この記事では、Google アナリティクスの今年の最新リリースに関する情報を紹介します。過去のリリースについては、最新情報のアーカイブをご覧ください。
リリース
- 2024 年 10 月 28 日
- 2024 年 10 月 22 日
- 2024 年 10 月 17 日
- 2024 年 10 月 14 日
- 2024 年 10 月 11 日
- 2024 年 10 月 9 日
- 2024 年 10 月 3 日
- 2024 年 10 月 1 日
- 2024 年 9 月 25 日
- 2024 年 9 月 24 日
- 2024 年 9 月 18 日
- 2024 年 9 月 3 日
- 2024 年 8 月 27 日
- 2024 年 8 月 23 日
- 2024 年 7 月 19 日
- 2024 年 7 月 17 日
- 2024 年 7 月 16 日
- 2024 年 6 月 27 日
- 2024 年 6 月 26 日
- 2024 年 6 月 20 日
- 2024 年 6 月 18 日
- 2024 年 6 月 12 日
- 2024 年 6 月 11 日
- 2024 年 6 月 10 日
- 2024 年 6 月 4 日
- 2024 年 6 月 3 日
- 2024 年 5 月 31 日
- 2024 年 5 月 28 日
- 2024 年 5 月 22 日
- 2024 年 5 月 20 日
- 2024 年 5 月 14 日
- 2024 年 5 月 7 日
- 2024 年 4 月 23 日
- 2024 年 4 月 9 日
- 2024 年 4 月 3 日
- 2024 年 3 月 27 日
- 2024 年 3 月 20 日
- 2024 年 3 月 8 日
- 2024 年 3 月 6 日
- 2024 年 2 月 28 日
- 2024 年 2 月 22 日
- 2024 年 2 月 13 日
- 2024 年 2 月 9 日
- 2024 年 2 月 8 日
- 2024 年 2 月 7 日
- 2024 年 1 月 31 日
- 2024 年 1 月 30 日
2024 年 10 月 28 日
ベンチマーク
自社と同業他社のビジネス パフォーマンスを比較するのに役立つ指標である、ベンチマークを使用できるようになりました。ベンチマークのデータを参照することで、自社のビジネスの強みと弱みを把握し、成果を高めるための対策を講じることが可能になります。
Google アナリティクスには、アナリティクスのご利用者の大規模な顧客ベースがあるため、お客様と類似するビジネスのベンチマークを提供することができます。
Google アナリティクスでは、幅広い業種の同業他社グループに基づくベンチマークがパーセンタイル(中央値、25 パーセンタイル、75 パーセンタイル)で示されます。同業他社グループを構成する企業は、各プロパティに割り当てられた業種に基づいて決定されます。この業種は、セットアップ時に指定した広範囲の業種や、プロパティの URL やアプリの属性といったシグナルなど、複数の要素を組み合わせて決定されます。
ベンチマークに使用されるお客様のデータは暗号化により保護され、プライバシーが確保された状態で集計されます。また、同業他社グループを構成し、ベンチマーク指標のデータを提供する企業には、最小プロパティ数の基準を満たすことが求められます。加えて、プロパティに最低限の数のユーザーが存在し、一定量以上の有意なデータを生成している必要もあります。このような手法により、お客様のデータを保護しつつ、お客様のビジネス パフォーマンスを質の高い業界標準と安全に比較することを可能にしています。ベンチマーク データは 24 時間ごとに更新されます。
Benchmarking: How to compare your site/app to your peers
2024 年 10 月 22 日
BigQuery Export で追加のトラフィック ソース フィールドをサポート
BigQuery Export に、クロスチャネルを始めとするすべての統合固有のコンテキストを含む、セッション スコープのトラフィック ソース フィールドが追加されました。
今回の更新により、BigQuery 内のチャネル分析が強化され、Google アナリティクスの管理画面内で利用可能なデータに、BigQuery でも包括的にアクセスできるようになりました。これらの新しいフィールドは、Google アナリティクスの既存のすべての BigQuery Export に自動的に追加され、すぐに使用できるようになりました。
2024 年 10 月 17 日
保存したセグメント
編集者以上の権限を持つユーザーは、データ探索内または [管理] の [セグメント] ページから、プロパティ内のすべてのユーザー向けにセグメントを保存できるようになりました。保存したこれらのセグメントは、編集者以上の権限を持つユーザーであれば誰でも編集できます。セグメントの詳細
