五領ヶ台の丘の上にあり,現在は公園となっています(五領ヶ台公園)。貝塚など、遺跡らしきものは公園では見ることができません。...
続きを読むただの公園です。
木々が植わる広場があり、多少の遊具、ベンチ、簡易式の移動トイレが1つあるだけの近所の公園といった雰囲気です。おまけに公園裏には小田原厚木道路が通っていて、車の騒音もします。
五領ヶ台貝塚に関する看板が立っていますが、もっと詳しく知りたい場合は、平塚市立博物館に五領ヶ台貝塚に関する展示があるので、訪れてみるとよいと思います。
丘の上の平凡な公園ですが、五領ヶ台貝塚は国指定の史跡です。相模川西岸の貝塚は少なく、貴重で、五領ヶ台式土器という一連の土器の様式の名にも使われているほどだそうです。
公園は、標高40mほどの高台で、見晴らしがよいです。麓の住宅街や田んぼ、遠くの工場群、湘南平などが見えました。また、裏手からは小田原厚木道路の向こうに大山と丹沢の山並みが見えました。昔は、麓まで海だったようで、辺りの景色は、今とは全く異なっていたと思いますが、昔を想起して眺めてみるのも良いです。
アクセスは麓の県道(63号線)に金旭中学校入口バス停がありますが、その隣の広川バス停の近くからは案内標識があり、分かりやすいです。広川バス停から50mほど金旭中学校方面に県道を行った県道脇に五領ヶ台貝塚260mと書かれていました。なお、広川バス停では、東海大学行き、みどりヶ丘経由伊勢原駅南口行き、または、平塚駅北口行き、高村団地行きのバスが1時間に1本ほど停まります。
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投稿日:2015/01/08