世紀にインカ帝国を滅ぼしたスペイン人は、これらの金を延べ棒に変えてスペイン本国に持ち去ってしまった。

  • テラスからの風景をジオラマ風に。

    イチオシ

    テラスからの風景をジオラマ風に。

  • 教会内に咲く「フクシア」という南米原産の花。<br /><br />ハチドリによって送粉される鳥媒花であるらしい。<br /><br />実際ハチドリも見かけたが、撮影失敗。

    教会内に咲く「フクシア」という南米原産の花。

    ハチドリによって送粉される鳥媒花であるらしい。

    実際ハチドリも見かけたが、撮影失敗。

  • ギリシャ風の石柱。

    ギリシャ風の石柱。

  • 1時間少々でサント・ドミンゴ教会・修道院の入場観光を終え、北に向けて徒歩で移動。

    1時間少々でサント・ドミンゴ教会・修道院の入場観光を終え、北に向けて徒歩で移動。

  • 石組みに挟まれた小路の真中に細い排水路が通っている.

    石組みに挟まれた小路の真中に細い排水路が通っている.

  • 道端の出店の商品。<br /><br />1ソル(約40円)で、手造り風のポテチみたいなのを売っていたのでつい買ってしまった。<br /><br />日本のポテチとそう変わらなかった。

    道端の出店の商品。

    1ソル(約40円)で、手造り風のポテチみたいなのを売っていたのでつい買ってしまった。

    日本のポテチとそう変わらなかった。

  • 「宗教美術博物館」の扉。<br /><br />その石組みをよく見ると・・・

    「宗教美術博物館」の扉。

    その石組みをよく見ると・・・

  • 「14角の石」。<br /><br />大きくはないが、なかなか存在感がある。

    「14角の石」。

    大きくはないが、なかなか存在感がある。

  • 白壁と黒いひさしの上に青空が広がってきた。

    白壁と黒いひさしの上に青空が広がってきた。

  • 「宗教美術博物館」沿いの石畳の小路。

    「宗教美術博物館」沿いの石畳の小路。

  • 趣のある素朴な民家と坂道が続く。

    趣のある素朴な民家と坂道が続く。

  • これも有名な「12角の石」。<br /><br />ここで記念写真を撮る人が後をたたない。<br /><br />素直に正面から撮った方が良かったかな?

    これも有名な「12角の石」。

    ここで記念写真を撮る人が後をたたない。

    素直に正面から撮った方が良かったかな?

  • 「アルマス広場」の方に向かうと、「カテドラル」。<br /><br />1550年から約100年の歳月をかけて完成したという。<br /><br />銀300tを使った祭壇があるというが、今回は入場はなし。

    「アルマス広場」の方に向かうと、「カテドラル」。

    1550年から約100年の歳月をかけて完成したという。

    銀300tを使った祭壇があるというが、今回は入場はなし。

  • こちらは1650年の地震の後に再建されたという、「ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会」。

    こちらは1650年の地震の後に再建されたという、「ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会」。

  • 「ラ・メルセー教会・修道院」の鐘楼と中腹まで民家が建つ背後の山。

    「ラ・メルセー教会・修道院」の鐘楼と中腹まで民家が建つ背後の山。

  • 「カテドラル」の左側に隣接する、「ヘスス・マリア教会」。

    「カテドラル」の左側に隣接する、「ヘスス・マリア教会」。

  • クスコの中心となる「アルマス広場」。 <br /><br />インカ帝国の街づくりもスペイン式の街づくりもこの広場を置くことから始められた。

    クスコの中心となる「アルマス広場」。 

    インカ帝国の街づくりもスペイン式の街づくりもこの広場を置くことから始められた。

  • 広場の噴水に立つ像は、「パチャクテク」らしい。<br /><br />「パチャクテク」とは、1400年代のクスコ王国第9代皇帝で、クスコ王国の勢力を拡大した英雄だそうだ。<br /><br />クスコがインカ帝国の首都として機能し始めたのは、このパチャクテクの時代。<br /><br />その後、メキシコから南下してきたスペイン人のコンキスタドール(征服者)たちが、1533年に第13代皇帝アタワルバを殺害しクスコを征服したという。

    広場の噴水に立つ像は、「パチャクテク」らしい。

    「パチャクテク」とは、1400年代のクスコ王国第9代皇帝で、クスコ王国の勢力を拡大した英雄だそうだ。

    クスコがインカ帝国の首都として機能し始めたのは、このパチャクテクの時代。

    その後、メキシコから南下してきたスペイン人のコンキスタドール(征服者)たちが、1533年に第13代皇帝アタワルバを殺害しクスコを征服したという。

  • アルマス広場の西方にある土産屋のパティオ。<br /><br />ここでクスコ出発までの約30分の間自由時間となった。

    アルマス広場の西方にある土産屋のパティオ。

    ここでクスコ出発までの約30分の間自由時間となった。

  • まだ土産を買う時期ではないので、自由時間を利用してアルマス広場に戻った。

    まだ土産を買う時期ではないので、自由時間を利用してアルマス広場に戻った。

  • 改めて「カテドラル」。<br /><br />他の教会と比べて、特に大きいという印象でもない。

    改めて「カテドラル」。

    他の教会と比べて、特に大きいという印象でもない。

  • 「アルマス広場」と「ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会」。

    イチオシ

    「アルマス広場」と「ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会」。

  • 南側の歩道から見たアルマス広場とカテドラル。

    南側の歩道から見たアルマス広場とカテドラル。

  • アルマス広場に続く通りとラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会。

    アルマス広場に続く通りとラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会。

  • 「レゴシホ広場」の噴水。<br /><br />13:00前、ツアーは2台のバスに分乗してクスコの街をあとにした。

    「レゴシホ広場」の噴水。

    13:00前、ツアーは2台のバスに分乗してクスコの街をあとにした。

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