Using Segments in Google Analytics
2024 年 10 月 14 日
アナリティクス 360 の非サンプリング データの割り当ての拡張と API
Google アナリティクス 360 のユーザーは、管理画面と API で非サンプリング データにアクセスできるようになりました。1 日あたりの割り当ては 20,000 トークンに、クエリあたりのトークンは 5,000 トークンに引き上げられました。
また、処理費用に合わせてトークン計算アルゴリズムも更新されました。これにより、データをさらに詳しく分析し、サンプリングの制限によりこれまで隠れていた貴重な分析情報を把握できるようになります。結果として、最も複雑なクエリを分析し、非サンプリング データも含む正確なデータに基づいて意思決定できるようになりました。加えて、新しい機械学習ベースのモデルにより、すべてのユーザーに対してより公平で予測可能な割り当て課金が行われます。
詳しくは、非サンプリングのデータ割り当ての拡張と API の変更についての記事をご覧ください。
2024 年 10 月 11 日
新しいタグ診断
Google タグの設定のタグ診断ツールに、次の新しい診断が追加されました。
- タグによるデータの送信が停止されました: 過去 48 時間以内に Google タグによるデータの送信が停止された場合に表示されます。この問題を解決するには、Tag Assistant を使用して、ウェブサイトの各ページにタグが正しくインストールされていることを確認します。
- ページの下部に配置されているタグが検出されました: ウェブサイトのタグがページの下部に配置されていることが検出されると、この診断が表示されます。タグの位置は、タグの読み込みと有効化に要する時間に大きく影響します。タグをページの下部に配置すると、シグナルが失われ、ウェブサイト測定の機能やパフォーマンスに影響を与える恐れがあります。この問題を解決するには、正しく配置されていないタグを修正します。
また、新しいタグ品質ステータス「最近のデータなし」が導入されました。これは、過去 48 時間以内に Google タグが検出されなかった場合に表示されます。このステータスが表示された場合は、設定を確認してください。
2024 年 10 月 9 日
リアルタイム ページレポート
新しいリアルタイム ページレポートには、ウェブサイトまたはアプリで現在閲覧されているページと、各ページのユーザー数が表示されます。この情報を使用して、人気のあるコンテンツを特定したり、マーケティング キャンペーンのパフォーマンスを評価したり、ウェブサイトとアプリの問題に迅速に対処したりできます。リアルタイム ページレポートの詳細
2024 年 10 月 3 日
レポートとデータ探索のデータ エクスポートの上限の引き上げ
データをより柔軟に利用できるよう、Google アナリティクスのデータ エクスポートの上限が引き上げられました。今回の更新で引き上げられたデータ エクスポートの上限は以下のとおりです。
- 非サンプリング データ探索の、TSV と CSV のエクスポートの場合: 1,000 万セル
- レポートを CSV または Google スプレッドシートとしてダウンロードする場合: 10 万行
2024 年 10 月 1 日
ディープリンクの不適切な設定に関する最適化案
アプリデータ ストリームがあり、アプリでアプリリンクまたはユニバーサル リンクが正しく設定されていない場合(つまり、アプリをインストールしているモバイル ユーザーがリンクからモバイルアプリに正常にリダイレクトされない場合)に、アプリ内のディープリンクの設定を修正するための推奨事項が表示されるようになりました。
未使用の、または設定が不適切なディープリンクと関連データのリストを表示するには、[ダウンロード] ボタンをクリックしてから CSV ファイルを開きます。ディープリンクを実装または修正するには、開発チームと協力して、必要に応じて Android と iOS のドキュメントを参照してください。
「デバイスモデル」ディメンションの修正
ブラウザ情報を誤って報告していた「デバイスモデル」ディメンションのエラーを修正しました。以前に報告されたブラウザデータは、「(not set)」と表示されるようになりました。この修正は、10 月 2 日以降に収集されたデータにのみ影響します。
2024 年 9 月 25 日
ユーザー提供データのセッション アトリビューションの改善
ユーザーデータの自動収集でユーザー提供データを有効にしている場合、または 6 月下旬から 7 月中旬にかけてこの日付以前からこの機能をすでに使用していた場合、セッションの貢献度が「ノーリファラー」に過剰に割り当てられる問題を修正しました。
2024 年 9 月 24 日
GA4 データ インポートの改善
