ITセキュリティ
「セキュリティ対策」と聞くとランサムウェアやマルウェアなど外部からの攻撃に備えることを想像する人は多いと思いますが、内部からのセキュリティリスク対策はできていますか?
IPA(独立行政法人情報処理推進機)が毎年発表する「情報セキュリティ10大脅威」では、「内部不正による情報漏洩等の被害」がなんと9年連続で10位以内にランクインしています。 本コラムでは内部不正のリスクと対策についてご紹介します。
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AIによる内部不正対策!セキュリティの進化を図る
外部からの攻撃に備えてサイバーセキュリティ対策をとっている企業は多いと思いますが、組織内のセキュリティ対策はできていますか?
こちらの事例ではAIを活用した内部不正対策の導入事例を紹介しています。
内部からの情報漏洩は企業にとって重大なリスクを伴います。 機密情報や顧客の個人情報が不正に流出すると、企業の信用が失われるだけでなく、法的な問題も引き起こされる可能性があります。多額の賠償金の支払いなど様々な問題を回避する為に、内部不正のリスクを認識し適切な対策を講じることが極めて重要です。
従業員による情報漏洩の原因は多岐にわたります。例えば、悪意のある従業員が意図的に情報を持ち出す場合もあれば、無意識のうちにセキュリティポリシーを破ってしまうケースもあります。 セキュリティ面の防止策としては、まずは従業員に対するセキュリティ教育を徹底することが重要です。また、アクセス権限の管理を厳格に行い、必要最小限の情報だけにアクセスできるようにすることも有効です。さらに、 ログの収集と監視を行い、異常な行動を早期に検知する体制を整えることが求められます。
ログの収集と管理を行うことは、職場環境への改善にも繋がります。
課題1.超過勤務
申請している就業時間を大きく超えて業務している。
課題2.不就労
暇な時間が多く、勤務時間中に業務と関係のないブログやSNSを長時間閲覧している。
課題3.離職リスク
様々な悩みから転職サイトに登録し求人情報を収集している。
このような問題は業務量の偏りや組織的な配置の問題から発生している場合があります。
これらの問題を早めにキャッチアップし、適切な対策とることで、従業員にとっても働きやすい環境に近づくことになります。
多くの企業が内部不正対策に十分なリソースを割くことができないという課題に直面しています。しかし、リソース不足だからといって対策を怠るわけにはいきません。
AIログ分析機能を持つツールIRI( Internal Risk Intelligence)を活用することで、専門のエンジニアを配置することなく、効率的に内部不正のリスクを検知することが可能です。これにより企業は限られたリソースを有効活用しながら、内部不正対策を強化することができます。
IRIはAIを活用した高度なログ分析機能を提供しています。この機能により、従業員の行動ログを自動的に収集・分析し、異常な行動パターンを検知することが可能です。
IRIのAIは異常な行動を特定しその結果を可視化します。
複数のログデータの相関分析で、単一データの解析では発見不可能なリスク事象を抽出し、 分析可能なログデータは多岐にわたるため、新たにログ収集ツールを導入することなく既に収集・保存しているログデータによる調査開始が可能です。
例えばIT資産管理ツールのSKYSEAを併用することで、PCやUSBメディアなどの使用状況を管理・制御し、個人情報や機密情報などの大切な情報が知らず知らずのうちに持ち出されるのを防ぐことができます。
例)SKYSEAとIRIを組み合わせた際のイメージ図
IRIのAIログ分析機能は、異常行動をリアルタイムで検知しアラートを発します。例えば、ある従業員が通常業務時間外に大量の顧客データをダウンロードしている場合、情報漏洩の予兆として捉えます。このような予兆検知の具体例を通じて、企業は効果的な内部不正対策を実現することができます。
IRIのAIログ分析機能によって収集・分析されたデータは、最終的に専門アナリストによって再分析されます。専門アナリストは、AIが検知した微細な異常を再分析し、高精度なレポートを提供します。専門アナリストの知見とAIの技術を組み合わせることで、より精度の高い内部不正対策を実現します。
IRIのAIログ分析機能によって収集・分析されたデータは、最終的に専門アナリストによって再分析されます。専門アナリストは、AIが検知した微細な異常を再分析し、高精度なレポートを提供します。専門アナリストの知見とAIの技術を組み合わせることで、より精度の高い内部不正対策を実現します。
内部不正対策やログ管理に課題をお持ちの方は、右下のチャットボットやお問い合わせからお気軽にご相談ください。
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