データ インポートでは、タイプごとに複数のソースを作成、管理できるようになりました。これにより、データ インポートのニーズに応じて、複雑なデータシナリオにも柔軟に対応できるようになります。また、新しいデータの追加時および更新時にも既存のデータはそのまま維持されるため、既存のデータが誤って上書きされることはありません。
データ インポートの割り当て情報は、[管理] の [データ インポート] ページから直接確認することができます。
2024 年 9 月 18 日
キャンペーン マネージャー 360 のアトリビューションを修正
この修正により、キャンペーン マネージャー 360 にリンクされているプロパティが以前は Google 広告トラフィックとして分類されていたお客様に対して、正しいアトリビューションが返されるようになります。GCLID と DCLID が含まれている場合、Google 広告に誤って割り当てられていましたが、この修正により問題が解決し、アトリビューション データがキャンペーン マネージャー 360 に正しく割り当てられるようになりました。
2024 年 9 月 3 日
レポートの機能強化
行の表示機能により、詳細レポート内で直接、最大 5 つの行のデータをグラフに表示できるようになりました。目的の行を選択し、[グラフに表示] をクリックするだけで、選択した各行の線が表示されるため、簡単に比較と分析を行うことができます。折れ線グラフに行を表示する機能の詳細
加えて、レポートに以下の機能が追加されました。
- 詳細レポートの異常検出: 異常検出の機能により、詳細レポートのデータの隠れたパターンや潜在的な問題が検出されます。異常なデータ変動が報告されるようになったため、予期しないトラフィックの急増や急減などの重要な変化に気付くことができます。異常検出の詳細
- レポートの説明: レポートのタイトルにカーソルを合わせると、簡単な説明と、レポートの詳細を確認できるリンクが表示されます。
- イベント レポートでキーイベントをマーク: イベント レポートで、イベント行の右側にあるその他メニューを使用すると、重要なイベントにキーイベントとしてマークを付けることができます。イベント レポートの詳細
- 新しいトランザクション レポート: 新しいトランザクション レポートで、収益源に関する詳細な分析情報を確認できます。transaction_id パラメータを使用して、各トランザクションの詳細情報を取得してください。新しいレポートの詳細
- ユーザー獲得レポートのスコープの変更: ユーザー獲得レポートではユーザー関連の指標(合計ユーザー数、新規ユーザー数、リピーター数など)を、トラフィック獲得レポートではセッション関連の指標(セッション数、エンゲージメント セッション数、イベントあたりのセッション数など)を確認できます。ユーザー獲得レポートの詳細
ディスプレイ&ビデオ 360 のアトリビューションの修正
この修正により、ディスプレイ&ビデオ 360 にリンクされているプロパティが以前は Google 広告トラフィックとして分類されていたお客様に対して、正しいアトリビューションが返されるようになります。GCLID と DCLID が含まれている場合、Google 広告に誤って割り当てられていましたが、この修正により問題が解決し、アトリビューション データがディスプレイ&ビデオ 360 に正しく割り当てられるようになりました。
2024 年 8 月 27 日
ディープリンクが未設定である場合の最適化案
アプリで未実装のディープリンクを修正するための最適化案が表示されるようになりました。修正することで、コンバージョンを増やし、アプリのエンゲージメントを高めることができます。最適化案には、実装または修正が必要なディープリンクに関するダウンロード可能なレポートが含まれ、最適化の程度別に表示されます。ディープリンクの詳細
2024 年 8 月 23 日
session_start イベントの呼び出しの改善
プロパティが Google アド マネージャーにリンクされていて、send_pay_view=false の設定が使用されている場合、session_start イベントの処理の精度が向上します。この改善により、ユーザー セッションをより正確に測定できるようになります。
2024 年 7 月 19 日
GA4 の BigQuery Export でセッション トラフィック ソースの情報が利用可能に
GA4 の BigQuery イベント エクスポートに新しいレコードが追加されました。このレコードには、エクスポートに含まれる各セッションの Google 広告および手動キャンペーンのコンテキスト情報が格納されます。この情報はセッション内のすべてのイベントで繰り返し使用されるため、BigQuery でのイベントのチャネル分析を高速かつ効率的に実施できるようになります。エクスポートされるデータは、GA4 の行動レポートで使用されるデータと同じです。
2024 年 7 月 17 日
高度なチャネル分析を可能にするため、BigQuery イベント エクスポートに UTM フィールドを追加
BigQuery でのより高度なチャネル分析を可能にするため、トラフィック ソース レコードに 3 つの新しいフィールド(manual_creative_format、manual_marketing_tactic、manual_source_platform)が追加されました。
2024 年 7 月 16 日
ウェブ プロパティの GA4 BigQuery イベントの順序付け機能
BigQuery のイベント エクスポート テーブルに 3 つの新しいフィールド(batch_page_id、batch_ordering_id、batch_event_index)が追加されました。これにより、BigQuery にエクスポートされたイベントでブラウザでの収集順序を再現できるようになりました。
2024 年 6 月 27 日
タグ診断の導入
今回のアップデートでは、タグ診断ツールが新たに追加されました。このツールを使用すると、ウェブサイトのタグに関する問題を検出して修正し、データの収集精度を維持することができます。このツールには Google タグの設定からアクセスできます。問題が検出された場合は、タグ マネージャーのランディング ページからもアクセスできます。
タグ診断を使用してタグに関する問題のトラブルシューティングを行う方法の詳細
2024 年 6 月 26 日
アトリビューション データの改善
アトリビューションとトラフィック ソースのディメンションの処理が改善されました。ユーザーの同意ステータス、GCLID の有無、UTM パラメータの有無に応じて、参照元とメディアの値を設定するロジックが改善されています。これらのシグナルに基づき適切と判断される場合には、参照元 / メディアのディメンションが「google / cpc」に、デフォルトのチャネル グループが「有料検索」に以前より正しく設定されるようになりました。
2024 年 6 月 20 日
送信日時を設定したメールを GMP グループに送信
Google アナリティクス 360 の管理者が、[メールの送信日時を設定する] と [メールを送信する] の共有オプションを使用してレポートをメールで送信する際、Google マーケティング プラットフォーム(GMP)のグループを受信者リストに含めることができるようになりました。
2024 年 6 月 18 日
GA4 の広告セグメント
Google アナリティクス 4(GA4)の [広告] セクションを強化しました。Google 広告でリマーケティングと広告のパーソナライズの対象となるユーザーの数を確認できるようになりました。これは広告セグメントと呼ばれます。GA4 の広告セグメントは、Google 広告オーディエンス マネージャーのオーディエンス セグメントと同じです。
2024 年 6 月 12 日
[ユーザー獲得] と [トラフィック獲得」のキーイベント率の指標
[ユーザー獲得] と [トラフィック獲得] のデフォルトのレポートを更新し、ユーザー キーイベント率とセッション キーイベント率の指標を追加しました。レポート ナビゲーションにこれらのレポートを含めている場合、これらのキーイベント率の指標がレポートに自動的に表示されます。
2024 年 6 月 11 日
カスタム イベントデータのインポート
Google アナリティクス 4 で、カスタム イベントデータのインポートがサポートされるようになりました。この機能を使用すると、標準フィールドとイベント スコープのカスタム ディメンションを組み合わせて、インポートしたイベント メタデータを既存のアナリティクス データと結合して分析できます。そのうえでカスタム レポートを作成すれば、アナリティクス データとインポートしたイベント メタデータの全体像をさらに詳しく把握できます。
2024 年 6 月 10 日
GA4 のアトリビューション モデルの更新
今後 2 週間にわたって GA4 のアトリビューション モデルを更新し、コンバージョンに対する貢献度を有料検索キャンペーンに割り振る精度を高めます。
現状では、コンバージョンに対する貢献度として有料検索に割り振られるべきものが、誤ってオーガニック検索に割り振られることがあります。この現象は、シングルページ アプリケーションで特によく発生します。具体的には、有料検索のクリックを識別する「gclid」パラメータが、ページビューをまたいで保持されない場合に発生します。
今回の更新では、コンバージョンの貢献度の割り振り方を調整し、各ページの最初のイベントでキャンペーン情報が正確に取得されるようにします。サイトから離脱したユーザーが別のチャネルから戻ってきた場合、そのアトリビューションが適切に更新されるようになります。
今回の変更により、有料検索に貢献度が割り振られるコンバージョンの数が増え、広告キャンペーンの費用に影響が及ぶ可能性があります。この更新が実施される前に予算の上限を確認し、必要に応じて調整することを強くおすすめします。
2024 年 6 月 4 日
リアルタイム レポートの [過去 5 分間のユーザー数]
Google アナリティクス 4 のリアルタイム レポートにユーザー アクションのさらに詳細なビューが追加され、改良された棒グラフに [過去 5 分間のユーザー数] が表示されるようになりました。これにより、サイトやアプリを利用しているユーザー数を 1 分単位でより明確に把握することができます。
2024 年 6 月 3 日
サブプロパティと統合プロパティの Floodlight リンク設定
GA4 のサブプロパティと統合プロパティでも、標準の GA4 プロパティの場合と同様に Floodlight をリンクできるようになりました。サブプロパティをリンクすると、選択された Floodlight 設定で、企業内のマーケティング部門が特定のデータをリンクして共有できるようになります。統合プロパティのリンク設定は、ブランド間リンクとアクティベーションのユースケースに対応しています。
自動収集イベントで config が必須に
今後、自動収集イベントを送信するには、ウェブページに config コマンドか Google タグを設置することが必要になります。今回の更新により、タグの設定に関係なく自動収集イベントが送信される問題が解決されます。以前は、この問題により、レポートにアトリビューションの値として「(not set)」が表示されていました。
2024 年 5 月 31 日
レポートをメールで即座に送信する
管理者の方は、標準レポートとカスタム レポートをメールで即座に送信できるようになりました。これにより、最新の分析情報をチームメンバーに即座に届けることができます。メールで送信されるレポートにはご指定の期間のデータが含まれ、メールの送信時にレポートに適用されているフィルタや比較がすべて反映されます。
2024 年 5 月 28 日
レポートの日、週、月の単位を切り替える
折れ線グラフのデータを、必要な詳細度に応じて日、週、月の単位で表示できるようになりました。
2024 年 5 月 22 日
アトリビューション チャネルの割り当ての改善
アトリビューション データの処理方法を改善し、キーイベントのチャネル グループの割り当てがより正確に行われるようになりました。この変更により、誤ってノーリファラー チャネル グループに割り当てられるイベントが減り、チャネル グループの割り当ての精度が向上します。
2024 年 5 月 20 日
Google スプレッドシートにエクスポートする
レポートから Google スプレッドシートにデータをエクスポートできるようになりました。これにより、Google スプレッドシートの機能を活用してデータをさらに分析できます。レポート内のデータをエクスポートするには、レポートの右上にある アイコン(「このレポートの共有」)をクリックした後、[ファイルをダウンロード] > [Google スプレッドシートにエクスポート] をクリックします。
2024 年 5 月 14 日
アナリティクス 360 のレポート コレクションにユーザーとグループを割り当てる
Google アナリティクス 360 プロパティの管理者は、ユーザーまたはグループをレポート コレクションに割り当てることができます。これにより、個々のユーザーに合わせてレポート コレクションをカスタマイズできます。たとえば、マーケティング チームにはマーケティングに焦点を当てたレポートを、プロダクト チームにはプロダクトに焦点を当てたレポートを、CEO には概要レベルのエグゼクティブ サマリーを表示できます。
レポート コレクションにユーザーまたはグループを割り当てる方法についての詳細
2024 年 5 月 7 日
保存済みの比較
Google アナリティクス プロパティの管理者または編集者は、Google アナリティクス 4 プロパティに比較を保存できるようになりました。保存済みの比較を使用すると、プロパティにアクセスできるユーザー全員が、気になるユーザーベースを比較できます。なお、これらのユーザーベースを分析するたびに比較を再作成する必要はありません。
また、保存済みの比較を通じてオーディエンス ベースの条件を定義できるようになりました。これにより、高度なユーザー セグメントに基づいてレポートを作成できます。たとえば、オーディエンス名 = 「高価値ユーザー」として比較を定義できます。
すぐに使用を開始できるよう、よく使用される比較については、事前構築された保存済みの比較が用意されています。
2024 年 4 月 23 日
Google アナリティクス 4 オーディエンス向けのユーザーデータ インポート
Google アナリティクス 4 のオーディエンスでのユーザーデータ インポートの動作を改善しました。ユーザーデータ インポートでインポートしたデータは、ユーザー ID またはクライアント ID を使用して結合され、ユーザーが既存の GA4 オーディエンスの対象となるか精査するための条件としてすぐに利用できるようになりました。ユーザーがさらにアクティビティを行う必要はありません。つまり、アナリティクスにインポートされたユーザーが、既存の GA4 オーディエンスの条件を満たしている場合は、そのオーディエンスにすぐに追加されます。
たとえば、ユーザーのロイヤリティ レベルを指定する、ユーザー スコープのカスタム ディメンションに基づいて、ロイヤリティ レベルが「ゴールド」のオーディエンスを作成したとします。ユーザーデータ インポートでロイヤリティ レベルをアップロードすると、インポートされたロイヤリティ レベルが「ゴールド」のユーザーが GA4 オーディエンスにすぐに追加されます。そのようなユーザーがウェブサイトやアプリでアクティブになるまで待つ必要はありません。
2024 年 4 月 9 日
Salesforce からのデータ インポート
データ インポートのデータソースとして Salesforce が追加されました。Salesforce から Google アナリティクスにデータをオフライン イベント データとして直接インポートできるようになりました。日単位または時間単位でインポートを実行するようスケジュール設定したり、インポートする Salesforce の既存のマイルストーンと属性を選択したりできるようになります。Salesforce マイルストーンは GA4 イベントとして収集されます。また、既存の Salesforce 属性を GA4 ディメンションとしてインポートすることもできます。
Salesforce データ インポートを実装する方法の詳細
2024 年 4 月 3 日
ディスプレイ&ビデオ 360(DV360)のリンクに関する最適化案
リンクされていないディスプレイ&ビデオ 360 広告主が検出されると、DV360 広告主を Google アナリティクスにリンクするようすすめる最適化案が表示される場合があります。ディスプレイ&ビデオ 360 広告主をリンクすると、アナリティクスのオーディエンスとコンバージョンをディスプレイ&ビデオ 360 にエクスポートできます。また、キャンペーンの費用データとユーザー エンゲージメントのデータをアナリティクスで確認して、キャンペーンをより正確に測定することができます。
2024 年 3 月 27 日
コンバージョンとキーイベント
先日お知らせしたとおり、Google では Google アナリティクスのレポートを簡素化するよう広告セクションを更新して、広告主様とパブリッシャー様に関連するすべてのレポートを一か所にまとめます。
このアップデートに伴い、Google 広告とアナリティクスでコンバージョンの定義方法を統一することで、これら 2 つのプラットフォームでコンバージョンの測定とレポートをもっとシンプルで直感的に行えるようにします。
これまで、アナリティクスでコンバージョンとしてマークされた重要なイベントは、Google 広告のコンバージョンとは異なる方法で測定されていたため、プラットフォーム間でコンバージョン数に不一致が生じていました。
今後、ビジネスの成果にとって重要なアクションを測定するイベントは「キーイベント」と呼ばれるようになります。ユーザーの皆様は、ウェブサイトとアプリのユーザー エクスペリエンスを高めるためにキーイベントの行動データを使用できます。
「コンバージョン」は、広告キャンペーンのパフォーマンスを測定し、入札戦略を最適化するために使う重要なアクションを指すようになりました。Google 広告とアナリティクスで「コンバージョン」の定義が統一されたことで、今後は Google 広告とアナリティクスの両方のレポートでコンバージョンに基づく一貫したパフォーマンス指標を確認できます。
Key Events and Conversions in Google Analytics: What's new
2024 年 3 月 20 日
ユーザー ID なしでユーザー提供データを収集
今回のアップデートにより、ウェブサイトまたはアプリからユーザー提供データを収集する前にユーザー ID を送信する必要がなくなりました。ユーザー ID を送らずにユーザー提供データを収集すると、送信されたユーザー提供データを利用してハッシュ化および仮名化されたユーザー ID が Google により作成されます。その結果、クロス プラットフォームのユーザー レポートの精度が向上し、コンバージョンの測定とオーディエンスの共有を強化できるようになります。
さらに、ユーザー ID、クライアント ID、アプリ インスタンス ID などの標準の識別子のほかにユーザー提供データを使用して、ユーザー提供データの削除をリクエストできるようになりました。
2024 年 3 月 8 日
Google Marketing Platform Admin API
Google マーケティング プラットフォーム ユーザー向けに新しい API の最初のバージョンが導入されます。これにより、組織管理者は以下のことができるようになります。
- 標準版とアナリティクス 360 間でプロパティをアップグレードまたはダウングレードする
- Google アナリティクス アカウントを組織にリンクする
今回のアップデートにより、Admin API のアカウント リストに組織の詳細情報が含まれるようになり、既存の Admin API が新しい Google Marketing Platform Admin API に接続されます。
Google Marketing Platform Admin API に関する詳細
2024 年 3 月 6 日
ユニバーサル アナリティクス 360 サービスの変更
以前お知らせいたしましたとおり、2024 年 3 月より、ユニバーサル アナリティクス 360 の広告機能(リマーケティング、コンバージョンのエクスポート、入札単価の最適化)は、欧州経済領域(EEA)からのトラフィックに対するサポートを終了します。また、リアルタイム レポートと Realtime API、リアルタイムの BigQuery Export などの一部の機能については、ユニバーサル アナリティクス 360 のすべてのトラフィックでのサポートを終了します。
詳しくは、サポートが終了したユニバーサル アナリティクス 360 の機能についての記事をご覧ください。
2024 年 2 月 28 日
メインのチャネル グループ
編集可能な新しいチャネル グループで、すべてのチャネル レポートのデフォルトのレポート チャネルとなる、メインのチャネル グループが追加されました。チャネルとは、ルールに基づいて分類されるトラフィック ソースの定義を指します。チャネルを使用すると、お客様のウェブサイトにトラフィックを送信するすべてのチャネルのパフォーマンスをモニタリングできます。メインのチャネル グループでは、デフォルトのレポート チャネルを管理して、過去のデータ全体に最新の定義を反映したカスタム チャネル グループをすべて維持しながら、時間の経過に伴うカスタム チャネルの変更の記録を過去のレポート用に作成することができます。
メインのチャネル グループの最初の条件はデフォルト チャネル グループと同じであるため、メインのチャネル グループの条件を変更しない限り、メインのチャネル グループの過去のデータはすべてデフォルト チャネル グループのデータと一致します。その後、メインのチャネル グループの条件は既存のカスタム チャネル グループの設定にいつでも設定でき、それ以降は、メインのチャネル グループのデータにそのカスタム チャネル グループの条件が適用されます。
プライマリ ディメンション選択ツール、カスタム レポート、データ探索ツールからは引き続き、デフォルト チャネル グループおよびすべてのカスタム チャネル グループにアクセスできます。
2024 年 2 月 22 日
[広告] セクションの更新
Google アナリティクスのレポートを簡素化するために、[広告] セクションが更新され、広告主様とパブリッシャー様に関連するすべてのレポートが 1 か所にまとめられます。今回の更新により、行動またはパフォーマンスのレポートで以下のセクションを使用できるようになります。
- [レポート] セクションでは、ウェブサイトやアプリの利用状況について詳しく把握できるため、サービスとユーザー エクスペリエンスを改善できます。
- [広告] セクションは、パブリッシャー様にとっても、広告主様にとっても、キャンペーンをモニタリングおよび分析するためのハブとして使用できます。
また、[探索] セクション、カスタム レポート、Data API では、行動に関するインサイトと、広告キャンペーンについて匿名化および集約されたインサイトも確認できます。
本日より、以下の変更の適用が開始されます。
- Google 広告、Google マーケティング プラットフォーム、パブリッシャー様向けのレポートと機能が、[広告] セクションに表示されます。
- [広告] セクションにアクセスするには、Google 広告、AdSense、AdMob、Google アド マネージャー、または Google マーケティング プラットフォームのアカウントへのリンクが 1 つ以上必要となります。
- パブリッシャー広告レポートが [広告] セクションに移動します
これらの更新により、行動に関するインサイトと、広告またはパブリッシャーに関するインサイトを通じて、よりカスタマイズされたサービスを利用できるようになります。現在、広告キャンペーンを運用しているか、広告を使ってプロパティを収益化している場合は、これらの行動につながるインサイトを引き続き取得できるように、広告アカウントがリンクされていることを確認してください。アカウントがリンクされていない場合は、広告アカウントまたはパブリッシャー アカウントにリンク設定することを求めるページが表示されます。
2024 年 2 月 13 日
トレンドの変化の検出
トレンドの変化の検出は、微妙ながらも長期間にわたって見受けられる重要なデータの傾向の変化を表示する新しいタイプのインサイトです。データの変化を検出するという点で、異常検出と類似していますが、主な違いは、異常検出ではデータの急激な増減がハイライト表示されるのに対し、トレンドの変化の検出では長期間にわたるより微妙な変化がハイライト表示される点です。
Google アナリティクスでは、こうした変化がホームページの [分析情報と最適化案] セクションにあるインサイト カード、レポートのスナップショットと広告スナップショット、インサイトハブに表示されます。
2024 年 2 月 9 日
イベント パラメータの上限の引き上げ
Google アナリティクス 360 プロパティでは、モバイルアプリの Firebase 向け Google アナリティクス SDK で収集されるイベント パラメータ値の長さの上限が、100 文字から 500 文字に引き上げられました。
Google アナリティクス 360 のデータ収集の上限に関する詳細
2024 年 2 月 8 日
手動トラフィック ソースのディメンションとレポート
ユーザー スコープ、セッション スコープ、イベント スコープのバリエーションの、プラットフォームに依存しないトラフィック ソースの 8 つの新しいディメンションを追加しました。これらの新しいディメンションは、有料トラフィックとオーガニック トラフィック、Google メディア、第三者メディアに一貫して適用されるため、クロスチャネル レポート、データ探索、セグメント、オーディエンスでユーザーの行動とパフォーマンスをより効果的に分析できます。
- 手動の参照元
- 手動のメディア
- 手動参照元 / メディア
- 手動キャンペーン名
- 手動キャンペーン ID
- 手動キーワード
- 手動コンテンツ
- 手動参照元プラットフォーム
これらの新しいディメンションは、ウェブサイトの場合はクリック URL で渡される UTM パラメータ値、モバイルアプリの場合は campaign_details イベントで渡される以下の新しい UTM 値に基づいて入力されます。
- FirebaseAnalytics.Param.CAMPAIGN_ID
- FirebaseAnalytics.Param.SOURCE_PLATFORM
セッション スコープのディメンションは、新しい手動レポートでも利用可能です。この手動レポートには、ライフサイクル コレクションの集客サマリー レポートで [手動で作成したキャンペーンを表示] をクリックするとアクセスできます。手動レポートの詳細
2024 年 2 月 7 日
サブプロパティと統合プロパティ向けの検索広告 360 とディスプレイ&ビデオ 360 のリンク
検索広告 360 とディスプレイ&ビデオ 360 にサブプロパティと統合プロパティをリンクする機能が追加されました。リンクの設定は、通常のプロパティの場合とまったく同じように機能します。リンクすると、通常のプロパティと同じ方法で、Google アナリティクスから同じデータが送信されます。
この機能により、顧客はサブプロパティのデータのサブセット、または統合プロパティのプロパティをまたいだデータのスーパーセットを検索広告 360 やディスプレイ&ビデオ 360 と共有して、オーディエンスのサブセットまたはスーパーセットに広告を配信できるようになりました。
詳しくは、Google アナリティクスを検索広告 360 およびディスプレイ&ビデオ 360 にリンクする方法をご覧ください。
2024 年 1 月 31 日
Google Play Console の最適化案
リンクされていない Google Play アプリが Google アナリティクスのプロパティに関連付けられていることが識別されると、Google Play Console アカウントと Google アナリティクスのリンクを促す最適化案が表示されるようになりました。Google Play Console アカウントをリンクすると、Google アナリティクス 4 のレポートでアプリ内購入と定期購入の指標を確認できるようになります。
2024 年 1 月 30 日
サービス内ヘルプ
利便性を高め、迅速なサポートを提供するための新しいヘルプ オプションが Google アナリティクス 4 に追加されました。これらの新しいオプションには、Google アナリティクスの右上にあるヘルプボタン からアクセスできます。
- このページの詳細: 表示中の Google アナリティクスのページの機能に関する詳細な案内が表示されます。
- ガイドを見る: 表示中のページに関連する主な操作手順を説明する使い方ガイドを開きます(利用可能な場合)。
- その他のサポート: Google アナリティクス ヘルプセンターで情報を見つけたり、Google アナリティクスのヘルプ コミュニティに参加してさらにサポートを得たりすることができます。
- フィードバックを送信: 問題が発生した場合、Google アナリティクス チームにフィードバックを送信できます。